Profiel van Yamano★★★「26歳」からのプロサッカー人生!不可能を...Foto'sWeblogLijsten Extra Help

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    31 oktober

    自分の「可能性」を信じて……。「サーカスの象」には、絶対ならない!!

     
     
     どうも!元気ですか?僕は元気50%です。この「元気50%」という数字が、決して高くない数字だということは、これまで僕のブログを読んで下さった方なら、分かっていただけるかと思います。大体、いつもは、「元気100%超え」が当たり前でしたからね(笑)。
     
     先週1週間は、正直、キツかったです。僕のモットーである「笑顔」さえも、失ってしまいました。「笑顔」を失った「ぶち広島人」は、ただの「広島人」に過ぎません(笑)。
     
     前回の記事で、僕の書類作業が、実はまだ終わってなかった……話を書きました。「終わった。」とチーム関係者から聞かされていたのにも関わらず、終わってなかったのです。ホンジュラス・サッカー協会は「レンカのチーム関係者が嘘をついている。」と言いました。しかし、レンカのチーム関係者は「弁護士が嘘をついている。」と言います。けど弁護士は「ちゃんと書類はイミグレーションに提出した。」と言います。もう、誰が一体、本当のことを言ってるのか分からない状況です(苦笑)。
     
     最近の記事を見てもらえれば分かる通り、僕は「書類作業は終わった。」と聞かされ、その上で、真剣に「レギュラー獲得」に向けて、取り組んでいました(真剣に取り組んでいるのは、今に始まったことではありませんが、「書類作業は終わった。」との報を受け、やっと試合に出場する具体的なイメージをもって取り組めるようになった)。そんな矢先に、「実はそれが嘘だった。」と聞かされたら、さすがに、レンカに対する気持ちは冷めてしまいます。しかも、今日に始まったことではなく、もう約1年間も、こんな状況が続いているのです。この心境は、当事者である僕にしか分からないと思います。
     
     
     
     とある本に、こんなことが書いてありました。
     
     ある少年が小学3年生の時、「自転車が買って欲しい。」とお母さんに頼みました。お母さんは「級長になったら買ってやる。」と少年に言いました。
     
     少年は4年生の時、級長になりました。しかし、お母さんは「5年生でも級長になったら買ってやる。」と少年に言いました。
     
     少年は5年生の時も級長になりました。しかし、お母さんは「6年生でも級長になったら買ってやる。」と少年に言いました。
     
     少年は6年生の時も級長になりました。…………が、もう、その時、少年は自転車が欲しくなくなっていました。
     
     
     僕の状況は、これと少し似ています。1年前、レンカと初めて契約した時、僕は「自分の力で、レンカを1部リーグに上げてやろう!チームに恩返しをしよう!」と燃えていました。しかし、「書類問題で出場できない。」と言われ、「書類作業のお金が必要。」と言われ、お金を払うと、また違う書類のお金を請求され、また違う書類のお金を請求され、また違う書類のお金を請求され………、お金の請求をされなくなったと思ったら、「来週、書類作業は終わる。」「明日、書類作業は終わる。」「3週間後、書類作業は終わる。」「ついに、書類作業は終わった!」「いや、やっぱ終わってなかった。」「やっぱ、あと1ヶ月かかる。」「あと、1週間かかる。」「やっと、書類作業は終わった!」……「やっぱ、終わってなかった。」「やっぱ、あと1週間……。」………と、結局、1年たった今も、書類問題は解決していません。…すると、自分の中にあった「自分の力で、レンカを1部リーグに上げてやろう!チームに恩返しをしよう!」という気持ちも、自然と薄れてしまいました。サッカーに対するモチベーションは未だに健在ですが、ことレンカに対するモチベーションとなると、もう、ほぼ消滅しかかってます。
     
     
     先週、チーム関係者に「書類問題が全く解決しないし、誰が本当のことを言ってるのかも分からない…。この状況が続くのなら、俺はもう、ホンジュラスを離れる。」と、この1年間で初めて、チームに対して「レンカ退団」を示唆しました。これにはチーム関係者も焦り、滞っていた書類問題に再び取り掛かりましたが、もう、自分の中では、書類問題が解決するとか、しないとか、レンカで試合に出場するとか、しないとか…そういう問題じゃなく、「レンカに居ては、どちらにしても、未来は無い。」と、完全に心がレンカから、離れつつあります。一度、冷めてしまった男女関係の修復が難しいように、もう、僕のレンカに対する気持ちを修復するのは、相当、難しい情況です。
     
