| Profiel van Yamano★★★「26歳」からのプロサッカー人生!不可能を...Foto'sWeblogLijsten | Help |
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30 november <第9回>「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー!~~ なぜホンジュラスはW杯に出場できないのか? ~~ (前編)
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第9回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「ホンジュラス代表サッカーチームは、なぜW杯に出場できないのでしょうか?」
<Yojiの回答>
以前も書いたように、「FIFA年間最優秀チーム」にも選ばれるほど、高いポテンシャルを誇る、ホンジュラス代表サッカーチーム…。
現在、イタリア・セリエAの名門「インテル・ミラノ」でプレーするダビド・スアソを筆頭に、「ジェノア」や「サレルニターナ」、かつては「ASローマ」や「ウディネーゼ」、「カリアリ」、「メッシ―ナ」、「レッジーナ」、その他の国では、当時、イングランド・プレミアリーグだった「サンダ―ランド」、スペイン1部リーグだった「バヤドリード」、宮本選手、三都主選手も所属するオーストリアの「ザルツブルグ(『レッドブル』がスポンサーになる前)」…
…などなど、ヨーロッパ各国の名門チームに、次々、優秀な人材を送り込む、「北中米カリブ海地区」でも屈指の「タレントの宝庫」である、ホンジュラス…(今回は、ダビド・スアソ以外の選手名は省略させていただきます)。
「2001年コパ・アメリカ・コロンビア大会」では、「準備期間0日」というムチャクチャな日程で参加したのにも関わらず、「世界最強のサッカー王国」、ブラジルを破り、「3位」に輝く、脅威のホンジュラスサッカー…。
こんな素晴らしい国が、一体、なぜ、W杯に出場できないのか!?
まず、初めに申し上げたいのは、ホンジュラスは、W杯に出場したことが、「あります」。それは、今から25年前の「82年スペインW杯」です。この大会でホンジュラスは、グループリーグで、開催国のスペインに引き分けるなど、なかなか渋い活躍をしたのですが、最後は「不可解な判定」により、大会を後にしています。
そして、この大会の後から今日に至るまで、ホンジュラスはW杯に出場していません。
近年で、最も出場に近付いたのは、実は「2002年日韓W杯」…。
この時のホンジュラス代表は、ご存知のように「2001年コパ・アメリカ・コロンビア大会 3位」、そして「2001年FIFA年間最優秀チーム」に輝くなど、正に「過去最強」とも言える、素晴らしいチームでした。あのダビド・スアソでさえ、スタメン出場ができないほど、豊富なタレントを揃えていたのです。
順調に予選を勝ち進み、迎えた「最終予選」(「ホーム&アウェー」方式)…。
「北中米カリブ海地区」の「2大横綱」とも言える、メキシコ、アメリカに対してホンジュラスは、メキシコには「ホーム」で「3-1」勝利、アメリカには「アウェー」で「3-2」逆転勝ち、そして「98年フランスW杯」で日本を破ったジャマイカに対しては、「アウェー」で「1-1」引き分け…と、前評判に違わぬ活躍で、順調に勝ち点を稼いでいきました…。
<動画>「2002年日韓W杯・北中米カリブ海地区 最終予選『ホンジュラスVSメキシコ』」 (青&白が「ホンジュラス」、緑が「メキシコ」)
ホンジュラスのホーム「サン・ペドロ・スーラ」で、宿敵メキシコを「3-1」で撃破!!GKカンポスもお手上げ状態…。現在、スペインの名門「FCバルセロナ」で活躍するDFラファ・マルケスも、ダビド・スアソにぶっこ抜かれてPKを献上するなど、強豪メキシコをもってしても、この時のホンジュラス代表の勢いを止めることはできませんでした…。
<動画>「2002年日韓W杯・北中米カリブ海地区 最終予選『アメリカVSホンジュラス』」 (白が「アメリカ」、青&白が「ホンジュラス」)
★前半★ アメリカのホーム、「ワシントン」で行われたこの試合…。物凄いスタジアムの熱気と、観客数です(推定約10万人!内、4万人がホンジュラス人サポーターとか…。アメリカに出稼ぎに来ているホンジュラス人が、大量に押し寄せたものだと推測します)!! アメリカに先制を許し、その後、同点に追い付くも、PKを与える…。ホンジュラス、絶対絶命のピンチ!!手に汗、握る攻防…。白熱の好ゲームです!!
★後半★ エンターテイメント性に溢れる、「これぞ、ホンジュラス!」な試合です。ホンジュラスが獲得したPKのシーンですが、突破をしてPKを獲得した選手は、何とDF!!「DFも含めた全員が攻撃する」、破天荒なホンジュラスサッカーを象徴するシーンです(まるで「野生児」の突破のようです)。ホンジュラス3点目のシーンなどは、「1対1になったら、意地でもドリブルを仕掛ける!」ホンジュラスサッカーの「魅力」が集約されています。その他にも、奇想天外なドリブル、パスが満載!失点後、呆然とするアメリカ代表選手の顔が、印象的です。
実は、この試合までのアメリカ代表は、W杯予選において、何と「16年間」…「ただの1度もホームで負け無し」…という、脅威の記録を打ち立てていました。「16年間無敗」ですよ、「16年間無敗」!!…その記録を止めたのは、ホンジュラス!!正に、飛ぶ鳥も落とす勢い!!「82年スペインW杯」以来の「W杯出場」が、ハッキリと見えてきた瞬間でした…。
そして、最終予選も残り「2試合」…。この時点での順位は、全6チーム中(コスタリカ、アメリカ、ホンジュラス、メキシコ、ジャマイカ、トリニダード・トバゴ)、ホンジュラスが「W杯出場圏内」の「3位」、そしてメキシコがそれに次いで「4位」…。
しかも、この最後の2試合の内、ホンジュラスがあと「1勝」でもすれば、メキシコの結果に関わらず、無条件でホンジュラスの「W杯出場」が決まる!!…という、絶好の状況を迎えました。
さらに、次の試合の相手は、早々に脱落し、すでにW杯出場の可能性が絶たれていた、「最下位」のトリニダード・トバゴ…。そして、この試合は、ホンジュラスの「ホームゲーム」…。ついに、ホンジュラスの「W杯出場」が、現実のものとなる瞬間が訪れようとしていました…。
ところが…
何と、この試合をホンジュラスは「0-1」で落とします。大番狂わせ!!ありえない!!勝っていれば、「W杯出場」が決まっていたのに…。まさか、「最下位」のトリニダード・トバゴに、「ホーム」で負けるとは…。信じられない…。
こうして、最後の「1試合」を迎えることになりました。この時点で、コスタリカ、アメリカはすでに「W杯出場」を決めていました。当時の「北中米カリブ海地区」の「W杯出場枠」は、僅かに「3カ国」…。残り「1カ国」の座を巡り、ホンジュラス、メキシコの一騎打ちとなりました。
さらに、何という運命のいたずらか…最終予選、最後の対戦カードは、何と何と、「メキシコVSホンジュラス」の直接対決!!…つまり、この直接対決で勝った方が「W杯出場」…という状況になってしまったのです。正に、大一番!!どうなる!?
ただ、この最終戦は、メキシコの「ホームゲーム」…。メキシコのホーム、聖地「アステカ・スタジアム」で勝利するなんて、世界中のどんな強豪チームでも極めて難しいことです(おそらく、ブラジルでも勝てません。…って言うか、メキシコは「ブラジルキラー」。近年、メキシコはブラジルに連勝し、勝ち越している、おそらく世界で唯一の国です。今年も「コパ・アメリカ」で、ブラジルに「2-0」で勝っています)。
しかもこの「アステカ・スタジアム」は高地にあり、僕の友達のジャマイカ代表選手に聞いたところ、「空気が薄くて、前半で体が動かなくなる」…そうです。大丈夫か、ホンジュラス代表!?
そして…
ホンジュラスはこの最終戦で、メキシコに「0-3」と完敗し、結局、「2002年日韓W杯」の出場権を逃してしまったのです…。
今、考えても、「あの時、ホンジュラスがW杯に出場していれば…」と、本当に悔しい気持ちが込み上げてきます…。それくらい、あの時のホンジュラス代表は、素晴らしいチームでしたからね…。「あと1勝」で、「W杯出場」だったのに…。
結局、この後、「2002年日韓W杯」に出場したメキシコは「ベスト16」進出、アメリカに至っては何と「ベスト8」進出と、素晴らしい成績を残しています。つまり、この時の「北中米カリブ海地区」予選は、恐ろしく「ハイレベル」な闘いを繰り広げていたのです(それなのに、「出場枠」がたったの「3カ国」かよ!?少な過ぎじゃろ!?…ってか、W杯での実績がほとんど無い「アジア」の出場枠は多過ぎ!!)。
ホンジュラスがこのW杯に出場していれば、セネガル級の衝撃を世界に与えた可能性もあったのですが…。ん~、つくづく残念です!!(涙)
ここでいよいよ、本格的に、「一体、なぜ、ホンジュラスはW杯に出場できないのか!?」を分析したいと思います。
が…
今日はもう、「文字数制限」でこれ以上、記事が書けないので、「つづき」はまた、次回に書かせていただきます。ご了承下さい。
なるべく、すぐ更新します!!
では!!
つづく
27 november <第8回> 「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー! ~~ ホンジュラスの「治安」&「国民性」 ~~
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第8回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「ホンジュラスはかなり治安が良く、中米国には珍しい勤勉な国民性だと聞いていますが、本当なのでしょうか?教えて下さい。」
<Yojiの回答>
ん~…。こちらの方こそ、質問をしてもよろしいでしょうか?一体、誰から聞いたのでしょうか?(笑) 教えて下さい!!(笑)
ホンジュラスの「治安」に関しては、これまでも何度もこのブログ内で触れてきたので、詳しくはそちらの過去記事をご参照いただければと思います。
→ こちら!
→ もういっちょ!
※この他にもいくつかホンジュラスの「治安」について触れた記事があるので、気になる方は、探してみて下さい!!
ここで簡単に説明いたしますと、ホンジュラスはお世辞にも「治安が良い」と言える国ではありません。むしろ、かなり「治安が悪い」と言わざるを得ません。
僕自身は、約1年半、ホンジュラスで生活して、危険な目に遭ったことはありませんが、知り合いのホンジュラス人など、身近な人が事件に巻き込まれることは、よくありました(詳しい事件内容はちょっと書き辛いので、今回は遠慮させていただきます。ご了承下さい)。
今までいろんな国々を渡り歩いてきましたが、日常生活を送る上で、ホンジュラスほど「治安」に気を使った国はありませんでした。治安の良い日本で生活している人にはピンとこないかもしれませんが、そうやって治安に気を使わざるを得ない生活は、日を重ねるごとに、精神的にボディーブローのように効いてきます。
例えば、以前も書きましたが、夜、寝てる時、家の外で銃声が聞こえることもありまして、怖いけど、コンディションを保つためには眠らなければならず、覚悟を決めて目を閉じていました。
…このように書くと、「どんだけ危ないんじゃい!?」と、地獄のような場所だとイメージしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にそこで生活してみると、「住めば都」な面もあり、意外と大丈夫なのも事実です。
だから、「治安が悪い」…けど、「案外、大丈夫」とも言える…けど、「やっぱり治安が悪い」…から、「細心の注意を払わなければならない」…。要は、「心配し過ぎても駄目」ですが、「用心は絶対に怠ってはならない」…この2つのバランスが大事だと思います(安全の保障は決してできません)。
※「外務省・海外安全ホームページ」より。ホンジュラスの危険地区…って、全部かい!?(笑) これを見る限り、ホンジュラスで「安全」と言える場所はありません…。
※ホンジュラスの中でも、特に「危険」な場所、「サン・ペドロ・スーラ」&首都「テグシガルパ」。ん~…、こちらも「安全」な場所は無し!(笑) けど、どちらにも僕は住んでいましたが、僕に限っては、大丈夫でした。ちなみに、「サン・ペドロ・スーラ」と首都「テグシガルパ」…「どちらが好きか?」…ホンジュラス人でも好みが分かれるのですが(どちらかと言うと、「サン・ペドロ・スーラ」が人気)、僕は首都「テグシガルパ」が好きです!(山から夜景を見下ろすと、本当にキレイですよ!)
