Profiel van Yamano★★★「26歳」からのプロサッカー人生!不可能を...Foto'sWeblogLijsten Extra Help

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    15 december

    「28歳」になりました!!

     

     

    どうも、道明Yojiです。

     

     

    「12月14日」をもちまして、僕は「28歳」になりました。

     

     

    実は、「ノストラダムス」(分かります?)と同じ誕生日です。

     

     

    そして、イングランド代表サッカー選手「マイケル・オーウェン」とは、生まれた年(1979年)、誕生日…全て一緒です。ポジションは彼が「FW」、僕が「GK」なので真逆ですが、全く同じ生年月日として、いつの日か、同じピッチの上で闘えれば最高だと思います。

     

     

    「27歳」の1年間を総括すると…。

     

     

    まあ、率直に申し上げまして、非常に「悔しい」「もどかしい」「歯がゆい」…1年間でした。

     

     

    2006年11月…。ホンジュラスのプロサッカーチーム「Lenca(レンカ)」にて、出口の見えない意味不明の「書類問題」に悩まされていた僕は、意を決して、「26歳」にしてようやく掴んだ「プロサッカー選手」という地位を捨て去り、ホンジュラスを離れ、「新たな挑戦」を始めました。

       

     

     

    当初は、「すぐに新契約チームは決まる」と信じていました。「自信」もありました。だからこそ、「新たな挑戦」を始めたのです…。

     

     

    しかし、そうは簡単に事は進みませんでした。

     

     

    ジャマイカでは、「サッカー人生最大の屈辱」を受けました。そして、ジャマイカで迎えた「27歳」の誕生日は、正に屈辱にまみれた「涙の誕生日」となりました。しかし、「1%の可能性」だけはジャマイカに残してきました。

     

     

     

    その後、ホンジュラスに帰り、知り合いのツテでホンジュラス1部リーグ(日本のJ1に相当)のプロチームの練習参加が実現しました。しかし、ここでも屈辱的な扱いを受けました。

       

     

     

     

    そうこうしてると、パナマのアミーゴ、ドナルド・ゴンサレス(元パナマ代表正GK)から連絡があり、「Yojiをパナマ1部リーグのチームに推薦したい」と言われ、ホンジュラスからバスで4カ国の国境を越える「人生最大の旅」をして、パナマに上陸しました。

     

     

     

     

     

    しかし「Yojiをパナマ1部リーグのチームに推薦したい」という言葉はどこへやら…。4カ国を超えるバスの旅を経て、ようやくパナマに辿り着いたその30分後、ドナルド・ゴンサレスの口から「やっぱ、推薦するチームが無くなった」という、信じられない言葉が発せられました。

     

     

    「何のために、パナマまで遥遥やって来たのか!?」 

     

     

    さらにパナマで僕を待っていたのは、想像を遥かに超えた劣悪なサッカー環境、レベルの低さ、そして怪我(現在の怪我と反対の足)…。

     

    「サッカー人生最大のカルチャーショック」「サッカー人生最大の修羅場」を経験しました。

     

     

     

     

    そして、挙句の果てには、5万円相当する僕のデジカメが盗まれました。警察沙汰になり、検事から事情聴取を受けるなど、どんどん異常な事態に巻き込まれていきました。

     

     

    最後は、事が大きくなったことで、犯人が逆恨みして僕を襲いに来る危険性まで出てきたので、命からがらパナマを離れ、日本へ帰国することになりました。

       

     

     

     

     

    日本帰国2ヶ月半後…。ジャマイカのチームから連絡があり、残っていたジャマイカでプレーする「1%の可能性」も完全消滅しました。

     

     

    とあるJリーグチームの関係者に連絡を取るも、「興味が無い」と一蹴されました。

     

     

    八方塞となり途方に暮れてた時、大学時代の知り合いから連絡があり、「オーストリアに知り合いが居る」と言われ、決して確信が持てる話ではないと分かっていても、その時の僕には他にチャンスは無く、「オーストリアに行くか?それともこのまま引退するか?」の二者択一を迫られているのと同じ状況だったので、

     

     

    「ならば、生きるか死ぬかでオーストリアに行くしかない!!」

     

     

    …と決意し、オーストリアに上陸しました。

     

     

     

    しかし、やはり案の定、オーストリアで「チャンス」は訪れませんでした。

     

     

    それでもようやく、「チームとしては興味無いけど、一緒に練習だけは、1回してあげても良い」と言うプロのGKコーチが知り合いを通じて現れ、僕は彼の居る「バッド・オーセー」という田舎町に向かうことを決断しました。

     

     

    ところがその前日、僕は自主練習の際に怪我を負ってしまいました。

     

     

     

    当初は「こんなの、1週間もすれば治る」と思っていたのですが、何とこの怪我が、4ヶ月以上経った今でもまだ治らず、「サッカーするため」に遥遥オーストリアまで上陸したのに、「オーストリアに来てからの5ヶ月間、ただの1度もサッカーできていない」という、考えられないような状況に陥りました。

     

     

     

    …こうして迎えた、「28歳の誕生日」だったのです。

     

     

     

    いや~…。こうやって文章にしてみると、我ながら凄まじい修羅場の連続ですね(笑)。

     

     

    まあ、僕のこの1年間を見れば、普通の人ならサッカーを辞めていたであろう出来事は、少なくとも10回はあったと思います。いや、ひょっとすると、もっともっとあったかもしれません。なぜなら、上記したのが、今年起こった全ての修羅場ではないのですから…。

     

     

    しかし、僕はそもそも「普通の人」ではありません(ある意味「バカ」です)。僕が「普通の人」なら、6年前(大学卒業時)に、とっくにサッカーは辞めていたでしょう。そして、この「6年間」の中でも、「普通の人」ならサッカーを辞めていたであろう出来事は、優に100回以上ありました。

     

     

    それでも、僕は続けてきたのです。

     

     

    「修羅場」と前述しましたが、それは、後から振り返ってみて「あの時は、修羅場だったのかもしれないなあ~」と思うだけのことであって、その出来事が起こっている最中は、多くの場合、僕はそれが修羅場だとは感じていないのです。

     

     

    なぜか?