     しかも、以前までは、それでも「自分を成長させることができる。」と開き直って、練習で自分を成長させてきましたが、新監督になってからは、ヤル気の無い選手が続出して、GKコーチも全く練習に来なくなったし、相変わらず味方とは噛み合わないし、まともな練習さえもできない環境に、レンカはなってしまいました。考えられないことですが、公式戦のメンバーに選ばれても、仮病や嘘をついて辞退する選手まで出てきました。とても、プロチームとは言えない状況です。こんな所に居ては、「成長」どころか、「退化」してしまいます。この状況を見た新監督と、会長が話し合い、状況改善のために、今日、チーム全員で話し合うこととなりましたが、前述したように、これが改善されるとか、されないとか…そういう問題じゃなく、根本的なところで、もう、僕の気持ちは、レンカから離れつつあるのです。
     
     
     こういう状況下にありながら、不思議なことにレンカは、新監督になってから3連勝し(昨日も勝ちました)、とうとう、残り1試合、勝てば、無条件でプレーオフ進出というところまで、きました。プレーオフに進出する可能性は高いし、その後、1部リーグに昇格する可能性も、確かにあります。…しかし、これまた、プレーオフに進出するとか、しないとか、1部リーグに昇格するとか、しないとか…そういう問題じゃなく、とにかく、レンカというチームに対して、これまでの1年間の流れから、自然と拒否反応が出ている自分がいるんです。
     
     
     
     
     そこで、今日のタイトル「…『サーカスの象』…。」の話をします。
     
     最近、読んだ本に、こんなことが書いてありました。
     
     サーカス場の舞台裏に行くと、様々な動物がオリの中に入れられています。しかし、そんな中、象は、あんな巨体にも関わらず、たった一本の、細いロープで脚をつながれているだけだそうです。おかしいと思いませんか?象がその気になれば、そんなロープなんか引きちぎって、簡単に脱走できるのに、象は決して、そうしようとしません。なぜか???
     
     実は象は、小さな頃から、この、同じ細いロープでつながれて育つんだそうです。だから象は、こんな細いロープでも「絶対に逃げられない。」と、大きくなった今でも思い込んでいるんだそうです。だから、逃げ出そうともしない。今の、巨体になった象なら、簡単にそのロープを引きちぎれるのに、小さな頃からその細いロープにつながれているので、意識的に「不可能」だと思い込んでいる……。
     
     
     レンカの選手を見てみると、1部リーグ最強チームの1つ、マラトンの選手と比べても、遜色ない実力を持った選手も中には居ます。僕の目から見ると、「何でこの選手は、レンカという環境に甘んじているのだろうか?」と疑問を感じるわけです。確かに、実力があっても、プロの世界は「コネ」などもからんできますから、なかなか難しいのは分かりますが、もし、この実力があるレンカの選手が、なりふり構わず行動して、さらにレベルが上のチームを探せば、僕は成功すると思います。……しかし、その選手は、決して、そうしようとはしません。いろいろな事情があるのだと思いますが、前述した「サーカスの象」と、要は同じです。意識的に「不可能」だと思い込んでいる。本当はできるだけの「実力」があるのに、決して、その「ロープ」を引きちぎろうとはしません。
     
     レンカの中には、以前、1部リーグの強豪チームで、活躍していた選手も居ます。彼らも、2部リーグに落ちてきた当初は、「いやいや、すぐに1部リーグに戻ってやる。」と思っていたに違いありません。2部リーグの「ロープ」なんて、簡単に引きちぎれると……。しかし、長年、2部リーグに甘んじることで、次第に、引きちぎれるロープですら、「いや、やっぱ俺には無理なのかも…。」という意識に変わっていったんだと思います。そして、徐々に「サーカスの象」化していった……。
     
     
     僕には、サッカーの才能なんて、ほとんどありません。あるのは「行動力」のみです。だからこそ、才能があるのに「サーカスの象」化してしまった選手を見ると、本当にもったいないと感じます。
     
     僕は、中学、高校、大学、中国、アメリカ…の、どのサッカーチームの中でも、決して、ずば抜けた存在ではありませんでした。僕より才能がある選手は、何人も居ました。しかし、僕は、つねに今より高いレベルにチャレンジする「行動力」のみで、ここまでやってきました。
     