次に、「ホンジュラスは勤勉な国民性なのか?」に関してですが…。ん~…(笑)。
正直、「勤勉」とはとても思えないのですが(笑)、よくよく考えてみると、僕たち「日本人」というのが、そもそも、世界でも他に例を見ないほど「勤勉」な国民性であり、その「日本人」の基準で見たら、ホンジュラスに限らず、世界のどんな国でも、「勤勉じゃない」ように見えてしまうのかもしれません。
ここで、「ホンジュラス人は勤勉じゃない!」という、ありきたりの回答をするのは簡単なのですが、じっくり冷静に考えてみると、確かにサッカーの練習をサボったりする選手はいたし、「気分屋」な面があるのも事実なのですが、一見、やる気が無いように見えるけど、実は毎日、黙々と自分の仕事をこなしている人も多かったように思います。
僕がお世話になっていたホンジュラス人のおばちゃんなどは、土日も関係なく、せかせか働いていました。「凄いな~」と、感心したものです。
サッカー選手は、練習をサボったり、走りの練習中にズルをして歩いたりする選手も多くいましたが(笑)、よく考えてみると、ホンジュラスというのは、1年中…年がら年中、「暑い」のです。「冬」どころか、「秋」も「春」もありません。常に「夏」です。
しかも、その暑さ(体感温度)というのが、日本の真夏の比じゃない…。僕はホンジュラスから久々、日本に帰国した際、日本はその時「8月」と真夏だったのですが、尋常じゃないほど暑いホンジュラスから帰って来たので、日本の真夏が「寒く」感じ、長袖・長ズボンで生活したほどです。
さらに、「カリブ海地区」で暑いイメージのあるジャマイカに行った際も、ホンジュラスに比べると涼しく感じました。ホンジュラスのおかげで、「暑さ」には相当、強くなったようです。
詳しい気温は分かりませんが、とにかくホンジュラスの「サン・ペドロ・スーラ」と「プログレッソ」は、本当に暑かった…。ここでサッカーの練習をするのは、本当に地獄でした。それに比べ、首都の「テグシガルパ」は結構、涼しかったです。
…で、何が言いたいかというと、つまり、1年中、年がら年中、尋常じゃないほど「暑い」ホンジュラスで生活していたら、そりゃあ、たまには「サボり」たくなるのも、無理はないかな~…ということです。
日本では、夏にたったの2ヶ月間、暑いだけで、「夏バテ」が起こります。それがホンジュラスでは、もっと暑いのが、一生、続くのです!!日本は「四季」があるから、「この夏場を乗り切れば…」と我慢もできますが、ホンジュラスは乗り切っても乗り切っても、終わりの無い「暑さ」が続きます。
だから、ホンジュラス人がたまに無気力になったり、サボってしまったりするのも、理解できなくはないのです(良くないことかもしれませんが)。こんな暑さが続けば、しょうがない…。
これは、ホンジュラスで実際に生活する中で、新たに発見したことです。
「国民性というのは、その国のおかれた政治的、経済的、歴史的状況のみならず、『気候』も大きく影響しているのではないか?」
…ただ、南米は「寒さ」もちゃんとあるのに、ホンジュラスと同じような国民性だと聞きますが…。ラテンアメリカは、大体どこも程度の差こそあれ、やはり似ているのかもしれません(ホンジュラスで南米人とも多く知り合いましたが、そんなに違いは感じませんでした。ベースとなるものは、やはり似ています)。
以上、今日の回答は…
「ホンジュラスは治安が悪い。けど、案外、大丈夫な面もある。けど、やっぱり治安は悪いので、絶対に用心を怠ってはならない」。
そして、「ホンジュラス人の国民性は、日本人と比べると決して勤勉とは言えない面もあるが、中には本当に真面目で、必死に働いている人も多くいる。けど、勤勉じゃない人も、たくさんいる。他の中南米諸国と比べてどうかは、分からない」。
…何だか、どっちなのか?何なのか?…結局、よく分からない回答になってしまいましたが(笑)、このように、「掴みどころが無い」のが、ホンジュラス人の国民性であり、ホンジュラス最大の「魅力」なのかもしれません(それは「サッカー」のスタイルにも、如実に表れています)。
回答になったかどうか分かりませんが、また何かございましたら、お気軽にご連絡下さい。
貴重なご質問、誠にありがとうございました。
25 november 「ユーロ2008」は大丈夫!?低迷するオーストリア代表。
「3大陸トーナメント」で、我らが日本代表とも対戦したオーストリア代表が、深刻な低迷に陥っています。
とにかく、勝てません。しかも、得点すら奪えない…。
日本代表との試合でも、遠いアジアから遠征してきた相手に対し、「ホーム」で闘っているのにも関わらず、ほぼ防戦一方…。目立ったのは、GKの活躍のみ…。攻撃は、まるで組み立てられず、チャンスすら作れない…。
僕は、「いや~、たまたま、日本代表との試合が調子悪かっただけじゃろう?」と、この時は思っていたのですが、その後、行われた親善試合でも、同じように低迷しています。
日本戦の後、チリに「0-2」敗北、スイスに「1-3」敗北、コートジボアールには何とか「3-2」で勝ちましたが、その後、イングランドに「0-1」敗北、チュニジアに「0-0」引き分け…。
<動画> 「3大陸トーナメント 『オーストリアVSチリ』」(赤が「オーストリア」、白が「チリ」) オーストリア、ホームで完敗!!
<動画> 「国際親善試合 『スイスVSオーストリア』」 (白&赤が「スイス」、黒が「オーストリア」) オーストリアは、点差以上の完敗でした…。
<動画> 「国際親善試合 『オーストリアVSイングランド』」 (赤が「オーストリア」、白が「イングランド」)
オーストリアGKの活躍は目立ちますが…。イングランドのゴールは、ベッカムのCKからクラウチが頭で合わせたもの。いつになく「高め」のボールを蹴ったベッカムですが、これは全て、クラウチの「高さ」を計算に入れてのことなのでしょうか?もしかして、「クラウチ専用ボール」!?いや~、ベッカムのキックの精度は、正に「世界一」です!!
日本戦も含め、6試合を闘って、わずかに「1勝」という散々な状況です(日本戦は、「引き分け」とします)。しかも得点に至っては、6試合で僅かに「4得点」…。実に、4試合が無得点。1試合平均、1得点すらできていません。
オーストリアは、「ユーロ2008」の開催国ということで(隣国スイスとの共催)、スイス戦以外の5試合は全て「ホーム」で闘っているのですが、それにも関わらず、この低迷ぶりです。
チュニジアなどは、灼熱の国から、凍えるような寒さのオーストリアにわざわざやって来ての試合で、コンディションも万全とは言えない相手なのですが、それでも、全く良いところ無く、スコアレスドローです。むしろチャンスの数は、チュニジアの方が多かったくらいです。
確かに、オーストリアの「GK」のレベルは高いです。日本戦でも大活躍でしたし、他の試合でも、毎試合、活躍しています。…しかし、そもそも活躍が目立つのが「GKのみ」という状況が、オーストリア代表の低迷ぶりを象徴しています。
日本戦などは、はっきり言って8割方は、日本代表に試合を支配されていました。とても、オーストリア代表の「ホーム」の試合とは思えないほどの「体たらく」ぶりでした。
「ヨーロッパ」=「サッカーの本場で、どこの国もレベルが高い」…とは、一概には言えないのかもしれませんね。日本戦を見る限りでは、日本の方がよっぽどレベルが高いように見えました。
僕は、最近のオーストリア代表の6試合の内、全試合じゃないけど、何試合かはTV観戦したのですが、どの試合も、本当に「ヒドイ」試合内容でした。
言ってみれば、全試合、「日本戦」とほぼ一緒です。
味方も誰もいないところに、意図も無く出されるパス…。
ゲームを組み立てる(中村俊輔選手のような)選手が、皆無…。故に、攻撃は極めて「単調」かつ、「創造性」に欠ける…。
GKへのバックパスを相手FWにカットされるなど、信じられないようなミスのオンパレード…。
「個性的」な選手も皆無で、僕にはオーストリア代表のスタメン11人全員が、同じ選手に見えるほどです。
現在、オーストリア国内リーグでは、元ジェフ千葉のハース、元名古屋グランパスのヴァスティッチが共に並んで「得点ランクトップ」を走っているのですが、彼らは「ベテラン」ということでか、オーストリア代表に召集すらされていません(彼らは共に、オーストリア人です)。
「これなら、ハースやヴァスティッチをオーストリア代表に呼び戻した方がエエんじゃないか!?」
…とさえ思えるのですが、よくよく考えたら、パスがFWまでいかないので、誰がFWに入っても、結果は同じかもしれません。
数年前、オーストリア代表は親善試合で、北中米カリブ海地区のアメリカに、「0-3」とボコボコにされたことがあります(まあ、確かにアメリカは強いのですが…)。
また以前、W杯予選か何かでスペインと対戦した時には、何と「0-9」で敗れています。「0-9」と言えば、10年前のマカオ代表と日本代表くらいの実力差です。
宮本選手、三都主選手が所属する「レッドブル・ザルツブルグ」は、確かに「オーストリア国内」では強いです。それに、もしかしたら、Jリーグのどのチームよりも、強いかもしれません(浦和レッズは以前、レッドブル・ザルツブルグにボコボコにされていますからね)。
…しかし、「レッドブル・ザルツブルグ」は「多国籍軍」で、自国「オーストリア人」の選手は、ほとんど出場していません。言ってみれば、「オーストリア」のチームではありますが、「オーストリア人」のチームではないのです。
確かに「ヨーロッパ」は、ドイツ、イタリア、イングランド、スペイン、フランス、オランダ…などなど、サッカーが盛んな国が多いのも事実です。
しかし、「ヨーロッパ」の国、全部が全部、そうだというわけではないようです。僕は今回、オーストリアで生活する機会を得られて、そのことに何だか気付かされました(オーストリアで、「サッカー好き」に遭遇する機会も、ほとんどありませんし…)。
「ヨーロッパ」は広い。その中には当然、「サッカーが盛んな国」もあれば、そうじゃない国もたくさんあるようですね。
「ユーロ2008」の開催国である、オーストリア…。
「一国家」としては、本当に素晴らしい、「魅力」溢れる国です。僕は、オーストリアが大好きです。
また、オーストリア人も、大変、礼儀正しく、優しく、本当に素晴らしい国民です。僕が今まで周ってきた世界の国々の中でも、この点は「最高」と言っても過言ではありません。
…しかし、こと「サッカー」となると、「これで本当に、ユーロ2008は大丈夫なのか!?」と心配せざるを得ません。「勝利」はおろか、「得点」さえできないんじゃないか…??相手は、激戦のヨーロッパ予選を勝ち上がってくる、「本物」の強豪ばかりですからね。
オーストリアは、国としては大好きなので、「ユーロ2008」は、ぜひ、開催国として、どうにか面目を保つ活躍だけはして欲しいと願っています。
しかし、今のオーストリア代表の状況では、かなり難しいのは間違いないでしょう…(全敗もあり得ます)。
23 november <第7回> 「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー! ~~ 他国の「ネット」&「携帯」事情 ~~
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第7回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「国による、インターネットや携帯電話の普及率は、どのような感じなのでしょうか?」
<Yojiの回答>
詳しい統計は分からないのですが、僕が実際にその国で生活し、感じたことを書かせていただきます。
<中国>
僕が中国に居たのは、「2002~2004年」までなので、当時と今とでは、ネットと携帯の普及率も、随分、異なると思います。
ただ、僕が居た当時でも、すでにネットも携帯も、かなり普及していると感じました。
性能はさておき(笑)、大体の人が携帯を持っていますし、ネットカフェは至るところにありました。ネットカフェの利用者も非常に多く、何だか暗い部屋で、みんなカチャカチャ、PCをいじくっていました(笑)。
僕が住んでいた付近のネットカフェは、外国人利用者も多いということで、「日本語」の読み書きができるPCが設置してあり、大変、便利でした。しかも、利用料金がメチャクチャ安かったです。
また、今年、中国に行った際は、空港の公衆電話に「ネット機能」まで付いていて、「E-mail」のチェックなどもできるようになっていたので、かなりビックリしました。「5年間で、ここまで進化できるか!?」…と、かなり驚きました。
おそらく、来年の「北京オリンピック」で、たくさん外国人が来ることを見越した上での、配慮なのだと思います。いや~、中国の進歩には脱帽です!!(いかんせん「つめ」の甘さがあるのが、中国なのですが…)
<アメリカ>
やはり、「世界第1位の経済大国」なので、ネットも携帯も、その普及率は高いと感じました。
まず、ネット。知り合いの家でネットをやらせてもらったり、近くの学校にて、無料で使用できる施設を利用していたので、アメリカ時代は、ネットに「お金」をかけた記憶がありません。これは、非常に便利だと思いました。
ただ、これだけアジア人…そして日本人が多いのにも関わらず、意外にも、「日本語」を打てるPCが少なくて、日本の知り合いや家族と連絡を取る際は、「アルファベット」で文字を書かねばならず、そこはちょっと不便だと感じました(分かるかな~、この気持ち!)。
また、日本語自体、文字化けして見れないPCも多く、日本人からのメールや、日本語のサイトすら見れないこともありました。この点に関しては、「中米カリブ海地区」「ヨーロッパ」のPCも同じです。
アメリカでは、日本以上に、ネットが生活に浸透していると感じました。例えば、結構な老人でも、ネットを活用していたりする…。「E-mail」1つで、ビジネスの取引を行うことも多いようです(実際、僕もアメリカでは、チームとのやりとりはほとんど、E-mailで行いました)。
携帯に関しては、大体の人が持っています。ただ、日本の携帯の性能と比べると、約5年は遅れているでしょうか…。
例えば、2005年の時点で、アメリカでは「TV付き携帯」は、まだ、ありませんでした。今でも、あるかどうか分かりません。当時、僕は、日本で最初に販売された「TV付き携帯」を持っていたのですが、これに周りのアメリカ人が大変、興味を示し、「売ってくれ!」と頼んできました(笑)。
当時のアメリカ人の友達いわく、「アメリカでは、おそらく最低でもあと5年は、TV付き携帯なんて出てこない」…らしいです。それで、「日本の約5年、遅れている」…というわけです。
確かに、アメリカで流行している最新の携帯は、どれもこれも、日本では約5年前にヒットしたようなモデルばかり…。
「世界第1位の経済大国」アメリカの、遥か先をいく、日本の「携帯」の性能…。日本人の、こういう「モノづくり」の能力と才能は、やはり「世界No.1」クラスだと、改めて思い知りました。それは、アメリカ人も認めています。これは、日本が世界に誇る、大きな「武器」だと思いました。
<中米カリブ海地区>
ネットも携帯も、普及していると感じました。
特に携帯は、大体の人が持っています。僕がよく「ホンジュラスでは、携帯すら持っていなかった…」とブログに書きますが、あれは、僕が貧しくて買えなかっただけです(笑)。周りのホンジュラス人は、みんな持っていました。ただ、携帯の値段は結構、高かったです。
ネットは、まだ一般家庭には設置されていないことの方が、多いようです。家にネット環境が整っている人を、あまり目撃したことがありません(一部のお金持ちの家には、ネット環境が整っていましたが)。
ただ、家にネット環境が無い分、ネットカフェの利用者は多いです。何より、ネットカフェ自体が多い。ホンジュラスのかなり山奥で、「こんなところには、さすがに…」って場所に、意外にもネットカフェがあったりします。
アメリカ同様、「日本語の読み書きができるPCが少ない」…という問題はあります。特に「書き」の方ができるPCは、1度も遭遇したことがありませんでした。
だから、ネットをする時は、ネットカフェで、自分のノートPCを接続して、日本語の読み書きを行っていました。
しかし中米では、「ノートPC」を持っているのは、一部のお金持ちのみであり、治安の悪い中米のネットカフェで自分のノートPCを使用する際は、いつも泥棒や強盗などの目を気にして、警戒を怠らないようにする必要がありました。
だから、自分がノートPCを持っていることが、なるべく周りの人に(仲の良い友達にも)知れ渡らないように、工夫をしていました。…これから中米に行かれる方も、この点は気を付けて下さい。
ジャマイカでは、滞在した期間が短かったのもありますが、ネットカフェすら周りに無く、結局、チームのオフィスで1、2回やらせてもらった以外は、全くもってネットができませんでした。おそらく、ネットカフェ自体はたくさんあるのでしょうが、たまたま僕が住んでいたところの付近には、無かったのだと思います。
中米カリブ海地区の携帯事情に関しては、アメリカとほぼ同じです。ただ、彼らは、自国で、独自の携帯を生み出すことはできないようです。だから、彼らが所有している携帯は、大体、アメリカから入ってきたものばかりです。よって、携帯の性能も、アメリカとほぼ同じです。
ホンジュラス人の若者は、みんな暇さえあれば、携帯をピコピコいじくっていました(笑)。着信音を変えて遊んだり、画像や動画を見て遊んだり、写真やビデオを撮ったり…。ピコピコピコピコ…。ここら辺は、日本と変わらないと思いました(笑)。これで良いのでしょうか!?