     

     

    それは、僕が「笑顔」だからです。

     

     

    「笑顔」は、修羅場も壁も何事も無かったかのようにすり抜けることができる、ドラえもんの「通り抜けフープ」のようなものです。

     

     

    僕は、これだけの凄まじい出来事が起こった「27歳」という1年間も、常に「笑顔」だけは絶やさず活動してきました。だから、「苦労」だと感じたことすら1度も無いし、「我慢」だ「忍耐」だなんて、考えたことさえありません。ただ、「楽しんで」活動してきただけです。

     

     

    「七転び八起き」という言葉があります。

     

     

    「七転び」どころか、「千転び」くらいしましたが(笑)、ならば、「千一起き」すれば良いだけの話です。極めてシンプルです。

     

     

    「千転び千一起き」

     

     

    「27歳」という年は、確かに転びまくりました。

     

     

    しかし、だとすれば、必ず「28歳」という年は、起き上がるのです。

     

     

    「七転び八起き」という言葉に当てはめると、意味は違いますが、「27歳」の「7」は「7転び」…そして、「28歳」の「8」は「8起き」…つまり、「28歳」の僕は、いよいよ起き上がって、大きな「成功」を掴む可能性が高いのです!!(半分、こじつけです)

     

     

    自分の人生の中で起こった様々な出来事を、1年ごとに区切って表に書いてまとめてみました。

     

     

    すると、不規則にいろんな出来事が起こっていると思われがちな人生ですが、実は、ある一定の「サイクル」の中でグルグル回っていることに気が付きました。

     

     

    まず、今年のような1年は「新たな挑戦の年」と言えます。挑戦は、痛みも伴います。

     

     

    そして、挑戦の次の1年は「成功の年」です。「2005年」に、生まれて初めてプロサッカーチームと契約し、人生最大の『夢』を叶えた年は、この「成功の年」でした。

     

     

    最後に、成功の次の1年は「成功をキープする年」です。2005年に初プロ契約した後は、「2006年」に契約延長するなど、曲りなりにも、成功をキープできていました。

     

     

    …→「新たな挑戦の年」→「成功の年」→「成功をキープする年」→…。

     

     

    この1年区切りのサイクルが、3年ごとに回っているのが、ここ10年間の僕の人生だと言えます(あくまでも僕の人生サイクルなので、他の人には当てはまりません)。

     

     

    そしてこのサイクルでいくと、「27歳」だった今年「2007年」が「新たな挑戦の年」だったのだから、「28歳」で迎える「2008年」は…「成功の年」になるのです!!

     

     

    やったー、やったー!!(笑)

     

     

    確かに、「2005年」にプロになって大願成就させた年の前年…「2004年」には、アメリカに初上陸してトライアウトを受けるも、木っ端微塵に打ち砕かれ、「無所属」になり、半年以上もサッカー環境を失い、ボールすら蹴ることができない「引退の危機」に追い込まれるなど、今年「2007年」に起こっている状況と、ほぼ一緒…。ということは来年「2008年」は…。

     

     

    あの時と同じ匂いを、プンプン感じるのです。

     

     

    自分で自分の人生を分析し、そして実際に肌で感じている「人生サイクル」なので、どんなに有名な占いよりも、自分の中では確信に近いものがあります。

     

     

     

    長くなりましたが、とにかく、「28歳」で迎える「2008年」は、僕にとって「成功の年」になるということなのです!!

     

     

    1日も早く、家族や、その他、応援して下さってる方々に良い報告ができるよう、これからも「笑顔」で前に進んでいくのみです。

     

     

    誰も僕を止めることはできません。止められるのは、自分だけです。

     

     

    「千転び千一起き」!!

     

     

    では!!

     

     

    ※近所のネットカフェのおじちゃんに、少しながら祝ってもらいました!(レッドブル2本、パン、花、ネット券2時間分をいただきました!) 異国の地で、とりあえずこうして「笑顔」で、平穏無事に誕生日を迎えられたことに、僕は「幸せ」を感じます!ダンケ!

     

    2007年12月14日。「28歳」の誕生日in Bad Aussee!! 006

     

     

     

    ※ちなみに僕が着ているセーターは、「親日おばちゃん」に借りた物…。こんなに寒くなるまでオーストリアに居ることになるとは思ってなかったので、冬服を持ってきてなかったんです…。穿いてるジャージは、日本で友達にもらった物…。ここは田舎町なので、いつもジャージで出歩いています!

     

    2007年12月14日。「28歳」の誕生日in Bad Aussee!! 008

     

     

     

    12 december

    不可解だらけの「クラブW杯」!改革、求む!

     

     

    <動画> 「クラブW杯 準決勝『ACミランVS浦和レッズ』」

     

     (白が「ACミラン」、赤が「浦和レッズ」)

     

        

     

     

     

    <動画> 「クラブW杯 準決勝『ボカ・ジュニアーズVSエトワール・サヘル』」

     

     (紺&黄色が「ボカ・ジュニアーズ」、赤が「エトワール・サヘル」)

     

        

     

          

     

     

     今年もまた、「クラブW杯」が開幕しました。これで、3大会目…。

     

     

     いろいろな意見があるかと思いますが、僕個人としては、「クラブチームのW杯を行う」…という画期的なアイデアは大変おもしろく、大賛成です。今後、この大会がもっともっと世界的に認知され、名誉と権威ある大会に育ってくれることを、心より願っています。

     

     

     しかし、そのためには、課題も山積みです。現時点では、明らかな問題点が多く目立つ、不可解な大会になってしまっています。

     

     

     まず、この「トーナメント表」を見て、誰も何も思わないのでしょうか?明らかに矛盾だらけの日程なのですが、そこを指摘しているメディアを目にしたことがありません。

     

     

    ※「2007年クラブW杯 トーナメント表」 何じゃこりゃあ!?