     
     レンカが、僕に「プラス」をもたらすチームなら、このまま一緒に闘っていきたい…。しかし、現実は、それとは逆の方向に向かっています。
     
     「じゃあ、レンカを離れて、他に行くあてはあるのか?」と聞かれれば、はっきり言って「無い」です。しかし、今までも「0」もしくは「マイナス」からスタートしてここまでやってきました。
     
     ここまで言っておきながら、まだレンカを離れるか、どうなるか、正式には決まっておりません。しかし、徐々にその「答え」が導き出されてきているのは、間違いないです。
     
     
     
     最後に…。
     
     
     前述した、レンカで「実力はあるけど『サーカスの象』」化してしまってる選手」の内の1人は、とうとう「今季でサッカーを引退する。」と言い始めました。「レンカが1部に昇格しようが、どうなろうが、もう、サッカー辞める。」と……。人それぞれ、いろんな事情があるので、僕は彼の決断を尊重します。
     
     
     しかし、僕は絶対に「サーカスの象」には、なりません!!!!!!
     
     
     この情熱が続く限りは、理想を追い求めて、走り続けます!!!!!
     
    24 oktober

    嘘のような、本当の話…。その先には…?

     
     どうも!お元気ですか?僕は元気どす!
     
     昨日、リーグ戦がありました。僕は、残念ながら、またも「メンバー入り」はできませんでした。けど、全く後悔はありません。僕は常に、その時、できうる最大限のことをやってきました。それで選ばれないなら、仕方ないです。今後も引き続き、「最大限」のことをやっていくのみです!!
     
     ちなみに、この試合の「メンバー発表」の時、こんな珍事が起こってしまいました。
     
     試合メンバーは通常、「18人」の選手が選ばれます。
     
     選手の名前を1人1人、読み上げていく、新監督マカラ……。そして、全メンバー発表終了……。しかし………。
     
     ん? んんんん!!!!???? 何かがおかしい!? 何かが………。
     
     
     「あ!?」
     
     「17人しか発表してなかった……。」
     
     新監督が戸惑います。
     
     
     嘘でしょ!!!!!? 前代未聞の、「1選手忘れたメンバー発表」!!!!!
     
     新監督は、選んだ「17人」が、てっきり「18人」だと思い込んでいたのか、焦って、その場で考えて、残りの「1人」を発表します。
     
     「ええ~と……。残りのもう1名は………。ケビン……。」
     
      
     新監督は悩みながらも、「ケビン」を指名し、これで何とか、「18人」のメンバー発表が終わりました。「もう、いいかげんにしてくれよ!!!」って空気が、レンカの選手内に流れます。…しかし、事件はこれだけでは、終わりませんでした。
     
     
     メンバー発表が終わり、解散しようとする選手たち。その時………。
     
     
     「ちょっと待ってくれ!」
     
     新監督が、解散する選手たちを制止します。「一体、何なのか!?」…戸惑うレンカの選手たち。そして次の瞬間、新監督から発された言葉に、選手一同、呆然としました。
     
     
     「ええ~…。すまない。やっぱ『ケビン』じゃなくて、『リンドルフォ』にする……。」
     
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     正に、唖然呆然の出来事!!! 
     
     
     1人忘れて選手発表したあげく、さらに、その後、付け加えた1人を、たった数分間の間に、また変更!!??
     
     前の日、ちゃんとメンバーを考えてきてなかったのか!?
     
     これには、さすがに参りました。正に、前代未聞の出来事です。
     
     
     今日のタイトル、「嘘のような、本当の話…。」 ……上の話が「嘘のような、本当の話…。」だとお思いのみなさん…。残念ながら、違います。実は、こんなもんではない、考えられないような、「嘘のような、本当の話…。」があるんです。
     
     
     
     昨日の試合……。
     
     先週、新監督になり最初のリーグ戦において、それまで今季「6試合連続勝ち星無し」という状況に追い込まれていたレンカが、5-1と大勝、大爆発した……と、前々回の記事には書きました。そして迎えた、昨日の試合……。
     
     レンカは、2-0で勝利しました!!!!これで、新監督になってから、2連勝!!! 監督交代前は、プレーオフ圏内の2位以内のチームとの差が「勝ち点7」もあり、自力でのプレーオフ進出が消滅していたのですが、その2位以内のチームがもたつき始め、レンカはこの2連勝により、現在、何と、2位との差が「勝ち点2」まで縮まってしまったのです!!!!!!!!!!! しかも、残り2試合は、その現在「2位」のチームと、レンカより1つ順位が下で(レンカは現在3位)、同じく「プレーオフ進出」に可能性を残すチームとの直接対決……。ってことは、この2チームを叩けば、自ずと「プレーオフ進出」は決まる……。つまり………
     