<ヨーロッパ>
正直、ヨーロッパに関しては、今一、分かりません。
ただ、みんな大体、携帯は持っているようです。
ネットに関しては、ネットカフェは多いようですが、家庭にネット環境が整っているかどうかは、よく分かりません。また、意外にも「ワイヤーレス・ネットワーク」に引っかかる場所が、ほとんどありません。まあ、たまたま、僕が住んでいる場所がそうなのかもしれませんが…。
…………………………………………………………
最後に、こうやって世界を周ってみて改めて感じた、母国のネット、携帯事情について…
<日本>
今では、大体、どの家庭にも、ネット環境が整っています。しかし日本は、携帯の方があまりにも進化し過ぎたために、もはやPCを使わなくても、携帯で事足りる状況になっています。
だから、携帯でメールやネットをチェックしている人は多いですが、意外と「ホットメール」「ヤフーメール」などの「E-mail」を利用している人が少ない…。確かに、日本だけで生活する分には、携帯1つあれば、何でもできますからね。
他国の携帯も、メールやネットはもちろんできますが、日本ほど、あまりにも携帯が進化し、独自の「携帯文化」を築き上げている国は、世界でも極めて「まれ」です。僕は、日本以外でそんな国を、見たことがありません。
また、他国の携帯は大体、まず、携帯本体のみを購入し、その後、通話するために「テレフォンカード」のようなものを買い、そのカードが無くなれば、また新しいカードを買って通話する…という仕組みが多いのですが、日本の場合、携帯購入の際に会社と契約し、一定期間ごとに、後から通話料金を支払う仕組みになっています。…これも、かなり日本独自の、変わったシステムだと思います。
それと、前述したように、中米カリブ海地区では、自国で独自の携帯を生み出すことができない分、アメリカの携帯がそのまま広まっていますが、日本の携帯は、日本国内のみでしか利用されていません。
アメリカ人も羨むほど高性能な、日本の携帯…。
アメリカを含め、たくさんの海外の国々では、日本の「車」や「電化製品」は大人気で、需要も多いです。
それと同じように、もし日本の携帯業界が海外に進出したら、それこそ、爆発的な反響を生むのは、間違いないと思います(そうしたら、誰も、アメリカの携帯を買わなくなってしまうかもしれませんが…)。
それなのに、なぜ日本の携帯業界は、海外進出しないんでしょうか?なぜ、市場が日本国内だけなのでしょうか?何だか、もったいないような…、反面、日本人として生まれたことで、「世界最強の携帯」を使えるので、得した気分もしますが…(笑)。そこら辺、詳しく分かる方がいらっしゃれば、ぜひ教えて下さい!!
とにかく、日本の携帯を取り巻く環境は、めまぐるしく変化と進化を繰り返しています。もはや、僕のように海外生活が長くなってしまった者には、ついていけるレベルではありません(笑)。以前、こんなことが、ありました…。
今年の始め、久々、日本に帰国した時のこと…。成田空港に到着した際、僕が使っていた「ボーダフォン」携帯の電池が、切れてしまいました。そこでコンビニに入り、「ボーダフォン携帯の充電器を下さい」と頼みました。
…すると、店員に笑われ、「ボーダフォンは、ありません」と言われるのです。全く事情が理解できず、「そんなはずは無いでしょう!?」と再度、聞き返しますが、答えは同じ…。一体、どういうことなのか!?
実は、何と「ボーダフォン」は「ソフトバンク」になっていたのです!!
そのことを全く知らなかった僕は、かなりの衝撃を受けました。
「日本というのは、たかだか1年間、離れただけで、こうも変化してしまう国なのか…?」
あの時の衝撃は、今も忘れません…。
現在の日本の携帯には、僕が聞いたことも無いような機能が、山ほど付いています。何だか、携帯に限らず、いろいろな分野において、もはや「進化のイタチごっこ」になっているような気がして、「そこまでやる必要はあるのかぁ!?」って気もしなくはないですが…。
僕はホンジュラスで、ありとあらゆるものが「無い」、「極限状態」の生活をしてきたので、最低限、日常生活ができるだけでも、充分、「幸せ」を感じるのですが…。日本では、どうでも良いようなものでも、ちょっとでも便利さを欠いてしまえば、「不満」が出てしまうのかもしれません…。
どこまで、この「進化のイタチごっこ」は続くのでしょうか??
まあ、おかげで僕は、いつも帰国の際は、まるで「ドラえもんの21世紀の世界」に来たかのような「幸せ」な感覚を味わえるので(笑)、それはそれで「ありがたく」、楽しませてもらっています(決して誇張ではなく、本当に、それくらい日本は発展しています)。
…以上、これが、世界各国のネット、携帯事情です。
あくまでも、僕が現地で生活する中で感じた感想なので、正確な情報とは言い切れません。そこら辺は、ご了承下さい。
また何かございましたら、お気軽にご連絡下さい。
貴重なご質問、誠にありがとうございました。
20 november <第6回> 「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー!~~ 「FIFA年間最優秀チーム」 ホンジュラス ~~
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第6回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「ホンジュラス代表サッカーチームは、数年前、『FIFA年間最優秀チーム』に選ばれたことがありますよね?」
<Yojiの回答>
僕は、ホンジュラスでプレーした唯一の日本人サッカー選手として、ホンジュラスの素晴らしさを故郷・日本の人々に伝えていくことは、僕に与えられた「使命」であり、そして、そうすることが、お世話になったホンジュラスに対する大きな「恩返し」になると考えています。
現在、日本のサッカー情報は、あまりにも「ヨーロッパ」に偏り過ぎています。その結果、皆が皆、ヨーロッパのサッカーに憧れ、そして、「ヨーロッパのサッカー」=「世界最高」だと思い込んでいます。
確かに、それが間違いだとは思いません。
しかし、よくよく冷静に考えてみると、世界で最も、「W杯」を制しているのは、ヨーロッパの国ではなく、「南米」のブラジルです。
また、2年前から行われている「クラブW杯」においても、日本のメディアは「リバプール」「FCバルセロナ」など、ヨーロッパのチームにばかり注目し、大騒ぎしましたが、2大会とも、優勝したのは、「南米」ブラジルのチームでした。
さらには、ヨーロッパのビッグクラブで中心選手として活躍している選手の名前を思い浮かべてみると、「ブラジル代表」のロナウジーニョ、「メキシコ代表」のラファ・マルケス、「カメルーン代表」のサムエル・エトー(3人ともFCバルセロナ)、「コートジボアール代表」のドログバ(チェルシー)、「ホンジュラス代表」のダビド・スアソ(インテル・ミラノ)…など、ヨーロッパ以外の国々の選手が、本当に多い…。
この事実は、「サッカーが盛んなのは、何もヨーロッパだけではない」…ということを、如実に物語っています。
それでも、なぜか日本では、ヨーロッパのサッカーだけが崇拝され、その反面、他の地域のサッカーを見下してしまう傾向が強いようです。一体、なぜなのか?
それは最初に書いた通り、日本で伝えられているサッカー情報が、あまりにもヨーロッパに偏り過ぎているからに他なりません。
逆に、「北中米カリブ海地区」に関しては、日本でそのサッカー情報を耳にする機会は、ほとんどありません。例えあったとしても、「ジャマイカは弱い!」…など、誤った情報ばかり…(日本は「W杯」でジャマイカに負けたのですから、「ジャマイカは弱い!」という情報は間違っていたと、言わざるを得ません)。
今日の質問の中にある、
「ホンジュラスは、『FIFA年間最優秀チーム』に選ばれたことがある…」
…この事実を知っている日本人は、果たしてどれだけいることでしょうか?
事実は事実として、やはり、しっかり伝えなければなりません。…でないと、また、根拠も無く「ジャマイカは弱い!」「オーストラリアには勝てる!」…など、誤った認識をする日本人が出てきかねません。それは、日本人自身にとっても良くないことだと、僕は思います。
ホンジュラス代表サッカーチームは、「FIFA年間最優秀チーム」に選ばれたことがあります。これは、「事実」です。
それは、「2001年」の出来事…。
この年、ホンジュラスは、「コパ・アメリカ・コロンビア大会」に、「招待国」として出場しました。
「招待国」というのは、少々、事情があります。「コパ・アメリカ」というのは、日本名で「南米選手権」…つまり、通常、「中米」であるホンジュラスには、参加資格が無い大会なのです。
しかし、「トルシエ・ジャパン」時代には日本代表もこの大会に参加しているように、「コパ・アメリカ」は近年、「招待国」として、南米以外の地域からも参加チームを招き入れています(ちなみに日本代表は、ペルーに「2-3」、パラグアイに「0-4」、ボリビアに「1-1」…の「1分2敗」と、1勝もできずに大会を後にしています)。
…ただ、それでも、この「コパ・アメリカ・コロンビア大会」に関しては、ホンジュラスは全く、出場の予定はありませんでした。大会開幕「前日」までは…。
この大会の前、開催国であるコロンビアにて、ゲリラによるサッカー協会副会長の「誘拐事件」が起きました。ちなみに「誘拐事件」は、ホンジュラスでも日常茶飯事で起こります(ホンジュラス・プロサッカーリーグの審判の娘さんが誘拐された事件に関する過去記事は→こちら)。
この事件により、「こんな危ない国で大会なんか開けない!」と、一時は「中止」の決定が下りました。しかし、「ここまできて中止になったら、国の威信に関わる!」と、コロンビア側が大会中止を拒否し、今度は、「来年に延期」…という決定が下りました。
…ところが、大会開幕「1週間前」。ゲリラ側が、「やっぱり俺達もコパ・アメリカが見たいよー!」と、何と、誘拐していたサッカー協会副会長をいきなり解放!!(かなり、「ありえない!」話です…)
こうして、二転三転のドタバタ劇の末に、どうにか「2001年」に予定通り、「コパ・アメリカ・コロンビア大会」は、開催されることになりました。
…しかし今度は、これにアルゼンチンがブチキレ、「こんな危ない大会に参加できるか!」…と、何と大会開幕「前日」に、参加辞退を表明!!
そこで、アルゼンチンの代わりに白羽の矢を立てられたホンジュラスが、「招待国」としてこの大会に参加することになったのです。
…が、見ての通り、大会開幕「前日」に招待されるという、あまりにも急な話に、ホンジュラス側は当然、全く準備などできておらず…。
日本代表がよく、「過密日程で…」「準備期間が無くて…」と口にしますが、この時のホンジュラスなんか、過密日程もクソも無い…前代未聞の、「準備期間」=「0日」で参加させられているんです!!(笑) 練習さえ、できない…。
これを考えると、やはり日本代表は、恵まれていますね~(中南米では、こうした「ありえない!」出来事が度々、起こります。だからこそ、中南米の選手は、日程や環境の変化に強いのかもしれません)。
…こうして、ムチャクチャな日程で参加させられたホンジュラスですが、何とこの大会で、世界中の人々に衝撃を与える、脅威の活躍を見せることになるのです。
グループリーグは、コスタリカ、ボリビア、ウルグアイと同組。
初戦こそ、同じ中米の「招待国」コスタリカに「0-1」と敗北を喫しますが(得点は元「FC東京」のワンチョペ)、続く第2戦、ボリビアを相手に「2-0」で勝利すると、第3戦、強豪ウルグアイにも「1-0」で勝利し、見事「グループ2位」で、決勝トーナメント(準々決勝)に進出しました。
…が、決勝トーナメント初戦の相手は、何と、あの、「世界最強のサッカー王国」…
「ブラジル」。
さすがのホンジュラスも、ここまでか…?まあ、「準備期間0日」にしては、決勝トーナメントにも進出したし、上出来、上出来!!お疲れ様でした…。
…と、試合前は誰もが、「ブラジル勝利」を予想しました。まあ、ある意味、当然っちゃ、当然のことです。「ブラジルに勝つ」なんて、世界のどんな国でも、極めて難しいことなのですから…。
しかし、ここからがホンジュラスの、「真の快進撃」の始まりでした。
何とブラジルを、「2-0」で撃破!!