     

    tournament

     

     

     

     

     この大会は、あまりにも「南米」&「ヨーロッパ」に有利な日程になっています。

     

     

     「北中米カリブ海地区」、「アジア」、「アフリカ」、「オセアニア」のチームが先に試合を行い、潰し合いをして「疲弊」した後、中2日というあまりにもハードかつメチャクチャなスケジュールで、万全のコンディションで待ち構えている「南米」&「ヨーロッパ」のチームと対戦させられる仕組みになっています。

     

     

    <動画> 「2007年 クラブW杯 『エトワール・サヘルVSパチューカ』」

     

     (赤が「エトワール・サヘル」、白が「パチューカ」)

     

       

     

             

     

    <動画> 「2007年 クラブW杯 『浦和レッズVSセパハン』」

     

        

     

             

     

     

     何だか、主催者側の「南米VSヨーロッパで、何としても決勝を闘ってもらいたい。その方が視聴率もとれるし、大会も盛り上がる」…という魂胆が丸見えで、とてもじゃないけど納得できません。極めて、不公平な大会です。

     

     

     確かに、「公平」な日程で闘っても、「南米」と「ヨーロッパ」が強いのは認めます。それは間違いないです。

     

     

     しかし、「強い」からと言って、日程まで有利になってしまう国際大会を、僕は見たことがありませんし、そんなの絶対におかしいです。

     

     

     国と国が闘う「W杯」は、「強い」からと言って、「南米」と「ヨーロッパ」の国がグループリーグを免除で、決勝トーナメントから闘う…なんてことはありますか?そんなことは、ありません。

     

     

     「国際大会」というのは、強者も弱者も関係なく、全てのチームが「公平」な日程で闘うからこそ、意味があり、価値があるはずです。そもそも、「公平な日程」というのは、国際大会を行う上での、最低条件です。でないと、国際大会など、成立しません。

     

     

    …それが、こんな不公平な日程で闘うのなら、それはもう、国際大会とは言えません。

     

     

     サッカー経験者なら、「中2日」で次の試合を闘うというのが、どれほど大変なことか、分かると思います。しかも、その強行日程で、「格上」と闘わなければならないのです。さらには、時差がある「異国の地」、日本で…。これでは、本来、起こせるはずの「番狂わせ」も、起こせなくなります。それとも、「番狂わせ」を起こさせないために、わざとこの日程なのか?「番狂わせ」は、国際大会の醍醐味の1つのはずなのですが…。

     

     

     こんな不公平な日程を組むくらいなら、いっそのこと、「開催国枠」を廃止して(これに関しては下に詳しく書いてあります)、「南米」と「ヨーロッパ」からは2チームずつ参加してもらい、「全8チーム」でトーナメントを行った方が良いと思います。「全7チーム(昨年までは、全6チーム)」という中途半端なチーム数で大会を行うから、こんな不公平な日程になるわけで、それなら「全8チーム」にして、全てのチームが1回戦から闘う公平な日程にした方が、絶対に良いです。

     

     

    Yoji提案!「公平なトーナメント表」!

     

    「クラブW杯」の公平なトーナメント表!(2007年12月)

     

     

     

     「ヨーロッパのチームはハードスケジュールの中、来日しているのだから、万全のコンディションではない」…という意見もよく聞かれますが、これも、おかしい…。なぜなら、他の大陸のチャンピオンチームだって、メチャクチャ、ハードスケジュールの中で来日しているのです。それはヨーロッパのみならず、どの大陸も一緒。メディアが報じないから、知られてないだけです。

     

     

     

     そして、「大会日程」と共に、もう1つ疑問を感じるのが「開催国枠」です。

     

     

     僕としては、「開催国である、母国・日本のチームに、何としてもクラブW杯に出場して欲しい!」という強い気持ちは、当然、あります。

     

     

     しかし、「開催国枠」というものができてしまったおかげで、他の大陸と比べてレベルが落ちるアジアから「2チーム」も出場するという、不可解な事態が起こってしまいました。

     

     

     しかも、「開催国枠」のおかげで、浦和レッズの「ACL王者」という偉業の価値が下がってしまったような気がします。

     

     

     なぜなら、日本のファンなら、「ACL王者かつ、開催国枠である浦和レッズの代わりに、アジア枠として、ACL準優勝のセパハンがクラブW杯に出場」…ってややこしい事情も分かりますが、世界各国のサッカーファンたちは、「なぜ、アジアから2チーム出場なのか?」と疑問が起こり、そしておそらく、「浦和レッズは、開催国枠。セパハンがACL王者なんだろうな…」と勘違いしているに違いないのです。

     

     

     日本のためを思って作った「開催国枠」が、逆に、浦和レッズの「ACL王者」という快挙の価値を落としてしまっている…。日本人には、事情が分かるかもしれませんが、世界の人々には、分かりません。ここが非常にもどかしいのです。

     

     

     それでも、どうしても「開催国枠」を残したいのであれば、「オセアニア枠」を撤廃して、オセアニアとアジアを統一した「アジア・オセアニア枠(出場枠は1チーム)」を作り、一緒に予選を闘わせた方が良いと思います。アジアとオセアニアは距離的にも近いので、問題ないはずです。