     自力でのプレーオフ進出が復活したのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
     
     
     監督交代前は、あんなにも苦しんでいたチームが、監督交代後、ここまで変わるものなのか!?しかも、新監督は、1人、選手を発表し忘れて、後で1人付け足して、さらに、その数分後、また、その決定を変えてしまうような監督です(笑)。 これも、「嘘のような、本当の話…。」です!!
     
     
     ……しかし。
     
     僕が今日、書きたい「嘘のような、本当の話…。」は、実は、これでもありません。本当の恐怖(笑)、本当の「嘘のような、本当の話…。」は、これから書く話です。
     
     
     
     今日、首都にある、ホンジュラス・サッカー協会に、電話しました。ここで耳にした話は、僕を震撼させました。
     
     ★Yoji「あ、もしもし、レンカの日本人GKですけど…。」
     
     ☆サッカー協会の人「ああ、Yojiね。元気でしてる??」
     
     ★Yoji「はい、元気です。ところで、聞きたいことがあるのですが……。」
     
     ☆サッカー協会の人「何?言ってみなさい。」
     
     ★Yoji「レンカのチーム関係者は、『Yojiが試合に出場するための書類は全部、揃った。よって、Yojiは、現在、試合に出場する資格を持っている。』とのことなんですが、本当なんでしょうか?」
     
     
     ……実は、約4ヶ月前に、僕はイミグレーションから「これから、きちんとYojiに、『就労ビザ』を発行しますよ。」と証明する「紙」を受け取っていたのですが、肝心の「就労ビザ」は、未だに僕の手元には届いてないのです。…で、約3ヶ月前、以前のブログ記事でも書きましたが、チーム関係者によると「Yojiの『選手証』は確かに協会から届いた。しかし、イミグレーションから『就労ビザ』が発行されないことには、Yojiは、リーグ戦に出場することができない。」との報告を受けていました。…これには当時、落胆したものです。それは、その時の記事を見てもらえれば、分かってもらえると思います。
     
     ……で、現在。先ほども書いたように、僕の手元には未だに「就労ビザ」は届いてません。あるのは以前同様、「これから、きちんとYojiに、『就労ビザ』を発行しますよ。」という証明書のみ。…これってつまり、3ヶ月前と、状況は変わってないってことでは????…しかし現在、チーム関係者は一様に、「Yojiの書類作業は終わった。」と言ってます。以前と変わらぬ状況なのに、チーム関係者の発言は変わってる……。これって、一体、何なの!?
     
     そう思い、サッカー協会に、確認の電話をかけたんです。
     
     …で、協会の人との会話に戻ります。
     
     
     ★Yoji「レンカのチーム関係者は、『Yojiが試合に出場するための書類は全部、揃った。よって、Yojiは、現在、試合に出場する資格を持っている。』とのことなんですが、本当なんでしょうか?」
     
     
     その質問に対する、サッカー協会の人の答えは………。
     
     
     ☆サッカー協会の人「揃ってないよ。Yojiの書類は、まだ揃ってない。『就労ビザ』がまだ届いてない。よって、現時点で、Yojiがリーグ戦に出場することは、できない。」
     
     
     !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????????????????????????
     
     
     …………………………………………………。
     
     
     いやいや、悪いジョーダンでしょう!!!!???
     
     
     ★Yoji「…けど、レンカのチーム関係者は一様に『Yojiの書類作業は終わった。』って言ってるよ……。」
     
     ☆サッカー協会の人「書類は揃ってない。そのことは、レンカのチーム関係者にもしっかり伝えてあるし、彼らもそれをよく理解している。」
     
     ★Yoji「え?じゃあ、チーム関係者が僕に言ってることは……。」
     
     ☆サッカー協会の人「嘘だよ。彼らは嘘をついている。」
     
     
     !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????????????????????????
     
     
     
     
     結論から申し上げまして、
     
     「Yojiの書類作業は、まだ終わってない。」
     
     ということです。よって、
     
     「Yojiは現時点でも、未だにリーグ戦に出場する資格を持っていない。」
     
     ということです。お分かりいただけましたでしょうか????
     