世界中に大きな衝撃を与えました。
しかも、この勝利…。単なる勝利ではありません。
あの「世界最強のサッカー王国」ブラジルを相手に、真正面から「攻撃サッカー」で挑み、相手をパス、ドリブル、身体能力で、「おちょくり」抜いての勝利…。結果はもちろん、そのサッカーの「内容」に、世界中がド肝を抜かれました。
<動画>「2001年コパ・アメリカ・コロンビア大会 準々決勝『ホンジュラスVSブラジル』」 (白&青が「ホンジュラス」、黄色が「ブラジル」)
パスで組み立て、ドリブルでDFをかわし、センタリングに頭で合わせた、先制ゴール。そして、自陣から脅威の身体能力で、一気にスピードに乗った突進で相手ゴール前まで攻め込み、最後は「股抜き」センタリングからのゴール…。ホンジュラス「らしさ」満載の試合です!!(ホンジュラスの2ゴールは共に、Jリーグの大宮でもプレーした、サウル・マルティネスです)
しかも、この時のブラジルは、ただのブラジルじゃ~ありません。「2001年」…ということは…。そうです。翌年の「2002年日韓W杯」でブラジルは、優勝しています。つまり、この時のブラジルは、正に「世界最強」。ホンジュラスは、そんなブラジルに土をつけたのです!!
…確かに、この時のブラジルは、コロンビアの治安の悪さにビビッた何人かの主力が参加していませんでした。しかし、ホンジュラスも、ダビド・スアソなどヨーロッパでプレーする選手を欠いていました。また、ブラジルはそれでも、翌年の「日韓W杯」で「優勝」を成し遂げるメンバーが、ズラリ、顔を揃えていました。
「ブラジルに勝つ」…ということが、どれだけ難しいか?今回もまた、日本のサッカーファンにも分かり易いように、馴染みのある「日本代表」と比べてみたいと思います。
日本代表が、その長い歴史の中で、ブラジルに勝った回数は…?
「0回」。
何10年の長い日本サッカーの歴史の中で、ただの1度も、ブラジルに勝ったことは無いのです。親善試合や練習試合などを含めても、勝利数は、「0回」…。
「96年のアトランタオリンピックで、1-0で勝ったじゃないか!!」
…という声もあるかもしれませんが、あれは「オリンピック代表」の試合であって、「フル代表(A代表)」の試合ではありません。国際的な基準では「勝利」に換算されません。
しかも、相手がブラジルだと、日本代表の場合、「守備的」に闘うので精一杯のはずです。しかし、この時のホンジュラスは、前述したように、「攻撃的」に闘い、ブラジルを「おちょくり」抜いての勝利…(上の「動画」を見れば、そこら辺が少し、垣間見えるはずです)。
ましてや、この「コパ・アメリカ」というのは、「世界最古の歴史を持つ大会」とも言われ、サッカーが盛んな南米の国々にとっては、正に、国の「プライド」と「威信」を懸けた、真剣勝負…。ブラジルにとっては、大変、屈辱的な敗北だったのです。
「ブラジル撃破」の後、ホンジュラスは準決勝にて、「開催国」のコロンビアに「0-2」で敗れてしまいました。
…ただ、この後、コロンビアは、結局、「全試合無失点勝利」という、「ありえない!」成績で優勝を遂げるのですが、僕が思うに、ゲリラが「誘拐事件」を起こすなどしていたこの時のコロンビア国内では、おそらく「コロンビアにだけは、勝ったらヤバイ」…という、雰囲気があったのだと思います(もちろん、実力的にも、コロンビアは素晴らしいチームです)。
準決勝で破れ、「3位決定戦」に回ることになった、ホンジュラス…。相手は、グループリーグでも対戦した、強豪ウルグアイです。
この試合、両チーム共に試合終了「5分前」に得点を奪うなど、白熱の試合を繰り広げ、結局、「2-2」からの「PK戦」で、ホンジュラスが勝利しました。
こうして、大会開幕「前日」という、常識では考えられないメチャクチャな日程で急遽、参加が決まった「招待国」ホンジュラスが、「初出場」にして、「コパ・アメリカ 3位」という偉業を成し遂げました!!
<動画>「2001年コパ・アメリカ・コロンビア大会 3位決定戦『ホンジュラスVSウルグアイ』」 (白が「ホンジュラス」、青が「ウルグアイ」) おめでとう、ホンジュラス!!
この衝撃的な「結果」+パス、ドリブル、身体能力を駆使した、華麗で、自由奔放で、おもしろい、素晴らしい攻撃サッカーの「内容」が、「FIFA」からも高く評価され、「2001年」、ホンジュラスは「FIFA年間最優秀チーム」に輝きました。
この「FIFA年間最優秀チーム」というのは、文字通り、「FIFAが認めた、その年、世界で最も輝いたチーム」のことで、日本代表がたまに獲得する、「AFC(アジア・サッカー連盟)」主催の、「アジア最優秀チーム」とは、全く「価値」が異なる、別次元のものです。
詳しくは分からないのですが、僕の記憶では、日本代表が「FIFA年間最優秀チーム」に選ばれたことは、長い日本サッカーの歴史上、ただの1度も無いはずです。
以上、これが、「ホンジュラス、2001年『FIFA年間最優秀チーム』」の真実です。
実は、この前年の「2000年」にも、ホンジュラスは「FIFA年間最優秀チーム」の最終候補に、オランダと共にノミネートされていました。
「2000年」のホンジュラスは、「シドニーオリンピック」にて、「前回大会覇者」のナイジェリアを相手に、真っ向から攻撃サッカーで挑み「3-3」の引き分け、日本が昨年の「ドイツW杯」で完敗したオーストラリアに対し、「完全アウェー」という不利な状況ながら、「2-1」で勝利…。強豪イタリアに負けて、惜しくも決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、この大会でホンジュラスサッカーは、世界に大きな衝撃を与えました。
…しかし「2000年」の「FIFA年間最優秀チーム」は、結局、ホンジュラスではなく、オランダが選ばれました。もし、この時、ホンジュラスが選ばれていれば、「2年連続」で、「FIFA年間最優秀チーム」に輝くという、偉業を成し遂げていた可能性もあったのです(ただ、人生に「たら、れば、もし」は、ありません)。
「ヨーロッパ」のサッカーは、確かに素晴らしいです。
「日本」のサッカーも、素晴らしいです。
しかし世界では、日本人の知らないところで、こういう凄い出来事が毎年、起こっているのです。「素晴らしい」サッカーをしているのは、何も、ヨーロッパや日本だけではない…。
「北中米カリブ海地区」のサッカーに関しては、現在の日本では、ほとんどその情報すら入手できない状況にあります。
だからこそ、これからも僕は、できる限り、「ホンジュラス」や、「北中米カリブ海地区」のサッカーの素晴らしさを、日本の人々に伝えていければと思います。
※ ホンジュラスサッカーの素晴らしさについて書かれた、大変、おもしろい記事を見つけました。ぜひ、読んでみて下さい!
→ こちら!
また何かご質問等ございましたら、お気軽にご連絡下さい。
貴重なご質問、誠にありがとうございました。
17 november <第5回> 「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー! ~~ ホンジュラスの英雄 「ダビド・スアソ」 ~~
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第5回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「ホンジュラスの代表的なサッカー選手と言えば、イタリアでプレーし、世界選抜にも選ばれたこともある、ダビド・スアソが挙げられますよね?」
<Yojiの回答>
その通りです!日本のサッカーファンの中にも、「ダビド・スアソ」を知っている方が結構いらっしゃるようで、僕としては大変、嬉しい限りです。
ダビド・スアソ(「David Suazo」)は、現在の「ホンジュラスNo.1プレーヤー」であり、最も世界的知名度がある、ホンジュラス人サッカー選手の1人です。ポジションは「FW」。持ち味は、人間離れした「スピード」と「パワー」、そして、野生的な「得点感覚」と「決定力」です。
「1979年11月5日」に、ホンジュラスの「サン・ペドロ・スーラ」で生まれたダビド・スアソ…(僕と同じく、今年、28歳)。
幼少時代は、「マラトン」の下部組織でプレーしていたそうです(「マラトン」に関しては、過去に何度かこのブログ内でも紹介してきたので、今回は説明を省略させていただきます)。
その後、マラトンのライバルチームである、「オリンピア」にて、プロ契約。この際、マラトンとオリンピアの間で、相当、もめたようです(マラトンのファンは、「せっかく育てたスアソを、オリンピアに横取りされた!」とキレたらしい…)。
僕のアミーゴでもある「元パナマ代表正GK」ドナルド・ゴンサレスも、同時期にオリンピアに所属しており、ダビド・スアソと共にプレーしています。当時のダビド・スアソの印象をドナルドに聞くと、「確かに、足はメチャクチャ速かったが、技術的には、まだ荒削りだった…」そうです。
<動画> オリンピア時代のダビド・スアソのゴール集!(↓画面をクリックすると「動画」が始まります)
ダビド・スアソが、本格的にその名を世界にとどろかせ始めたのは、「2000年シドニーオリンピック」からです。この大会でダビド・スアソは、4得点を挙げ、「得点ランク2位」に輝きます。
ちなみに1位は、6得点を挙げた「チリの英雄」サモラーノ。ダビド・スアソと共に2位に輝いた他の選手は、G大阪でも活躍したパトリック・エムボマなど…。そして3位は、3得点を上げた「日本のエース」高原選手など…。
実はダビド・スアソ、この「2000年シドニーオリンピック」の前年…「1999年」、ホンジュラスのオリンピアから、イタリアの「カリアリ」へと移籍しています。ここで一気に、ダビド・スアソの才能が開花しました。
イタリアで「技術」も飛躍的に成長したダビド・スアソは、元から持っていた超人的な「スピード」にもさらに磨きをかけ、気が付けば、「世界一の鉄壁DF」と言われるイタリアのDF陣をもってしても、全くもって止められないほどの「モンスター」に変貌していました。
「セリエA」と「セリエB」を行ったり来たりしていた当時のカリアリにあって、ダビド・スアソ自身は毎年、コンスタントに得点を重ねていき、カリアリ在籍「7年間」でのリーグ通産得点数は、何と驚愕の「87得点」!!
しかも、一般的には、2部リーグから1部リーグに上がると、当然、得点数が落ちる選手が多いものですが、ダビド・スアソの場合は、セリエA、セリエBに関係なく、毎年、得点数を増やしていき、「セリエA・2005-2006」シーズンには、何と、取りも取ったり、唖然呆然の「22得点」!!(これは、カリアリの長い歴史上、クラブ最多得点記録!) このシーズンのセリエAの「得点ランク3位」に輝きました。
<動画> 「セリエA・2005-2006」シーズンの、ダビド・スアソの「全22ゴール」集!!
この「セリエA・1シーズン22得点」という数字が、どれだけ凄いのか?日本のサッカーファンにも分かり易いように、馴染みのある、日本代表の選手と比較してみましょう。
昨年の「ドイツW杯」で、高原選手と共に「日本のエース」としてプレーした、柳沢選手。彼も、「イタリア・セリエA」でプレーしていました。また、ダビド・スアソと同じ「FW」というポジションなので、比較するには丁度良いのではないかと思います。
柳沢選手は、「サンプドリア」「メッシーナ」に所属し、合計3年間、イタリア・セリエAでプレーしました。…で、その3年間の通算得点数は…?
「0得点」。
「3年間」で、「0得点」です。
それに対して、ダビド・スアソは、「1年間」だけで、「22得点」(ちなみに、ここ「3年間」は合計「43得点」!)。
いかがでしょうか?
これは、柳沢選手の実力がどうこうと言う問題ではないと思います。柳沢選手も、素晴らしいサッカー選手です。それでも、セリエAでは、1得点もできなかった…。
要するに、「イタリア・セリエA」というのは、それくらい、得点するのが難しいリーグなのです。
さらに言うと、このシーズンの「得点ランク2位」は「ユベントス」のフランス代表選手、ダビド・トレゼゲ。そして「得点王」は、「フィオレンティーナ」のイタリア代表選手、ルカ・トニ…。
並み居る「ビッグネーム」を相手に達成した「得点ランク3位」という偉業だったのはもちろんのこと、よく見るとトレゼゲもトニも、所属チーム自体が強い…。「強い」ということは、それだけチームメイトからの「アシスト」も多いし、「得点チャンス」は、おそらくダビド・スアソよりも多くあったと推測されます。
つまりダビド・スアソは、「カリアリ」というセリエAの「下位チーム」に所属し、「アシスト」も「得点チャンス」も決して多くない中で、この「22得点」&「得点ランク3位」という偉業を達成したのです。おそらく「決定力」に関しては、トレゼゲ、トニにも負けてないはずです。
しかも、ダビド・スアソの得点シーンを見てもらえれば分かるのですが、そのほとんどが、自分1人で強引に相手DFをズタズタに切り裂いての得点…。大したチャンスではなくとも、自分自身の圧倒的な個人能力のみで、チャンスに変えて得点してしまう…。正に、G大阪時代のパトリック・エムボマ状態です(スアソはそれを、イタリアでやっている!)。
実はエムボマも、ダビド・スアソと同じく、カリアリに所属していたことがあります。しかし、あのエムボマをもってしても、カリアリでは、ほとんど得点を挙げることができませんでした…。この事実も、「いかにダビド・スアソが凄いか!?」ということを、如実に物語っていると思います。
<動画> カリアリでの、ダビド・スアソのゴール集!!