     

     

    <動画> 「2007年クラブW杯 『セパハンVSワイタケレ』」

     

     (黄色が「セパハン」、白が「ワイタケレ」)

     

     このカードなどは、「クラブW杯」本大会で組むべきカードなのでしょうか?これは、予選(アジア・オセアニア予選)で行うべき試合のような気がします…。

     

       

     

     

             

     

     今日の提案は、2つ…。

     

     

     「南米&ヨーロッパに有利という、不公平な日程を組むくらいなら、南米、ヨーロッパ…それぞれ2チームずつ参加させ、全8チームでトーナメントを行い、全てのチームが1回戦から出場する、公平な日程でクラブW杯を行って欲しい」

     

     

     そして…

     

     

     「開催国枠の廃止。アジアからは、ACL王者の1チームのみ出場。もし開催国枠を残すなら、アジアとオセアニアを統一した枠を1つ作る」

     

     

     

     …この2つだけは、何とかFIFAに改善してもらいたいです。

     

     

     そうすれば、より「クラブW杯」が楽しめ、より「名誉」と「権威」ある大会に育っていくのではないかと思います。

     

     

     個人的には「クラブW杯」に凄く興味があり、行われている試合はどれも白熱しているみたいなので、この大会がより発展していってくれることを、心より願っています。

     

     

     

     頼むよ、FIFA!!

     

     

     


    09 december

    「岡田ジャパン」誕生!!…について思うこと。

     

     日本代表の新監督が、「岡ちゃん」こと岡田武史監督に決まりました。

     

     

     世間ではいろいろな意見があるかと思いますが、個人的には、「期待大」です。

     

     

     ヨーロッパ人の監督が就任すれば、ヨーロッパのサッカーをして…。

     

     

     南米人の監督が就任すれば、南米のサッカーをして…。

     

     

     日本サッカー界はもう、こういうのを「卒業」すべき時期にきていると、以前から感じていました。

     

     

     トルシエがやっていたのは、ヨーロッパスタイル。しかし、その厳しい指導法が、「言われたことは、きっちり遂行する」…日本人の特徴にピッタリと合っていたので、素晴らしい結果が出ました。

     

     

     ジーコのサッカーは、完全に南米・ブラジルスタイル。批判は多かったですが、あのサッカーは、決して悪いわけじゃないです。むしろ、「個人能力」が高く、選手1人1人が高い「個人戦術」を持っているチームなら、メチャクチャ機能するサッカーだったと思います。しかし、日本がやるには「20年」早かったのかもしれません。

     

     

     オシムは「日本サッカーの日本化」と目標を掲げていましたが、やはり、やっていたのは「ヨーロッパのサッカー」だったと思います。それはある意味、仕方のないことです。選手としても、監督としても、人間としても、ルーツがヨーロッパにあるのだから、そうなるのは当然です。

     

     

     どこかの国のマネをしても、決して「オリジナル」には勝てません。

     

     

     成功するか、失敗するかは別にしても、ここら辺で日本サッカー界は本格的に、「日本人にしかできない、日本独自のサッカー」の構築にトライすべきだと思っていました。

     

     

     岡ちゃんなら、やってくれそうな予感もします。

     

     

     まず、彼は「魂」のこもった監督です。10年前に日本代表監督を務めていた時には、合宿の際、やる気が感じられない選手に向かって、「闘えない選手は、去れ!」と言って、本当に帰らせたこともあります。

     

     

     そして、昨今の日本サッカー界では、何でもかんでも「若手」にしか注目しない悪い傾向がありますが、岡ちゃんは、しっかり「ベテラン」も大事にする監督です。札幌でも横浜でも、ベテランの力を最大限に発揮させていたと思います。

     

     

     何より、「日本人にしかできない、日本独自のサッカー」をするなら、やはり、本当の意味で日本を知り尽くしている、「日本人監督」以外にありえないような気がします。

     

     

     またもう1ランク「成長」が必要な時には、外国人監督を招聘すれば良いわけで、今の日本サッカー界は、どちらかと言うと「成長」の時期ではなく、第一次「成熟」の時期に差し掛かっていると思います。この時期は、やはり「日本人監督」が適任です。

     

     

     思えば、「日本代表」に最も感情移入できていたのは、岡ちゃんが監督を務めていた、あの「98年フランスW杯」の時でした。負けはしたけど、少なくとも昨年のW杯よりは良いサッカーをしてたし、「魂」も伝わってきました。

     

     

     岡ちゃんが監督に就任したので、また久々、日本代表に感情移入できそうです。

     

     

     「今までオシムが積み上げてきたサッカーを踏襲するのか、しないのか…?」という議論も世間では行われているようですが、僕は、「全く別のチームを作り上げた方が良い」…と思います。

     

     

    そもそも、この世界は、監督が変われば、やるサッカー、選手選考、コーチ陣…全て変わるのは当然です。岡ちゃんは岡ちゃんの「色」を出してくれることを、僕は期待しています。絶対にその方が良いです。

     

     

     

     今、僕の中でとんでもない「予感」があるのですが、それは…

     

     

     「もし、南アW杯に出場が決まれば、岡ちゃん、今度はカズ(三浦知良選手)を代表に電撃召集するのではないか!?」

     

     

     …です。これは、願望でもあります(笑)。ただ、僕としては、カズには絶対、W杯の舞台に立たせるべきだし、カズなら、W杯の舞台に立てば、必ず「何か」をやってくれそうな予感がするのです。

     

     

     10年前、岡ちゃんで始まったカズの日本代表における「悲劇」は、12年後の南アW杯にて、再び岡ちゃんの手により、「感動のドラマ」になる…。ん~…これは「あり」でしょう!!(笑)

     

     

     

     まだ正式に岡ちゃんに決まる前から、なぜか「岡田就任」で大騒ぎになってしまった点は、オシムの時と同じで、何だか釈然としない面もありますが、「岡田ジャパン」が正式に誕生した今、僕は心から応援したいと思います。

     

     

     岡ちゃんなら、世界のどこでプレーしている選手でも、しっかり見てくれそうなので、僕のモチベーションも上がります。

     

     

     いけー、いけー、岡ちゃん!!