     
     これじゃあ、いくら、僕がどんなに良いプレーをしても、試合メンバーに選ばれないのも、当然です。僕には「出場資格」が無かったのですから……。こっちは真剣に「レギュラーを獲ってやろう!」って燃えていたのに…。
     
     
     じゃあ、一体、なぜ、レンカのチーム関係者は僕に「書類作業は終わった。」と嘘をつくのか???それは、「もし、本当のことをYojiに伝えたら、間違いなく、怒るから。」だと想像します。昨季も何度か「書類問題」でチームとモメましたからね。
     
     僕は、レンカのチーム関係者に感謝しています。レンカは僕を必要としてくれました。これは事実です。もし必要でないなら、「解雇」にすれば良いんだし、そうすれば「書類問題」で僕とモメることも無くなるわけだし、「出場資格が無い選手」である僕に、給料を支払う必要も無くなるのですから…。しかし、今季前に会長と話した時、会長は僕を物凄く必要としてくれ、実際、契約もしたわけだし、給料ももらっていました。必要でない、「出場資格が無い選手」に給料を支払うなんて、貧しいホンジュラスからしたら、「ありえない」ことです。まあ、「『ありえない!』…がある。」のがホンジュラスなのですが(笑)。
     
     
     では、この「書類問題」は、一体、誰が悪いのか??チーム関係者に責任はありません(と、一応、言っておきましょう)。やれる限りのことをやってくれました。では、イミグレーションと直接コンタクトを取れる、唯一の存在、弁護士は??
     
     僕は弁護士の要求通りのお金と、書類を弁護士に手渡し、弁護士は弁護士で、「就労ビザ」発行に必要な書類を作成・整理し、とっくの昔に、イミグレーションに提出しています。あとは、イミグレーションから、「就労ビザ」が発行されるのを、待つしかできない状況…。だから、弁護士が悪いわけでもない。じゃあ、それをなかなか発行しない、イミグレーションが悪いのか????
     
     
     ホンジュラスの日本大使館の人の話を聞いてみると、僕のみならず、また、サッカー選手のみならず、ホンジュラスで「就労ビザ」を取得するまでに要する時間は、大体、申請してから「1年」くらいかかるそうです。だからつまり、イミグレーションが悪いというわけでもない。…ちなみに1部リーグだと、ちゃんとチーム専属のサッカー専門の弁護士が居て、彼らが外国籍選手の全ての書類作業を行うため、約1ヶ月程度で、書類作業は終わるそうです。…しかし、財政難の2部リーグのチームでは、そんな「チーム専属の弁護士」など居るわけもなく(外国籍選手自体、ほとんどいない)、僕の書類作業を行ってくれている弁護士は、前監督マチャドが「好意」で紹介してくれた、マチャドの知り合いの弁護士……つまり、サッカー専門でもなければ、チーム専属でもない、普通の弁護士というわけです。だから、「サッカー選手だから、特別早く、就労ビザを発行させる。」ということもできないんです……。
     
     
     
     つまり、「誰が悪いというわけではない」……ということです。
     
     
     確かに突き詰めていくと、どこかで誰かが嘘を付いている可能性もあります。けど、それを言っちゃあ、おしまいです。
     
     チーム関係者も、弁護士も、日本大使館も、イミグレーションも、本当によくやってくれました。僕も、やれるだけのことをやりました。…その上で、まだ「就労ビザ」が発行されてない状況なんだと、今は捉えたいです。
     
     
     これが今回の記事で書きたかった、「嘘のような、本当の話…。」です。
     
     
     中には、僕が落ち込んでいる……と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実を言うと、僕はそれとは全く逆の感情を抱いています。
     
     「Yojiの書類作業は終わってない。試合に出場することはできない。」
     
     というサッカー協会の報告を受けた時、率直に浮かんできた感情は、実は……
     
     「これは、絶好のチャンスかもしれない!」
     
     でした。
     
     なぜか??
     