そして、この「セリエA・2005-2006」シーズンの「22得点」&「得点ランク3位」+これまでのイタリアでの活躍が評価され、2006年、「イタリア最優秀外国人選手」に、「ACミラン」のブラジル代表選手、カカーと共に選ばれます。
※昨年、「イタリア最優秀外国人選手」に選ばれた時の、ダビド・スアソの写真。
もはやカリアリのみならず、セリエAを代表するストライカーに成長した、ダビド・スアソ…。
当然、毎年のように、ビッグクラブからオファーが届きました。その中には、スペインの「FCバルセロナ」や「レアル・マドリード」、イングランドの「マンチェスター・ユナイテッド」など、世界有数の名門クラブの名前もあったとか…。
しかし、カリアリ側が「絶対に、スアソは出さん!!」と頑なに移籍を拒否し続けたために、なかなかビッグクラブへの移籍が実現しませんでした。
そんなダビド・スアソも、ようやく今年、念願、叶ってイタリアのビッグクラブである「インテル・ミラノ」への移籍が決まりました。
この移籍の際も、同じイタリアのビッグクラブ「ACミラン」と激しい「スアソ争奪戦」になったらしく、二転三転のドタバタ劇の末に、ようやく「インテル入団」が決定したようです。
今年、インテルに移籍してからのダビド・スアソの活躍をあまり聞かないので、現在、彼がどうなっているのか、全く、分かりません。誰かそこら辺、詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ教えて下さい!!
<動画> インテル移籍後、初ゴールを決めた、ダビド・スアソ!!相手の「ジェノア」には、同じホンジュラス代表の同僚、フリオ・セサル・レオンの姿も…(レオンはレッジーナ時代、中村俊輔選手と、チームメイト。どちらがFKを蹴るか、もめたこともあるとか…。身体能力はもちろん、めちゃくちゃテクニシャンです!)。
ちなみに、「スアソ家」は、「サッカー一家」です。スアソ家の長男・ニコラスは、かつてマラトンとホンジュラス代表でキャプテンを務めた、ホンジュラスサッカー界の「伝説」的FWです(監督としても、かなりの実績を残しています)。
そして、実兄ルベンと、実弟ヘンドリーは、「レンカ」時代の僕のチームメイトです。ヘンドリーは、スアソ兄弟の中でも、最も、ダビド・スアソに似ています(顔も声もそっくり!)。
…ただ、残念ながら、プレースタイルは全く似ていませんでした(笑)。ルベンもヘンドリーも足が遅かったです(笑)。同じ「スアソ家」の血を引いていても、なぜダビド・スアソだけが、こんなにも足が速くなってしまったのか?…本当に不思議です。
カリアリ時代は、キャプテンも務めた、ダビド・スアソ…。世界各国の、ありとあらゆる猛者が集うセリエAにて、経済的にも貧しい小国に過ぎない「ホンジュラス」のサッカー選手が、「キャプテンマーク」を巻いて活躍する…。ホンジュラス人のみならず、彼の活躍に勇気をもらっている人は、世界中で多いと思います。僕もその1人です!!
そんな「ダビド・スアソ」を、みなさんも応援してあげて下さい!!
ヨロシクお願いします!!
また何かご質問等ございましたら、お気軽にご連絡下さい。
貴重なご質問、誠にありがとうございました。
※カリアリ時代…。キャプテンマークを巻いて奮闘する、ダビド・スアソ。
15 november <第4回> 「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー! ~~ 他国の「ハングリー精神」 ~~
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第4回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「他国のハングリーさとは、どうなのでしょうか?」
<Yojiの回答>
これも国によって若干の違いがあるのですが、今回は、分かり易い例として、中南米などの貧しい国々の人達と、豊かで恵まれた日本人との「ハングリー精神」の違いを、書かせていただきたいと思います。
以前、こんなおもしろい話がありました。
これまで何度もこのブログで紹介してきたので、覚えていらっしゃる方も多いかと思いますが、僕が「最も尊敬するGK」の1人で、「元パナマ代表正GK」(ドイツW杯予選も出場)の、ドナルド・ゴンサレスに関する話です。
これは、中南米人と日本人の「ハングリー精神」の違いを顕著に表す、非常に興味深い話だと思います。
ドナルド・ゴンサレスは以前、「ホンジュラス最強クラブ」と言われる、「オリンピア」というチームでプレーしていました。
そして2000年には、北中米カリブ海地区のクラブ王者を決める大会「CONCACAF チャンピオンズカップ」にて、オリンピアの守護神として大活躍し、何と「準優勝」という偉業を成し遂げます(この大会でオリンピアは、今年、日本で行われる「クラブW杯」にも出場するメキシコの強豪「パチューカ」を4-1の大差で破るなど、メキシコのクラブを2チームも撃破しています)。
しかも、その年からは、「世界クラブ選手権」という、現在の「クラブW杯」の原型となる大会が始まっており、この年、北中米カリブ海地区で2位となったオリンピアは、その「世界クラブ選手権」への出場権も掴みました。
…ちなみに、時を同じくアジアでは、Jリーグのジュビロ磐田が、「アジアクラブ選手権」という、現在の「アジアチャンピオンズリーグ(ACL)」の原型となる大会で優勝し、オリンピア同様、「世界クラブ選手権」の出場権を掴んでいました。
ところが…。
ご存知の方も多いかと思いますが、2001年に行われる予定だった、この「世界クラブ選手権」が、いろいろなトラブルが発生したために、何と「中止」になってしまったのです。
(詳しい情報は→ こちら!)
この時、日本では、ジュビロ磐田の選手達の無念の言葉が報じられました。
「ジュビロ磐田のサッカーが、世界でどれだけ通用するのか試したかった…」
「日本代表とはまた違った、世界との闘いをしてみたかった…」
…などなど、本当に、「残念」「無念」といったジュビロ磐田の選手達の言葉を聞いて、当時、僕自身も非常に悲しい思いをしたものです。僕も、あの時「アジア最強」だったジュビロ磐田が、世界の強豪クラブを相手にどんな闘いをするのか?…大変、大きな興味を抱いていたのです。
あれから約7年後…。
僕はドナルド・ゴンサレスに、当時の心境…「世界クラブ選手権が中止になった時の心境」…を聞いてみました。
もし、あの大会が中止になっていなければ、ドナルド・ゴンサレスは「世界デビュー」を果たしていたのです。彼の輝かしいサッカーキャリアの中でも、特に大きな「名誉」「栄光」になっていたことは間違いない…。
僕は、ドナルド・ゴンサレスの口から、どのような回答が返ってくるのか、固唾を呑んで見守りました。
そして、ドナルド・ゴンサレスが口を開きました…。
「いや~、もし、あの時、世界クラブ選手権が中止になっていなかったら、俺達、めちゃくちゃ良いボーナスがもらえるはずだったんだよ!かなりのお金がね!そう考えると、本当にもったいなかったな~…」
以上。
あれえええ!?
上の、ジュビロ磐田の選手達の言葉と比べてみて下さい(笑)。その違いが、顕著になります。この話は、中南米人と日本人の「ハングリー精神」の違いを、分かり易く表していると思います(ちょっと極端な例ですが)。
要するに、中南米人にとっては、まず、何よりも「お金」が大事なのです。「名誉」?「栄光」?…それよりも何よりも、とにかく、まず「お金」!!(笑)
もちろん、全ての中南米人がそうだとは言いませんが、その傾向が強いと、僕は彼らと共に生活する中で感じました。
例えば、もしホンジュラスのサッカー選手に、「現在のサッカー選手としての収入の3倍の給料を払うから、サッカーを辞めて他の仕事をしないか?」という話を持ちかければ、おそらく、本当にサッカーを辞めてしまう選手も多いのではないかと思います。
実際、僕のホンジュラス時代のチームメイトの何人かも、レギュラーとして出場していて、チームから給料ももらっていたのに、「アメリカで働いた方が、お金になる」と言って、突然、サッカーを辞めてしまいました。
そうやって、「まず、お金ありき」になってしまうのも、彼らは、豊かで恵まれた日本人からは想像もつかないような、貧しい生活を送っているからこそ…だと思います。
このように、目標とするものが「お金」と、はっきり目に見える形で存在し、そして、それを得ることによって、自身に対する明らかなプラス面=「生活が豊かになる」…をシンプルにイメージできること…。これが、W杯という真剣勝負を闘う上で、大きな力を発揮させる要因の1つではないか?…と推測します。
例えば、2人で早食い競争をするとします。1人は、貧しくて、もう何日も食事をとっておらず、空腹で空腹で仕方がない人…。もう1人は、豊かで恵まれた環境で育って、特にお腹は空いてないけど、この早食い競争に勝てば、「女の子にモテる」と考えている人…。
両者とも同じ胃袋を持っているとしたら、一体、どちらがこの勝負に勝つでしょうか?
答えは、明らかです(もちろん、前者!)。
日本人サッカー選手の多くは、「名誉」「栄光」「憧れ」…のために、海外でプレーしたいと言います。
中南米人サッカー選手の多くは、「お金」…のために、海外でプレーします(Jリーグに来るブラジル人選手などは、正に、それです)。
おそらく、中南米人サッカー選手には、日本人サッカー選手が、日本でプレーするより給料が下がってまでも、海外に挑戦したい気持ちが、全くもって理解できないと思います。
僕は、日本人にも「ハングリー精神」はあると思っています。ただ、その「ハングリー精神」の中身が、根本的に中南米人とは異なるのではないでしょうか?「何に対して、ハングリーか?」が違う…。
多くの日本人の「ハングリー精神」は、「名誉」「栄光」「憧れ」「人気者になりたい」「有名になりたい」「TVに出たい」「世間から注目されたい」「異性にモテたい」…などに対する欲望…。ともすれば、実態の無い、漠然とした、抽象的なものです。まあ、無いなら無いで、日常生活をする上では、特に困りません。
…だから、たまに「モチベーションが上がらない」…ってことになると、「頑張れ!」「気合だ!」…と、「根性論」が語られます。
逆に、中南米人の「ハングリー精神」は、「お金」「高い生活レベル」…などに対する欲望…。ある意味、極めてシンプルかつ、明確です。彼らにとって、それは、無いと大変、困るものなのです。
…だから、たまに「モチベーションが上がらない」…ってことになると、「給料を増やすから」「ボーナスをやるから」…と、札束をチラつかせれば、一気にモチベーションが上がります(笑)。「根性論」は、一切、必要ありません。
僕は、中南米人の「ハングリー精神」が正しいとは思いませんし、逆に、日本人の「ハングリー精神」が間違っているとも思いません(また、自分のこの見解が絶対に正しいとも、思いません)。
生まれ育った環境が全く異なるので、こうした「ハングリー精神」の違いが出てくるのは当然です。
ただ、中南米の有名サッカー選手と多く知り合い、交流する中で、1つ感じたのは、彼らは「名誉」「栄光」を手にしているにも関わらず、全くもって普通…というか、一般人とも同じ目線で交流するし、全然、勘違いしているようにも見えないのです。本当に、「普通」。
これが日本だと、世間一般でよく言われるのは、スポーツ選手や芸能人が「名誉」「栄光」を手にすると、勘違いしてしまったり、態度が横柄になったりすることが、多々あるようです…。
この違いは何なのか?
僕が思うのは、やはり中南米人にとって『目的』は「お金」であって、「名誉」「栄光」はその『手段』にすぎない…。だから、『手段』にすぎない「名誉」「栄光」を手にしても、それに対して、日本人ほど、あまり関心や特別意識を持たないのではないか…?
逆に、日本人の多くは、『目的』自体が「名誉」「栄光」になってしまっているから、それを手に入れると、周りも騒ぐし、本人もついつい「俺は凄いんだ!」…という特別意識が芽生えてしまうのではないか…?これはあくまでも、僕の推測にすぎませんが…。(誰か、分かる人がいたら教えて下さい!)
何にしても、真剣勝負になった場合、こういう「ハングリー精神」を持った中南米人を相手にするのは、大変、厄介なことだけは、間違いないと思います…。日本がこれに勝つには、「ハングリー精神」で対抗しても駄目なので、それとは全く異なる「何か」で勝負する必要があると思います。
豊かで恵まれた日本だからこそ生み出せる、「何か」で…。
また何かご質問等ございましたら、お気軽にご連絡下さい。
貴重なご質問、誠にありがとうございました。
13 november 急がば回れ!!
どうも、「道明Yoji」です!!
まず、「怪我」の報告です。単刀直入に言うと…
「治っていません」
ここまで怪我が治らないのは、正に「想定外」の出来事です。すでに、怪我をしてから「3ヶ月」の月日が経過しております。一体、どうなっとるんじゃ、俺の足は!?