     

     

    ※福田総理じゃないですよ!!

     

    「岡田ジャパン」誕生!!(2007年12月)

     

     

     

    <動画>全然、今日のテーマと関係ないですが、我らが「ホンジュラスの英雄」ダビド・スアソ(インテル・ミラノ所属)がゴールを決めました(ラツィオ戦)!!

     

        

     

     

     

     

     

    05 december

    <第9回>「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー!~~ なぜホンジュラスはW杯に出場できないのか? ~~ (後編)

     

     (中編)からの「つづき」です!!

     

     

    <理由 4> 「政治力、経済力が無い」

     

     

    「スポーツに、政治力や経済力が関係あるのか!?」…という反論が出てきそうですが、現実には、残念ながら深い関わりがあるようです。

     

     

    例えば<理由 3>で話した、「アジアのW杯出場枠が、なぜ多いのか?」に関してですが、これは、「韓国の政治力+日本の経済力により、FIFAから枠を増やしてもらった」…との説があります。

     

     

    また、「94年アメリカW杯」では、日本がアジア最終予選でイラクに引き分けた「ドーハの悲劇」が有名ですが、その試合では、異様に「日本びいき」…つまり、異様に「イラクに厳しい」審判のジャッジが下っていた…という話もあります(確かに、ゴン中山のゴールは、明らかなオフサイドポジションだった記憶が…)。

     

     

    なぜ、こんなことが起こったのか?

     

     

    要するに、この時のW杯開催国であったアメリカは、政治的に仲の良くないイラクやイランにW杯に来て欲しくなかったがために、裏で何かしらの「力」が働き、このように、「イラクに厳しい」ジャッジが日本戦でも見られる事態が起こってしまったらしいのです。

     

     

    事の真相は定かではありません。しかし、「政治力」と「経済力」は、スポーツの世界でも大きな影響を及ぼすのは間違いないと思います。

     

     

    数年前、アメリカで行われた「ソルトレークシティー・冬季オリンピック」では、明らかに不可解なジャッジで、アメリカがメダルを獲得する試合が続出しました。

     

     

    「2002年日韓W杯」においても、韓国戦で不可解なジャッジが続出し、世界中から非難を浴びました。

     

     

    その日韓W杯の韓国戦で敗れ、ジャッジと韓国に対する激しいバッシングを展開したイタリアですが、そのイタリア自身の国内リーグでは、度々「八百長問題」が起こります。これでは、韓国を批判する資格は無いように思うのですが…。

     

     

    日本においても、亀田兄弟の長男とランダエタとの最初の世界戦において、明らかに不可解なジャッジにより、ランダエタが敗北を喫しています。日本人として恥ずかしい出来事です。

     

     

    日本は「世界第2位の経済大国」ということで、どちらかと言うと、「政治力」「経済力」で恩恵を被る立場です。得をする立場なので、こういった出来事が起こっていることに、気が付き難いのです。

     

     

    しかし、ホンジュラスなど、言ってみれば「政治力」も「経済力」も無い小国は、度々、不可解かつ、不利な状況で闘わされる…という話をよく聞きます。

     

     

    前回記事でも書いた、「2002年日韓W杯」の北中米カリブ海地区・最終予選で、ホンジュラスが最終戦でメキシコに敗れ、W杯出場を逃した話ですが、ホンジュラス人によれば、その試合は、どう考えても不可解な試合だったそうです。まるで、ホンジュラスがわざと負けているかのようだったとか…。

     

     

    この試合に関してホンジュラス国内では、「八百長疑惑」が持ち上がっています。つまり、「ホンジュラスより裕福なメキシコが、裏金を渡して勝利を買ったのではないか?」と…。

     

     

    真相は定かではありませんが、最近、中南米人の「ハングリー精神」についての記事でも書いたように、彼らにとっては「名誉」「栄光」よりも、「お金」がまず最優先されます。

     

     

    中米最貧国の1つであるホンジュラスでは、「W杯出場」が決まっても満足なボーナスも支払われない可能性があります。そこに、それ以上のお金でメキシコから誘惑されたとしたら…。「お金」のためなら、簡単にサッカーも辞めてしまうほどの、ホンジュラス人です。この話も、一概に「無い」とは言い切れなさそうです…。

     

     

     

     

     

    <理由 5> 「自分の非を認めない」

     

     

    上に、「八百長疑惑」の話を書きましたが、実はこれこそが、ホンジュラス最大の「欠点」とも言うべきものなのです。

     

     

    つまり、負けても、自分たちの非を認めず、必ず「第3者」に責任転換するのです。この場合は「八百長」という、事実かどうかすら分からないものに責任転換され、肝心の、自分たちの闘い方や戦術に対する責任を認めません。

     

     

    この他にも、負ければ「審判の責任」「観客の責任」「マスコミの責任」「日本人GKの責任(笑)」…などなど、徹底して「第3者」に責任転換します。これは何もサッカーに限ったことではなく、日常生活の中でも、ホンジュラス人は自分の非を決して認めず、言い訳ばかりします。

     

     

    日本のように、何でもかんでも、すぐにペコペコ頭を下げるのもどうかと思いますが(…って言うか海外でそれをやると大変なことになる)、ホンジュラスのように、自身に明らかな非がある場合でも、かたくなに責任を「第3者」に転換する姿勢は、何事においても、その「成長」の妨げになっていると痛感しました。ホンジュラス人のこの国民性には、僕もほとほと疲れ果てたほどです(笑)。

     

     

    ホンジュラス人がこういう責任転換を続けている限り、W杯に出場することは不可能でしょう。

     

     

    「謝罪」は全く必要ないです。ただ、「なぜ負けたのか?」だけはキッチリ分析し、強化に生かして欲しいです。

     

     

     

     

     

    <理由 6> 「組織力が皆無」

     

     

    ここで言う「組織力」とは、サッカーのフィールド内に限ったことではなく、試合に臨む上でのサッカー協会のサポート面など、全てをひっくるめた「組織力」の意味です。

     

     

    経済力が乏しいために、満足なサポート体制が整いません。

     

     

    また、実際にホンジュラスのプロチームでプレーして感じたのは、試合に向けてのコンディション調整なども、メチャクチャです。常軌を逸したトレーニングをするので、ベストコンディションどころか、試合の時にはすでに満身創痍状態です(笑)。

     

     

    さらには、「給料未払い問題」や「誘拐事件」など、サッカーとは無関係な問題に、度々、足を引っ張られます。とにかくホンジュラスでは、ありとあらゆる不可解な問題が大量発生するので、サッカーに集中する、あるいはモチベーションを保つのが、極めて困難なのです。

     

     

     

    また、フィールド内でも、「組織力」は皆無です。

     

     

    日本が、「個人能力では劣るから、組織力で対抗」…ってサッカーなら、

     

     

    ホンジュラスは、「個人能力で勝てるから、組織力はイラネー」…ってサッカーです(笑)。日本の真逆(笑)。

     

     

     

    メキシコ、アメリカ、コスタリカなどは、やはり、しっかりとした「組織力」があり、「勝ち」に徹したサッカーをやってきます。そこがホンジュラスとの、大きな「違い」です。

     

     

    ホンジュラスは、あまりに「個人能力」頼みの、極めて自由奔放なサッカーをします。だから、ツボにハマれば誰にも止められませんが、ツボにハマらなければ、格下にも思わぬ敗北を喫してしまいます。

     

     

    ホンジュラスは、ブラジル、メキシコ、アメリカ、コスタリカ…などの強豪にはメッポウ強いのですが、逆に格下には、よく負けてしまうのです。日韓W杯予選でも、最後のメキシコ戦の敗北より、その前のトリニダード・トバゴ戦に負けたことが、出場を逃した大きな要因だと思います。

     

     

    今年、行われた「ゴールドカップ(北中米カリブ海地区の王者を決める大会。アジアの『アジア杯』に相当)」においても、強豪メキシコを「2-1」で破って予選グループを首位通過している反面、パナマには負けてるし、準々決勝では、グアドループに敗北を喫しています。

     

     

    …ちなみにこのメキシコ戦も、メチャクチャな試合でした(下に<動画>を貼っています)。

     

    前半、ホンジュラスがPKで先制のチャンスを得るも、これを外します(外すところが、ホンジュラス「らしさ」なのです)。その後、逆にメキシコにPKを与え、先制を許します。

     

     

    試合巧者のメキシコを相手に、普通ならこの展開は「ゲームオーバー」を意味するのですが、ここからのホンジュラスが凄かったです。

     

     

    まず、相手のエース・ブランコを、レッドカードで退場させます。「偶然」ではありません。ホンジュラスは、「怒り屋」ブランコの性格を知っていて、わざと挑発し、案の定、ブランコはこの挑発に乗ってしまい、ホンジュラスの選手にヒジ打ちをカマして退場します。

     

     

    ここら辺の「ズル賢さ」というのは、正に天下一品です。僕もホンジュラスでは、何度もブチキレさせられました(笑)。人をムカつかせる才能なら、ホンジュラス人の右に出る者はいないでしょう(笑)。

     

     

    そして圧巻がホンジュラスのゴールシーンです。まず同点弾は、最終ラインからたった「2本」のパスで強固なメキシコDFを崩し、最後はトップスピードからGKをかわして、角度の無いところからゴール!!

     

     

    決勝点は、ロスタイム…。サイドからのセンタリングに、ヘディング(脅威の打点!)で合わせてゴール!!打点もそうですが、一体、頭のどこに当たっているのかすら分からない、メチャクチャなヘディングが印象的です(笑)。メキシコDF陣も唖然呆然…。一見の価値ある、「ホンジュラスならでは」のゴールです!!

     

     

    また、オマケですが、決勝点のヘディングの際、センタリングに対して、メキシコの選手が手を後ろに組んでいるシーンが確認できます。これは、センタリングをわざと手に当てられ、PK獲得されるのを恐れているものと思われます。ホンジュラス人なら、本当にやりますからね(練習中から、相手の手にわざとボールをぶつけたり、わざと股抜きをしたりします)。メキシコとの試合は、正に「駆け引き合戦」です!!