この異常事態を受け、さすがの道明Yojiも、ついに「荒療治」に出ました。
…とは言っても、何か特別なことをするわけじゃ~ありません。むしろ、その逆…
「何もしない」
「歩く」こと以外で、左足の怪我部に、一切、負担をかけないことを決断。
つまり、大雪の中でもリハビリのランニングを行っていた、ちょっぴり「おバカ」な道明Yojiが、怪我が完治するまで、「足を止める」(ランニングすらしない)…ことを選択したのです(実はすでに、2週間前から実行中)。
今回の「オーストリア上陸」までの3ヶ月間…。故郷の広島にて、徹底的に鍛え上げた「フィジカル」、そして、父との「巨人の星」式トレーニングの中で新たに開発した「新技術」…これらを、できるだけ早く、良い状態で発揮したいがために、僕は怪我後も、知らぬ間に、無理なリハビリを続けてきたのかもしれません…。
しかし、怪我が治らないことには、鍛え上げた「フィジカル」も、父と開発した「新技術」も、その発揮さえ、叶わないのです。これでは、どうにもならない…。
ならば、思い切って「何もしないでおこう!」…つまり、「ランニングさえ行わず、徹底的に怪我の完治のみに集中する」…ことを決断したのです。
今の僕には「ドクター」さえもいないので、全ては「自分自身」で判断しなければなりません。しかし、この状況が逆に、「契約チームが新たに決まったら、絶対、専属『Dr.スランプ』を付けてやる!」…ってくらいの「ハングリー精神」を生み出す、原動力になっています。
僕に「ランニングさえ、行うな」…と言うのは、相撲取に「ちゃんこ鍋を食うな」…と言うのと、同じです。それくらい、大きな決断なのです。
ましてや、「フィジカルコンディション」というのは、上げるのは大変、ハードなのですが、落ちるのは早い…。ここで休むと、また「1」からフィジカルコンディションを作り上げていかなければならないのです…(その逆に、長年のトレーニングで体に染み付いた「技術」というのは、そう簡単には落ちません)。
…僕の、大学サッカー部時代からの良き友、安英学が先日、Kリーグの試合にて、相手選手の悪質なプレーにより、何と「腎臓破裂」という大怪我を負ってしまいました。
ともすれば、選手生命にも関わりかねない大怪我を負ってしまった安は、最近、ようやく無事、退院し、現在は「自宅療養」するまでに回復しています。
…しかし、現在の安は、「まだ、一切、トレーニングを行えない」…状況だそうです。
その分、僕は、「上半身」+「怪我した左足ではなく、右足&右脚」を使った筋トレだけは、問題無く行える状況です。まだ、幾分、恵まれています。僕はこの状況を、「幸せ」に感じなければなりません。
安も、「ちゃんこ鍋を食えない、相撲取」状態の中で、しっかり逞しく自分の人生を歩んでいる…。僕としては、やはり、そんな安から「感じる」ものは、たくさんあります。
安に関しては、全くもって僕は心配していません。安なら、どんな状況でも「笑顔」と「前向きな姿勢」で乗り越えていくのは、間違いない。この後、さらにパワーアップした「安英学」の姿が、きっと見られるはずです。
僕の『夢』の1つは、また、もう1度、安と同じピッチの上で闘うこと…(2002年に大学卒業後、まだ、その機会は訪れていません)。
「敵」として闘うのか?「味方」として闘うのか?どちらにしても、大舞台で、同じピッチの上でまた闘えれば、最高です。
大学卒業後、安は一気に、遠い遠い世界に行ってしまいましたが(笑)、あと3年以内には、「もう1度、同じピッチの上で闘う」…という『夢』を叶えます。本気でそう、考えています。
道明寺は、初めて「牧野つくし」をデートに誘う際、
「おっとっと…。急がば回れと…。」
…と言って、本当に牧野つくしの周りを、1周、回りました(これはウケた)。
そして結局、道明寺は、後に「成功」をおさめることになるのです。
これも、「道明寺的『成功法則』」…なのかもしれませんね!!
「足を止め」、「急がば回れ」の精神で、「怪我の完治」に専念します!!
では!!
道明Yoji
10 november 「亀田一家」と「サッカー日本代表」の共通点!?
最近、「亀田一家」に関して、日本では大騒ぎになったようですね。
僕は日本に居ないので、世間がどんな感じで盛り上がっていたのか、今一、分かりません。「YouTube」などでは少し、見ましたが…。
僕としては、「反則」がどうとか、「謝罪」がどうとか、言うつもりはありませんが、1つだけ…この「亀田一家」の問題と、「サッカー日本代表」の共通点を見つけたので、今回はそのことに関して書かせていただきたいと思います。
「俺のパンチは、宇宙一や!」
これくらいの発言は、僕個人としては「あり」だと思います。だって、その方が、試合が盛り上がりますからね。
「K-1」の試合でも、試合前に、両選手の「なじりあい」の映像が出てきます。それがあるのと無いのとでは、やはり同じ試合でも、盛り上がりに差が出てくるので、それくらいの「演出」は、あっても良いのではないか…と、個人的には思うのです。
「亀田一家」が問題だったのは、「ゴキブリ」「いじめ」発言など、あまりにも相手選手や社会に対する敬意と配慮に欠けた言動と、あの「反則行為」…そして「反則指示」…だったと思います。
まあ、その話は今回は置いといて(笑)、「亀田一家」と「サッカー日本代表」…一見、全く共通点など無いように見える両者ですが、実は、同じような「匂い」を僕は感じてしまうのです…。
「俺のパンチは、宇宙一や!」
「亀田一家」の次男は(「ダイキ」が変換で出てこないので、今回は「次男」で…)、この発言は冗談ではなく、本気でそう思い込んでいたのだと思います。
しかし実際は、多くの評論家の間で言われているように、「亀田一家」の次男は、「世界戦」をやるような実力には達していなかった…そうです。これではまるで、「裸の王様」…。
一体なぜ、こんな現象が起きてしまったのか…?
それはやはり、「マスコミ」が、「亀田は強い!」…という「イメージ」(実は「虚像」)を人工的に作り上げたから…だと思います。
それ自体は、別に悪いことではないと思います。むしろ、時にはそれがプラスになることもあります。なぜなら、スポーツ選手は時として、こうやってマスコミから騒がれることで、その「勢い」に乗って、実力以上のものを発揮できることがあるからです。
…しかし、そうやってマスコミが作り上げた「イメージ」「虚像」と、「現実」とのギャップがあまりにも大き過ぎた場合…視聴者やファンは「…あれ!?」と、まるでキツネにつままれたかのような感覚に襲われます。
そして、「何だよ~…」と、気持ちが一気に冷めていってしまうのです。
僕はここに、「亀田一家」と「サッカー日本代表」の共通点を感じるのです。
「ジーコ・ジャパン」の、「ドイツW杯」までの4年間…。日本中の誰もが、日本代表は「トルシエ・ジャパンから比べて、右肩上がりで成長している!」…と、信じていました。
マスコミも、「W杯ベスト8以上も狙える!」「オーストラリアには勝てる!」「ブラジル相手にも、勝てる可能性は充分にある!」…と、大いに盛り上がっていました。
しかし、昨年の「ドイツW杯」…。実際にフタを開けてみると…。
「日本代表は、強い!」という、当初、日本国民の誰もが持っていた「イメージ」とは、あまりにもかけ離れた「現実」…。
この瞬間、おそらく多くの日本国民が、「日本代表は強い!W杯ベスト8以上!」「トルシエ・ジャパンからの、右肩上がりの成長!」「オーストラリアなんて楽勝!ブラジルにも勝てる!」…という、当初、描いていた日本代表に対する「イメージ」が、実はマスコミから作り出された「虚像」だった…ということに、気付いたのではないでしょうか?…少なくとも、僕はそうでした。
「オシム・ジャパン」になってから、日本代表の試合で、スタジアムの空席が目立ちますが、それは、昨年のW杯で、「イメージ」「虚像」と、あまりにもかけ離れた「現実」を見せ付けられたことによる、日本代表に対する、ある種の「しらけムード」が国民の間で高まっているのかな~…と、僕は感じるのです。
例えば、先日の「エジプト代表」との親善試合…。
相手を「アフリカ王者」とマスコミは大いに盛り上げ、実際に日本代表は、その「アフリカ王者」を「4-1」と一蹴して、「いや~、やっぱ日本代表は強い!ジーコ・ジャパンからの右肩上がりの成長!」…と、世間ではこういうムードになるはずだったのだと思います。少なくとも、「マスコミ」の狙いは、そこにあったはず…。
…しかし、昨年のW杯以降、冷静に日本代表を見るようになった人は、
「『アフリカ王者』と言ったって、『アフリカ最強クラブ』である『アル・アハリ』のメンバー8人全員が来日してないし、ヨーロッパ組だって、1人も出場してないじゃん。これって、エジプト代表の2軍以下のメンバー構成だよな…。長州力じゃないけど、また、噛ませ犬かよ…。」
…という、「冷めた」印象を持ったに違いありません。
よくよく冷静に現在の「オシム・ジャパン」を見てみると、正直、言って、近年の日本代表と比べて、明らかに弱くなっているのが、分かるはず…。
日本代表が本当の本当に「右肩上がりの成長」を遂げていた「トルシエ・ジャパン」時代より弱くなっているのはもちろんのこと、僕的には、「ジーコ・ジャパン」時代よりも、さらに弱くなっているように感じます。
「オシム・ジャパン」が、いくら「ドイツW杯ベスト16」の「スイス代表」に勝ったとは言えど、「ジーコ・ジャパン」は、「世界王者」である「ブラジル代表」を相手に、「W杯の予行演習」とも言える重要な大会…「コンフェデレーションズカップ(コンフェデ)」で、互角以上の闘いを繰り広げて、引き分けています。また、同大会では、「ヨーロッパ王者」の「ギリシャ代表」に勝っている…(逆に「オシム・ジャパン」は、この「コンフェデ」の出場権すら、逃している)。
僕は、この「ジーコ・ジャパン」の功績は、「オシム・ジャパン」が「スイス代表」に勝ったことより、遥かに凄いものだと思います。…しかし、その「ジーコ・ジャパン」でも「W杯」の舞台では、同じ「ブラジル代表」を相手に、全く歯が立たなかった…。
そして、肝心の「絶対に勝たなければならない大会」では、「オシム・ジャパン」は、今年の「アジア杯」で「ベスト4」止まり…。これは、現在の日本代表が、過去と比べて明らかに「下降線」を辿っている…という、動かぬ「証拠」だと思います。これに関しては、言い訳できないはず…。
しかしオシムは大会後、「サッカーの内容自体は、優勝したトルシエ時代、ジーコ時代よりも良かった。ビデオを見比べてもらえば分かる…」という、一国の代表監督としては、最も恥ずべき…絶対にしてはならない発言をしています。
これは、トルシエ、ジーコに対する、最大級の「侮辱」です。「亀田一家」が、相手選手を「ゴキブリ」呼ばわりすること以上に、極めて「無礼」な発言なのです。そもそもこれは、「敗者」がする発言ではない…。
ところがマスコミは、こんなオシムの発言も「オシム語録」として、「神格化」する…。だからオシムも、どんどん言動がエスカレートする…。
こうして見ると、「亀田一家」も「オシム」も、大差は無いように思えてくるのですが…。
「オシムは世界的にも有名な監督」…という「イメージ」を持っている日本人が多いようですが、これも、もしかすると「マスコミ」によって作り上げられた「虚像」かもしれません…。なぜなら、僕はオーストリア現地のサッカー関係者に、オシムのことを尋ねてみたからです。
確かにオシムは「オーストリア」国内では、有名です。それは「シュトルム・グラーツ」というクラブを、優勝させているから…。これは事実です。オーストリア人に聞けば、大抵の人はオシムを知っています…。
しかし、オーストリアのサッカー関係者に聞いたところ、オシムが有名なのは「オーストリア」国内のみであって、「他のヨーロッパの国々では、ほとんど知られていない」…らしいのです。
あれっ!?「世界的にも有名な監督」じゃなかったっけ…!?
また日本では、「無名選手の集まりだったシュトルム・グラーツを優勝に導いた名将」という「伝説」が語られていますが、これもオーストリアのサッカー関係者に聞いたところ、「オシムが監督の時、シュトルム・グラーツは大量に有能な選手を獲得した。結局、能力がある選手がたくさん居るチームが優勝しただけ」…とのこと…。
あれれっ!?「無名選手の集まり」じゃなかったの…!?
…どちらの言うことが本当かは分かりませんが、少なくとも、日本で語られているオシムの「伝説」が、実は作り上げられた「虚像」である可能性がある…というのは、1つの事実でしょう…。
長くなりました。
何にしても、僕は日本国民として、やっぱり「日本代表」が好きなのです。だからこそ、「裸の王様」ではなく、本当の意味での「強者」になって欲しいのです。それくらい僕は、日本代表に対して、強い思い入れがあるのです…。
今の日本代表を見ていると、何だか、次のW杯の「出場権獲得」すらおぼつかなさそうで、心配になります。オリンピック代表も、かなり微妙な状況に立たされていますし、このままでは、日本サッカー界は「氷河期」に迷い込みかねません。
どうか日本サッカーが、世界でも通用するくらいのレベルにまで達しますように…。
いけー、いけー、ニッポン!!!