     

     

    <動画> 「ゴールドカップ2007 グループリーグ『メキシコVSホンジュラス』」

    (白が「メキシコ」、青&白が「ホンジュラス」。開催国はアメリカ) 

     

     

     ※前半、ホンジュラスPK獲得も、まさかの失敗シーン…。

     

       

      

     

     ※その直後、逆にメキシコにPKを与え、ブランコに決められるシーン。

     

       

     

     

     

     ※「0-1」から一気に逆転、ホンジュラス!!何か変な音楽が流れてますが(笑)、気にせずご覧下さい。

     

       

     

     

    PK」あり、「PK外し」あり、「退場」あり、「ファインゴール」あり、「ロスタイム逆転弾」あり…もうメチャクチャ!(笑) サッカー本来の「おもしろさ」満載の、「いかにもホンジュラス!」な試合です。メキシコは、昨年のW杯に出場したメンバーが勢揃いだったのですが…。これでまた、「因縁」が深まりそうです(笑)。

     

     

     

    <動画> 「ゴールドカップ2007 グループリーグ『キューバVSホンジュラス』」

    (赤が「キューバ」、白が「ホンジュラス」)

     

    ホンジュラス、「5-0」で爆勝!FWパボンは脅威の4ゴール!GKに競り勝つヘディング、巨体からは想像もできないような、華麗な足技…。やはりホンジュラスは、デンジャラスです!

     

      

     

     

     

    「組織力」がまるで無く、やってる本人たちでさえ、試合が始まってみないと、何が起こるか分からない、破天荒なホンジュラスサッカー(笑)。

     

     

    しかし、フィールド内においては、「組織力」が付けば良い…というものではありません。

     

     

    かつて、アフリカのカメルーンやナイジェリアは、「個人能力」を前面に押し出したサッカーで、相手チームの脅威となっていたし、見ているファンにも「一体、何が飛び出すのか!?」とハラハラ、ドキドキさせる「魅力」を持っていました。

     

     

    ところが、昨今のアフリカのチームは、変に組織化され、当時ほどの「インパクト」や「楽しさ」が見られなくなっています。あまりに「普通」なチームに成り下がってしまい、昨年のW杯に出場したアフリカチームの国名が、思い出せないほどです。カメルーンやナイジェリアに至っては、出場すらしていません…。

     

     

    今や、アフリカでさえ見られなくなった、「個人能力」主体で、「組織力」を完全に無視した、自由奔放で楽しい「超攻撃サッカー」をする、ホンジュラス…。

     

     

    「大物食い」あり、格下に「まさかの敗北」あり、2点取られても3点取り返す、3点取っても4点取り返される(笑)…何が起こるか分からない…。「強い、弱い」は別にして、素人にも分かるようなサッカー本来の「醍醐味」が詰まっている、ホンジュラスサッカー…。

     

     

    たくさんの問題が山積みしているのは事実ですが、今後どんなにこれらの問題が改善されても(多分、改善されないけど)、「フィールド」の中で行われている、このホンジュラスサッカーの「魅力」だけは、ずっと不変であって欲しいと心から願っています。

     

     

    僕はホンジュラスで、散々、嫌な思いをしました。もちろん、良い思いもしたけど、おそらく圧倒的に、嫌な思いの方が多かった気がします。あの「書類問題」などは、思い出したくもないくらいです…(過去からブログを読んで下さってる方なら、分かるかと思います)。

     

     

    しかし、なぜか憎めない…。なぜか、「感謝」の気持ちが溢れてくる…。

     

     

    僕に「チャンス」を与えてくれ、「人生最大の夢」を実現させてくれたホンジュラス…。

     

     

    日本では、「サッカーは苦しいもの」としか感じなかった僕に、人生で初めて「サッカーが楽しい!」と思わせてくれたホンジュラス…。

     

     

    サッカー界における、「天然記念物」のような存在である、奇想天外なホンジュラスサッカー…(笑)。

     

     

    そんなホンジュラスを、サッカーのみならず全ての分野において、心から応援したいと思いますし、僕自身も、ホンジュラスでプレーした誇りを胸に、これからも人生を歩んでいきます。そして、1日も早くホンジュラスに「恩返し」したいと願っています。

     

     

    1人でも多くの方に、ホンジュラスの「魅力」を知ってもらえれば、こんなに嬉しいことはありません。

     

     

     

    貴重なご質問、誠にありがとうございました。

     

     

    また何かございましたら、お気軽にご連絡下さい。

     

     

     

     ※前所属チーム(ホンジュラス)「CD Lenca(レンカ)」の集合写真。「あまりにもホンジュラス人と一体化し過ぎて、Yojiがどこにいるのか分からん!」って人が多い中、僕のおじいちゃん(88歳!)は、この写真を見て、一発で僕がどこにいるか分かります。さすがじゃ!

     

     レンカ集合写真2

     

     

    04 december

    <第9回>「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー!~~ なぜホンジュラスはW杯に出場できないのか? ~~ (中編) 

     

     

    「なぜホンジュラスはW杯に出場できないのか?」…僕が分析した「6つ」の<理由>の内、今日は「3つ」を書いていきたいと思います。

     

     

     

    <理由 1> 「メチャクチャな監督人事」

     

     

    昨年から今年にかけて、ホンジュラス代表監督を務めた人物は、一体、何人だと思いますか?

     

     

    答えは…

     

     

    「4人」!!

     

     

    ハッキリ言って、メチャクチャです…(笑)。

     

     

    2、3試合で解雇も、ホンジュラスなら日常茶飯事。ヒドイ時には、僅か1ヶ月足らずで監督交代します(これは何も監督に限ったことではなく、選手も同様です)。

     

     

    「2006年ドイツW杯」予選においても、後にW杯出場を決めることになるコスタリカを相手に、何と「アウェー」で「5-2」勝利と、ありえない好スタートを切りながら、その後、監督交代…。

     

     

    どうも、サッカー協会の「給料未払い問題」やら、マスコミとのトラブルが原因で、当時の監督が「やってられるか!」とブチキレて辞任してしまったらしいです。これでリズムを崩したホンジュラスは、このW杯も出場を逃してしまいました…。

     

     

    <動画> 「2006年ドイツW杯 北中米カリブ海地区予選『コスタリカVSホンジュラス』」

    (赤が「コスタリカ」、青&白が「ホンジュラス」) 

     

     

    「アウェー」だろうが何だろうが、勢いに乗ったら、誰にも止められない、ホンジュラスの攻撃サッカー!!相手の首都「サンホセ」で、コスタリカを「5-2」粉砕!!…しかしこの後、監督交代…。わけ分からん!!