08 november <第3回> 「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー!~~ 他国の子供達のサッカーに対する「想い」 ~~
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第3回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「子供達のサッカーに対する想いは、他の国はどんな感じなのでしょうか?」
<Yojiの回答>
やはりこれも、国によって違いがあると思います。そこで今回も、それぞれの国ごとに、僕が感じた印象を簡単に書かかせていただきます。
「中国」
正直、「子供」がサッカーするところや、サッカーの話をしているところにあまり出くわさなかったので、詳しいことは分かりません。
ただ、大人も含め、国民全般は本当にサッカーが大好きです。サッカーの話題も多いし、休みにはサッカー場で大人もサッカーをして遊んでいます。もう、どこのグランドもサッカーする人で一杯になるくらいです。「本当に中国人は、サッカーが好きなんだな~」と強く感じました。
…しかし、こと自国代表(中国代表)のこととなると、国民は凄く厳しい視線…と言うより「諦め」といった感情を抱いているように感じました。
中国代表は、格下にはメッポウ強いのですが、逆に格上に対しては、あまりにも無抵抗に敗れ去ります。特に、同じ東アジアのライバル…日本や韓国に対しては、国民さえも「どうせ勝てっこない」と、ほぼ「諦めモード」…。かなり、冷めた視線で見ています。
その証拠に、2004年の「中国サッカーアジア杯」では、日本に対して激しいブーイングを浴びせていたのにも関わらず、決勝で中国代表が日本から得点を奪われ「1-3」となった時点で、試合終了の笛を待たず、スタジアムを後にする中国サポーターが続出しました。「ああ、やっぱり負けか…」という心境だったのだと思います。自国代表チームの「逆転」を期待していない…と言うより「そんなの不可能」だと諦めているでしょう。
しかし、中国には、個人個人は素晴らしい能力を持った選手が揃っています。ただ、どうも「北京」「大連」「上海」…など、大都市出身の選手が同じ代表チームで闘う場合、派閥争いなどが起こって、なかなかチームとして上手くまとまらないようです。
凄い「可能性」と「潜在能力」を秘めているだけに、大変、惜しい状況だと思います。
※2003年。中国・天津にて。草サッカー仲間と。
「アメリカ」
アメリカが「サッカー後進国」…と思い込んでいる日本人が、未だに多いかと思いますが、それは大きな間違いです。正直、アメリカのサッカーは、日本の1歩、2歩…先をいっている…と言っても過言ではありません。
その証拠に、「2000年シドニーオリンピック」では、日本を破って「ベスト4」進出、「2002年日韓W杯」では、何と「ベスト8」進出…と、近年の成績は日本を凌駕しています。また、「FIFAランク」も日本より上です。
実は、アメリカのサッカー人口は「世界最多」です。まだ、アメリカ国民の中では「サッカーは子供と女性のするスポーツ」…というイメージが強いようですが、実際、サッカーをしている人は、男女を問わず本当に多いです(特に若者)。
アメリカの「子供」のサッカーに対する「想い」は…。僕はアメリカ時代、「キッズ・サッカースクール」のコーチのバイトをしていたのですが、そこで彼らと接してみて、本当に心の底から「サッカー大好き!」という子供に、ただの1度も出会いませんでした。
はっきり言って、僕らの行っていた「キッズ・サッカースクール」のコーチなどは、子供の親から言わせると「ベビーシッター」と同じなのです。つまり、仕事で帰りが遅くなる親が、ベビーシッターを雇う代わりに、子供を学校の放課後にサッカースクールに通わせた方が、運動もできて、良いだろう…くらいのものなのです。
だから、大半の子供が、別に「好き」でサッカーをやってるいわけじゃない…。親の都合でやらされているだけなので、サッカースクールの際も「サッカー嫌い!やりたくない!」と、わがまま放題でした。
そんな、日本の学級崩壊の比じゃない、アメリカのわがまま放題の子供達の相手をするのは、本当、尋常じゃないほど疲れました。正に、「修羅場」です。僕とパートナーを組んでいたアメリカ人コーチは、頭痛になりました(笑)。
もちろんアメリカにも、本当にサッカーが「好き」な子供もたくさんいると思いますが、僕に限っては、そういう子供に出くわすことがありませんでした。
※2005年。アメリカ・フロリダの、グアテマラ人学校の「キッズ・サッカースクール」。見た目は「カワイイ」子供達ですが、サッカースクールの際は、「悪魔」に豹変します(笑)。
「イングランド」
「サッカーの母国」ですから、当然、「子供」もサッカーが大好きだと思います。しかし、いかんせん「1週間」と滞在した期間があまりにも短かったので、詳しいことは分かりません。確かに、国全体から「サッカー大好きオーラ」は、ビシビシと感じましたが…(笑)。
※2005年。イングランド。「サッカー好き」な子供達と。
「ホンジュラス」
ホンジュラス人にとって「サッカー」とは、人生における、数少ない「娯楽」です。とにかく老若男女を問わず、本当にサッカーが大好きです。新聞のスポーツ欄の9割9分は、サッカーの記事です。
「子供」はとにかく、場所、時間、お構いなく、ひたすらサッカーをしています。「ストリートサッカー」など、当たり前…。ストリートじゃない所でも、サッカーをします(笑)。
「こんな環境で小さい頃からサッカーしていたら、そりゃあ、奇想天外な技術も身に付くはずじゃわい…」と、妙に納得しました。
サッカーに対する「想い」は、僕が今まで行った国の中でも、ダントツで「1番」と言えます。「想い」…と言うより、もう、何て言うか「生活に欠かせないもの」って感じでしょうか…。
しかし、「サッカー好き」は山ほどいるのに、プロサッカーリーグの試合では、不思議とスタジアムが満員になることは少ないです。これはおそらく、「中米最貧国の1つ」と言われるホンジュラスでは、チケットを買うお金が無い人が多いからだと推測します。
ただ、こと「重要」な試合に関しては、スタジアムは超満員に膨れ上がります。逆に、どうでも良い試合では、ガラガラ…(笑)。ホンジュラスにはいわゆる「ミーハー」的なサッカーファンは、ほとんどいません。だから、国民のサッカーを見る目は厳しいです(みんなサッカー評論家)。
※2006年。ホンジュラスの、「裸足のサッカー少年」達!!
※2006年。とにかく、どこでもサッカー、ホンジュラス人!!(「門」が「ゴール」。GKは、これぞ正に「門番」!)
※2006年。「Yoji家」の横で「ストリートサッカー」!!この後、「Yoji家」の窓ガラスをブチ壊されました(ボール命中)。
※2006年。ホンジュラスでは、どんな山奥のド田舎にも、サッカー場が…(ゴールネット無し)。凸凹のグランドでサッカー!!痛そう…。
「ジャマイカ」
ジャマイカも滞在した期間があまり長くないので、詳しいことは分かりません。
ただ、ジャマイカ国民全般にとっての「サッカー」とは、ホンジュラスと違って「1番、メジャーなスポーツ」…というわけではないようです。ジャマイカで「1番、メジャーなスポーツ」は、おそらく「クリケット」です。クリケットの「W杯」が、ジャマイカで行われたこともあるそうです。
ちなみにジャマイカのサッカースタイルは、ホンジュラスほど「テクニカル」ではありません。「技術」的には、ホンジュラスの方が圧倒的に上です。ジャマイカのサッカーは、8割以上が「フィジカル」です。とにかく「スピード」と「パワー」…。
しかし、これこそが、我が「日本代表」が最も「苦手」とするスタイルであり、だからこそ、「98年フランスW杯」では、ジャマイカに負けてしまったのかもしれません。
また余談ですが、「98年フランスW杯」の日本戦で2得点した「ウィットモア」選手は、まだ、「ジャマイカ・ナショナル・プレミアリーグ」で現役選手として活躍しています。その他、日本戦でスタメン出場した「オナンディ・ロー」選手(知り合いました)など、「フランスW杯戦士」も何人かはまだ現役でプレーしているようです。
ジャマイカ国民にとってあの日本戦の「勝利」は、正に、国としての歴史的な出来事だったらしく、ジャマイカ人に尋ねると、みんな嬉しそうに、その「勝利」について語ってくれました。当時は国中、お祭り騒ぎになったようです。
※2006年。ジャマイカ・キングストンの「ストリートサッカー」!!素人もガタイがゴツイ!!(ちなみにこの後、このシューターがあさっての方向に飛ばしたボールを探すために、30分間、ゲーム中断)
「パナマ」
パナマ国民にとっての「1番、メジャーなスポーツ」は、残念ながらサッカーではなく、「ベースボール」です。日本の野球界にも、何人か有望な選手を送り込んでいます(オバンドー、ズレータなど)。
だから、パナマの「子供」がサッカーに対してどのような「想い」を寄せているか…今一、分かりません。ただ、1つ間違いなく言えることは、同じ中米の国でも、ホンジュラスとはサッカーに対する「想い」が全く異なるということです。
パナマでは、サッカーのメディアへの露出も、決して大きくはありません。新聞での扱いも、ホンジュラスと違って小さいです。
「パナマ代表」は近年、目覚しい成長を遂げていますが、国内リーグはサッパリです。「ストリートサッカー」をする子供も、僕はパナマで1度も目撃することがありませんでした(滞在期間が長くないので、正直、何とも言えませんが…)。
※2007年。「ドナルド・ゴンサレス」のサッカーアカデミー。
※2007年。パナマのカワイイ、サッカー少年達!!
「オーストリア」
「ヨーロッパ人は、みんなサッカー大好き!」…というイメージを、我々、日本人は持ってしまいがちですが、オーストリア人は、そうでもないのかな~…という気がします。もちろん、コアな「サッカー好き」もたくさん、いますが…。
それでも、サッカーして遊ぶ「子供」には、何度か出くわしました。「サッカー好き」な子供が多いことには、変わりないと思いますが…。
ただ、サッカーが「1番、メジャーなスポーツ」って雰囲気は、オーストリアからは感じませんし(スキーが有名なようです)、また、当然ながら、オーストリア人の中でも、サッカーに対する「想い」はかなり個人差があるようです。
正直、オーストリアに関しては、僕もそこまで詳しくは分かりません。僕はオーストリアでサッカーをしてないですしね(笑)。
※2007年。ザルツブルグのサッカー少年と!!
※2007年。バッド・オーセーにて。グラーツからやって来た「サッカー好き」な子供達と!!超カワイイ!!
※2007年。バッド・オーセーの「サッカー好き」が集まるバーにて。おじちゃん達が、ビール片手にサッカー観戦!!
長くなりました。
また何かご質問等ございましたら、ご連絡下さい。
貴重なご質問、誠にありがとうございました。
※おまけ。2007年。韓国「釜山アイパーク」のサッカー少年達。何て、恵まれた「サッカー環境」なんじゃ!?(上の「ホンジュラス」の写真と見比べてみて下さい) ちゃんと、その「ありがたみ」と「幸せ」を感じているかなぁ~??
04 november 実はこんなに「おもしろい」!?「サッカー就職活動」!!
< おもしろい出来事 「その1」 >
とある「金曜日」にエジプトサッカー協会、チュニジアのプロサッカーチームに問い合わせの電話をした時のこと…。
全く、電話に出ません。それどころか…
「~♪♪~○△◆○■△×◎▼◇●▼×○~♪♪~」
?????…よく分からないのですが、アラビア語の音楽とメッセージがいきなり流れ始めました…。これは一体、何なのか!?さっぱり理解できません。
…しかし、「オーストリア」の地で、「日本人」の僕が、なぜか「アラビア語」の音楽とメッセージを電話で聞いている…この意味不明な状況が妙にウケてツボに入り、思わず吹き出してしまいました。
…後で、たまたま知り合ったアラブ人に聞いたところ、どうもイスラム教では「金曜日」が祝日らしいのです。だから「金曜日」に電話しても、誰も出ないと…。また、この時期は「ラマダーン(断食月)」だったらしいです。僕はサッカー選手なので、「だったらエジプトやチュニジアのサッカー選手は、練習前後も食事をとらないのか!?どうやってコンディションをキープするんじゃ!?」と、かなり疑問に思いました。
ん~…。改めて、世界にはいろんな文化があることを知りました。いや~、実に「おもしろい」ですね~!!
< おもしろい出来事 「その2」 >
チュニジアのとあるプロサッカーチームの「会長」に電話した時のこと…。
プロサッカーチームの「オフィス」には、これまでもよく電話やFAXをしていたのですが、オフィスからチームの幹部にまでなかなか情報が伝わらないことが多かったので、「だったら、チームで1番、権力がある会長に、直接、電話してやろう!」と思ったのです。
しかし…。
「ハロー!ディス イズ Yoji!ドゥー ユー スピーク イングリッシュ??」
…ガチャッ!!
切られた!!??
その間、僅かに「2秒」。
どうも、この会長は英語が話せなかったようです…。
…そこで今度は、以前たまたま知り合ったアラブ人に、アラビア語でこの会長に電話してもらうことにしました。…すると、何とこの会長は、僕にかなり興味を示していると言います。
…しかし翌日。交渉もこれから!…って時に、この「たまたま知り合ったアラブ人」は、去って行きました…。よって、また自分自身で、この会長に電話しなくてはならなくなりました。「今度は挨拶だけでも、アラビア語とフランス語(※)でやろう!!」と決意し、再挑戦しました。 ※チュニジアはフランス語も公用語です。
「マルハバ!ボンジュール!ジュ マペル Yoji!」
「○△◆○■△×◎▼◇●▼×○!!」 (←チュニジアのプロサッカーチームの会長)
…会長は何か、僕に話しかけてきます。…しかし、アラビア語なので、いかんせん何を言っているのか全く理解できません!!
1分後…。
ガチャッ!!
また、電話を切られてしまいました!!
一体、会長は何を僕に伝えたかったのか!?…未だに分かりません。
…しかし、最初に電話した時には「2秒」で切られたのが、2回目には「1分間」も持ちこたえました。単純計算すると「30倍」の「進歩」が見えたことになります。これはこれで、良しとしましょう!!
< おもしろい出来事 「その3」 >
…また、別の日。今度は、「おもしろプラン」の「この国」のプロサッカーチーム(のオフィス)に電話することになりました。
実は以前、「この国」のサッカー協会のエージェントに知り合い、いろいろメールや電話で交渉していたのですが、突然、「やっぱり、今は時期が悪い。リーグ中断期に入る1月以降でないと、チームとの交渉が進まない。」と言われてしまいました。
普通ならここで諦めるところですが、僕は、だからと言って「1月以降」まで何もせずボーっと待っている気は、さらさらありませんでした。「だったらエージェントに頼らず、自分自身でプロサッカーチームと直接、交渉してやろう!」と思いました。
幸い、「この国」の公用語は英語なので、アラビア語やフランス語よりは、コミュニケーションがスムーズにいきます。
…と、思っていたのですが…。
「ハロー!ディス イズ Yoji!」
「tyayjdjaodjfoajdfoajkadkjfojakdjfakdalodkajfao!!」 (←「この国」のプロサッカーチーム・オフィスの受付のねーちゃん)
????? …いや、これは、英語なんです。しかし、未だかつて経験したことが無いほどの物凄いスピードで話してくるので、何を言っているのか、ほとんど聞き取れません!!
「あの~…。もうちょっと、ゆっくり話してもらえますか…?」
「jdlajfaiejlfjaljfalkejafaldkjflakdjflaeiioaoko!!」 (←受付のねーちゃん)
ガチャッ!!!