     

       

     

     

    ただ、今年ようやく就任が決まった「ルエダ」というコロンビア人監督は、前コロンビア代表監督で、顔からして怖い、メチャクチャ厳格な人物らしいです。何だか、上手くホンジュラスに足りない規律やチームワークを植えつけてくれそうな予感がします。

     

     

    何より、いろんな人物にオファーを出すも断られ続けるなど、誰もやりたがらなかったホンジュラス代表監督の座を引き受けてくれたルエダに対して、僕は敬意を表したいです(笑)。彼の成功と、今度こそ、ホンジュラスサッカー協会が暴走しないことを祈るばかりです…。

     

     

     

     

     

    <理由 2> 「長期プランに基づいた強化ができない」

     

     

    勝っても負けても、わけの分からない理由で監督交代が起こってしまうホンジュラスでは、長期プランに基づいた強化など、できるはずもありません。

     

     

    こんなメチャクチャな監督人事に振り回される選手の方も、たまったもんじゃありません(僕も経験しました)。…ってか、監督交代の度に当然、選ばれる選手も毎回、変わるわけで、同じメンバーで一定期間、練習することさえ、できません。

     

     

    この際、誰がホンジュラス代表の監督でも良いので、せめてある一定期間だけは、強化の時間を与えてあげて欲しいものです。選手のポテンシャルは本当に高いので、それだけでも、チームはガラリと変わると思うのですが…。

     

     

     

     

     

    <理由 3> 「北中米カリブ海地区のW杯出場枠が少ない」

     

     

    昨年のドイツW杯における、北中米カリブ海地区のW杯出場枠は、「3.5カ国」。

     

     

    前回記事で、「2002年日韓W杯」において、ホンジュラスが「あと1勝」という状況でW杯出場を逃した話を書きましたが、その時の出場枠が「3カ国」…。

     

     

    しかし、この「3カ国」中、W杯に出場したメキシコは「ベスト16」、アメリカは「ベスト8」…。これだけの強豪がいる地域なのに、出場枠が「3カ国」というのは、やはり少な過ぎる気がするのです。

     

     

    その反面、W杯での実績がほとんど無い「アジア」の枠が、異様に多い…。これは、どう考えても不可解な話だと思います。

     

     

    「アジアは国が多いから」…というのが理由らしいのですが、僕は、国の「数」ではなく、「実力」と「実績」で、W杯の出場枠を決定すべきだと思うのです。つまり、「量より質で判断すべき」という考え方です。

     

     

    アジアの近年の実績を見ると、日韓W杯を除けば、「94年アメリカW杯」でサウジアラビアが「ベスト16」に入った以外は、サッパリ…。全く結果が出ていません。見ていて、どうもアジアだけがW杯の「お客さん」って言うか、「場違い」な感じにさえ映ります。

     

     

    対する、北中米カリブ海地区は、メキシコの「4大会連続W杯ベスト16」という結果を筆頭に、日韓W杯におけるアメリカの「ベスト8」、「90年イタリアW杯」におけるコスタリカの「ベスト16」…と、しっかり実績を残しています。

     

     

    また、「クラブW杯」においても、アジア代表クラブは、北中米カリブ海地区代表クラブに、2大会連続で敗れています。昨年のドイツW杯のプレーオフでも、北中米カリブ海地区のトリニダード・トバゴは、アジアのバーレーンに勝って、W杯出場を決めています。

     

     

    その他、ありとあらゆる国際大会での実績、アジアとの直接対決の結果…どれをとっても、北中米カリブ海地区は、アジアを凌駕しています。これでなぜ、アジアの方がW杯出場枠が多いのか!?

     

     

    考えてみて下さい。日本が北中米カリブ海地区でW杯予選を闘うことを想像した場合、強豪メキシコ、アメリカ、そしてコスタリカ、ホンジュラス、ジャマイカ、成長著しいパナマやトリニダード・トバゴ、カナダ…などを抑えて、果たしてW杯出場枠の「3.5カ国」に入ることができるのか?

     

    少なくとも、アジアで日本が成し遂げた「3大会連続W杯出場」という記録は、ほぼ、実現不可能でしょう…。

     

     

    昨年のW杯で、日本に完勝したオーストラリアですが、試合前は、「W杯に長年、出場していない」という理由だけで、実力を過小評価する日本人も多くいました。

     

     

    しかし、「なぜ」オーストラリアが長年、W杯に出場できなかったのかを冷静に分析してみると、それは、「南米とのプレーオフに回らなければならなかったから」…。果たして、同じ条件だった場合、日本はW杯に出場できたのでしょうか?かなり難しいと、言わざるを得ません。

     

     

    オーストラリアはプレーオフで、アルゼンチンやウルグアイなど、南米の強豪国に負けてW杯に出場できなかっただけで、別に、弱いから出場できなかったわけではないのです。その証拠に、久々、出場した昨年のW杯で、オーストラリアは「ベスト16」に輝いています。

     

     

    「出場枠が増えれば、ホンジュラスはW杯に出場できる!」とは思いませんが、北中米カリブ海地区というのは、日本人の想像以上にW杯出場が難しい地域だということが、少しでも多くの人に分かっていただければと思います。

     

     

     

     「文字数制限」とやらで、これ以上、書けません。「つづき」は、またすぐ更新します!

     

     

     では!!

     

     

     つづく