切られた!!??
…と、思いきや…。
「♪♪!♪♪!○△◆○■△×♪♪◎▼◇●▼×○!♪♪!♪♪」
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ロック!?パンク!?とにかく、とてつもなく激しい音楽が、突然、流れ始めました!!な、何じゃこりゃあ!?…ってか、音、デカ過ぎ!!一体、何事なのか!?
あまりの爆音で耳が痛くなるので、思わず受話器から耳を遠ざけました…。
数分後…。
「もしもし、お電話、代わりました…。」 (←プロサッカーチームのオフィス)
????? 先ほどの受付のねーちゃんとは、全く違う人物が電話越しに現れました。幸い、この人物は、先のねーちゃんよりはかなりゆっくり話してくれます…。
…てか、さっきの爆音のパンク?ロック?ミュージックは、「待ち受け音楽」かい!?あれでぇ!?もうちょいマシな音楽は無いんかい!?…てか、もっと音を小さくしてくれえ!!コマクが破けるかぁ思うたわい!!
日本社会じゃ、考えられないことです…。電話越しのお客様の心が安らぐような、ゆったりとした癒し系の「待ち受け音楽」が流れるのが、日本の「常識」です。しかし、「この国」の、このプロサッカーチームでは、あまりにも激しいパンク?ロック?爆音ミュージックが、「待ち受け音楽」…。
「一体、何がどうなっとるんじゃあぁ!!??」
…またまたウケてツボに入り、思わず吹き出してしまいました。
いや~、何て「おもしろい」んでしょう!!
ちなみに、激しい爆音の「待ち受け音楽」をどうにか乗り越えて、ようやく辿り着いた人物には、「今日、チームの会長あてに手紙をFAXしたから、きちんと会長に渡しておいてくれ。」と、しっかり用件だけは伝えておきました…。
「サッカー就職活動」…と聞くと、「何だか大変そうじゃのう」とイメージする人も多いかもしれませんが、僕はこのように、思いっきり「楽しんで」やっています。
…そもそも、楽しくなければ、やりません。僕は、楽しくないことを、嫌々、歯を食いしばって我慢してやれるほど、強い人間ではありません。…ただ、他の人なら「苦しい」「辛い」と感じるようなことでも、自分にとっては「おもしろい」「楽しい」と感じることが多いようですが…。
まあ、何とかなるでしょう!!何とかならなきゃならないで、それはもう、「運命の定め」なので仕方のないことです。…と言うより、僕は「何とかならない」と思うことには、最初から「挑戦」しません。つまり、「勝算」が充分にあるからこそ、活動しているのです。
考えようによっては、こんなにも「サッカー就職活動」は「おもしろい」のです!!
人生、開き直ったもん勝ち!!
今日は、どんな「おもしろい」ことが、起こるかのう~??
毎日、ドキドキ、ワクワク、パンク、ロックです!!♪♪
イエ、マン!!(←ジャマイカ風)
そして、こんなにも「おもしろい」、「サッカー就職活動」が功を奏し、ついに「運命の動き」が出てきました…。
つづく
03 november 世の中は極めて「シンプル」じゃけん。
先週の記事に、「『運命の動き』が出てきました…」と書きましたが、その続きを書く前に、僕が現在、行っている「サッカー就職活動」の内容をちょっと説明したいと思います(後々、これが「運命の動き」にも関係してきます)。
まず、今の僕がやるべきことは、極めてシンプルです。
「お前、いつになったら新展開が起こるんだよ!?」
「こんなに時間がかかっても大丈夫なのか!?」
「ブランクはどうするんだ!?」
…周りから何と言われようと、全く気になりません。それは、「やるべきこと」が自分の中でハッキリしているからです。
僕が今、やらなければならないことは、大きく分けて2つしかありません。それは…
「怪我を完治させること」。そして、「プロサッカーチームに連絡を取って、チャンスを掴むこと」。
…これだけです。極めてシンプルです。
「いつ、新展開が起こる!?時間かかり過ぎじゃないか!?ブランクはどうするんだ!?」
…何を言われても、「怪我が完治」しないことには次の展開に進めないので、僕はそれに集中するだけです。
そして、次の契約チームを決めるためには「プロサッカーチームに連絡を取って、チャンスを掴むこと」…以外に、方法はありません。
不安材料をどれだけたくさん列挙したとしても、結局、最終的にはこの2つの「やるべきこと」をやる以外に、道は無い…という結論に達します。人生、複雑そうに見えて、実は凄くシンプルなんです。だから、シンプルにその「やるべきこと」に集中するだけ…。雑念は一切、『成功』には役に立ちません!!
「未知の国」に対して「サッカー就職活動」を行っていると、いろいろ予想外の出来事が起こって、実は結構「おもしろい」んです。
この「おもしろい」というのが重要なポイントで、僕は「努力」とか「頑張り」とか大嫌いなので、行動する動機になるのは「おもしろいか?おもしろくないか?」…これが、かなり大きな割合を占めます。「おもしろい」と感じないことを、「しかめっ面」をしてまでやる気は、全くありません。
エジプト、モロッコ、チュニジア、「おもしろプラン」の「この国」…などなど…。
まあ、いろんな国のいろんなプロサッカーチーム、いろんなサッカー協会に、メールやらFAXやら電話やらをしてきましたよ…。
そんな中で起こった「おもしろい出来事」を、「明日」、3つ紹介したいと思います…。
では、また、明日!!
つづく
※「写真」のみを掲載したブログを新たに始めました。右の「リンク」にアドレスが貼ってあるので、どうぞ覗いて見て下さい!!こちらのブログでは未公開の写真も掲載していく予定です!!
01 november <第2回> 「読者の質問」&「Yojiの回答」コーナー! ~~ 日本のサッカー環境に足りないもの ~~
読者の皆様から寄せられたご質問に対する「Yojiの回答」コーナーの、<第2回>です。一気に全部のご質問には答えられないので、日をおいて、届いたご質問から順番に答えさせていただきます。
あくまでも「Yoji個人」が感じたことを、そのまま回答させていただきますので、同じ経験をしたけど違う感じ方をした人もいらっしゃるかと思いますが、その点はご了承下さい。
<今日の質問>
「日本のサッカー環境に足りないものは何ですか?あるいは、足り過ぎてゆがんでいるものとかありますか?」
<Yojiの回答>
「日本のサッカー環境に足りないもの」は……はっきり言って「無い」です。ありとあらゆるものが、日本のサッカー環境には、世界最高水準で揃っていると思います。前回記事の言葉を引用させてもらうと、「天国」です。
大学サッカー部時代…。こんな、おもしろい話がありました。
公式戦に向かう、チームバス内での出来事…。
僕達、試合メンバーは、バスの座席「2人分」を、「1人」でゆったり使って良いことになっていました。僕達はそれが、特に「恵まれている」ことだとは思いませんでした。「試合メンバーだから、これくらい当たり前」…と思っていたのです。
…そんな中、「98年フランス代表、W杯初優勝までの奇跡」…という、ドキュメンタリー番組が、バスの中でビデオ上映されました。
そのドキュメンタリー番組の中で、フランス代表がW杯の試合会場に向かうバスの中の映像が出てきたのです。それを見た時、僕達、大学サッカー部員は言葉を失いました。
何とフランス代表は、ジダンなどのスーパースターも含め、みんなが1つのバスの中にぎゅうぎゅう詰めになって座っていたのです。1人で2人分の座席を使う!?…とんでもないです。フランス代表は、2人分の座席を2人で使っていたのはもちろんのこと、補助席にも選手が座り、込み合う状態の中で、W杯の試合会場に向かっていたのです…。
このシーンを目の当たりにした僕達、大学サッカー部員は、周りの選手と顔を合わせ、思わず、この言葉を発しました。
「一体、俺達、何様なんじゃ!?」
「世界チャンピオン」であるフランス代表よりも良い待遇を、たかだか日本の大学サッカー部員に過ぎない僕達が受けている…。
この事実が、全てを象徴していると思います。
ご質問の中にあるように、このような日本サッカー界の「満ち足りた状況」が、時として「足り過ぎてゆがんでいるもの」を生み出すのかもしれません。
Jリーグでも活躍した、現ブラジル代表監督ドゥンガ氏の言葉があります。
「日本人選手は、すぐ言い訳をする。
暑いから負けた。フィールドが凸凹だったから負けた。韓国人選手は肉を多く食べているから日本人よりスタミナがある。韓国人選手は日本が相手だと実力以上のものを発揮するから、勝てない…などなど。
しかし、ちょっと考えてみてくれ。
『暑い』のは日本だけじゃない。対戦相手も同じ条件だ。『フィールドが凸凹』もそう。『韓国人選手は肉を多く食べているから…』も、私は世界の名門チームを渡り歩いてきたが、日本ほど食事面などを含めた選手の体調管理面のサポートが充実している国は、世界で2つと無かった。『韓国人選手は日本が相手だと実力以上のものを発揮する…』にしても、だったら日本も、実力以上のものを発揮すれば良いだけの話である。」
…これは僕の意見ではなく、ドゥンガ氏が感じた、日本サッカー界の「足り過ぎてゆがんでいるもの」を、的確に指摘した言葉です。僕は思わず「なるほどな…」と納得させられました。
以前、Jリーグのとある有名選手が、こんなことを言っていました。
「試合に向かう新幹線がチーム事情で、グリーン車移動から、指定席移動になってしまった。こんな苦しい状況下でも、選手は必死に前向きに闘っている…。」
…しかし、そもそもホンジュラスなどの貧しい中南米の選手から見れば、「新幹線」で移動できること自体、大変「恵まれている」「幸せ」な待遇なのです。
ましてや、日本では「飛行機」での移動も当たり前…。ホンジュラスでは、海外での試合以外は、どんなに名門チームでも、片道4時間くらいかけて、バスで試合会場に向かいます(前泊はしますが)。
また、Jリーグチームのこんな「苦労話」も耳にしたことがあります。
「Jリーグチームなのに、チーム専用の練習場が無い。だから毎日、違う練習場を転々としなければならない…。」
…けど、ホンジュラス人選手から見れば、それでも「平ら」なサッカーフィールドで練習できる分、「恵まれている」「幸せ」な状況なのです。
ホンジュラスでは、練習場を転々とするのはもちろんのこと、「牧場」なのか「サッカーフィールド」なのか分からないほど酷い場所で練習することも日常茶飯事でした。
また、いくら練習場を転々とすることになっても、日本の選手は大抵みんな「車」を持っているから移動に困りませんが、ホンジュラスでは「車」が無い選手がほとんどで、毎日、練習場に行くだけでも疲れました。
…と、このように、日本のサッカー環境がいかに「恵まれた」「幸せな」「満ち足りた」ものであるか、ホンジュラスと比べて説明してきましたが、ここから先の僕の考え方は、日本の多くのサッカー評論家の意見と少し異なります。
日本の多くのサッカー評論家は、このような日本の「恵まれたサッカー環境」を見て「だから、日本人選手にはハングリー精神が出てこない。恵まれ過ぎていることは、むしろ問題である。」…と指摘します。
確かに僕もそう思うのですが、それと同時に、この「恵まれたサッカー環境」…というのも考えようによっては、むしろ立派な日本の「武器」になると思うのです。
確かにホンジュラスなどの中南米の選手は、「恵まれないサッカー環境」で育っている分、逞しい精神力と技術を身に付けますが、僕はホンジュラスでプレーしていて、「もし、彼らがもう少しでも良いから恵まれた環境の中でプレーできれば、もっともっと強くなるのではないか?」…と感じることが多くあったのです。
あまりにも「恵まれないサッカー環境」は、時としてプレーするのに大きな支障をきたします。僕はそれらの問題が、彼らの「成長」を足踏みさせている要因の1つだ…と、ホンジュラスでプレーしていて強く感じました。
ヨーロッパのサッカー環境は中南米と違い、大変、恵まれています。充実しています。…けど、強いです。「恵まれているから、ハングリー精神が出てこない」…という問題も、ヨーロッパでは聞いたことがありません。
だから、日本は「世界第2位」というこの経済力をとことん生かして、「恵まれたサッカー環境」という大きな「武器」を存分に有効活用し、それでもっともっと強くなれば良いだけの話ではないか?…と思うのです。
…再び、ご質問の回答に戻りますが、「日本のサッカー環境に足りないもの」は、ありません。これは他国には無い、日本の大きな「武器」なのです。だから、その「武器」を最大限に活用し、日本は日本独自の強化をしていけば良いと思います。
確かに「足り過ぎてゆがんでいるもの」があるのも事実ですが、どの国にだって、短所の1つや2つはあります。
ただ、日本でプレーしている選手は「世界的にも大変、恵まれた環境の中でサッカーしている」…という事実に対して「当たり前」と感じるのではなく、こんなにも素晴らしい環境の中でサッカーできることに、もっと「喜び」「幸せ」「感謝」の気持ちを感じて、その恵まれた環境を思う存分「満喫」して欲しいと願います。本当に「ありがたい」ことなのですから…。
長くなりました。
ちなみに、あえて唯一「日本のサッカー環境に足りないもの」…を挙げるとすれば、「プロ以外の選手が、芝のフィールドでプレーできる環境が少ない」…ことです。特にGKは、土のフィールドでプレーすると、どうしても痛みを恐れてセービングフォームが崩れてしまい、成長の大きな妨げになります。
…ただし、ホンジュラスの凸凹のフィールドは、日本の土のフィールドより、遥かにタチが悪く、痛いです。また、ホカホカの「馬糞」が落ちているフィールドもあって、セービングするのに勇気を要します。
貴重なご質問、誠にありがとうございました。
次回のブログは、また先週までの「ストーリー」に戻ります。
ヨロシクお願いします!!
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