     
     
     僕は最近の記事にも書いてきましたが、「今は、何かを変えなければならない時期にきているような気がする…。」という感情を、常々、もっていました。つまり、「書類問題」がどうとかいう問題じゃなくて、「自分が日本代表を目指す上で、レンカに居ては、いけないんじゃないか??」という気持ちをもっていたんです。
     
     
     しかし、「書類問題」は終わったと思っていたし、今、ここに契約チームがあり、プロとしてサッカーできる環境があるとしたら、なかなか、ここ「レンカ」を離れる決心はつかないものです。
     
     
     ところが、これが「最初に契約してから、約1年たった今でも、書類問題で出場の資格すらもらえない。」状況だと分かった今、僕は「新たな挑戦」に、心置きなく、進むことができます。そういった意味で、僕はサッカー協会の人から報告を聞いた時、「これは、絶好のチャンスかもしれない!」と感じたのです。もちろん、日本大使館の人の話によると、「就労ビザが発行されるまで、通常、1年かかる。」とのことですから、レンカと最初に契約したのが昨年の12月だということを考えると、もう少し待てば、「就労ビザ」は発行されるのかもしれません。また、ほぼ全てのことが「マイナスオーラ」に包まれていて、「プラス」がほとんど無かったアメリカ時代ならまだしも、ホンジュラスは、「書類問題」など、「マイナス」もありましたが、人生最大の『夢』であった「プロサッカー選手」を実現させてくれるなど、数え切れないほどの「プラス」を僕にもたらしてくれた国です。だからこそ、もし、ここを離れるとなると、その決断は、とても簡単なものではありません。今までホンジュラスで、地道に積み重ねてきたものもあるわけだし……。
     
     
     
     そして、これだけは一つ言っておきたいのは、初めてレンカと契約してから、今までの約1年間、「書類問題」は未解決のままで、全く試合に出場することはできませんでしたが、だからと言って、この1年間は、決して、僕にとって無駄ではなかった…ということです。「書類問題」は1年間解決しませんでしたが、僕は「書類問題は絶対、解決する。」と信じてやってきたし、最近では、チーム関係者の「書類作業は終わった。」との報告を受けて、その上で、真剣に「レギュラー獲得」に挑戦してきました。…もしこれが、「どうせ俺の書類作業は終わらないから、まあ適当でいいや…。」って姿勢で1年間を過ごしてきたのなら、得るものは無かったと思いますが、僕は「書類作業は、きっと解決する!だから、やれる限りの準備をしておく!」「書類作業は終わった!あとは、実力で監督に認めさせる!」という気持ちで、いつ、どこで、どんなチャンスがきても対応できるように、1年間、取り組んできました。だからこそ、今、僕は、「1年前より、明らかに成長した。」という手ごたえをつかんでいます。
     
     
     
     僕は、「考えに考えて、進路を決める。」ということが、めったにありません。これまで「日本→中国→アメリカ(イングランド)→ホンジュラス…。」と渡り歩いてきましたが、理想をもって、その都度ベストを尽くしていたら、考える前に、自然と道はひらかれてきました。今回も、それと同じ流れになってきているような気がします。自然に、自分の進むべき道が、導き出されてきつつあります。
     
     
     「嘘のような、本当の話…。その先には…??」
     
     さあ、どんな『道』が待っているのか!!!???
     
     こんな「ワクワク感」は、久しぶりです!!!!!!
     
     
     僕はこれからも、自分を信じて、前に進んでいきます!!!!!!!!
     
    21 oktober

    1週間後の「今」。

     
     昨日、レンカは練習試合を行いました。
     
     
     
     
     1週間前の「今」…。
     
     レンカは新監督になって、最初の対外戦(練習試合)を行いました。その練習試合に関しては、前々回の記事「『変えるべきか?』『変えないべきか?』…どうするYoji!?」でも書きましたが、今回また、より詳しく、1週間前の練習試合について書きたいと思います。
     
     突然、マチャドが解任され、「選手も8人、解雇になるらしい。」という情報が、レンカの中を飛び交っていました。みんな崖っぷちですが、試合に出場していない僕は、もっと崖っぷちです。そういう「極限状態」の中で迎えた、1週間前の練習試合でした。ましてや、新監督就任以来、初めての対外戦ということで、新監督に良い印象を与えなくてはならない、本当に重要な試合だったのです。
     
     試合前のミーティングで、僕は「第2GK」に指名され、「後半の頭。」からの出場を告げられました。「第2GK」に指名されたのは、マチャドの時には、ほとんど無かったことです(書類問題が最近まであったので、仕方ない面もあるのですが…)。もちろん、第2GKでは満足できませんが、与えられた役割の中で、最大限のアピールをする以外、生き残る道はありません。
     
     この試合会場には、時計はもちろん、得点経過を表示する掲示板すらありませんでした。あるのは、ピッチと、ゴールのみ(笑)。僕は「後半の頭。」からの出場を告げられていたのですが、「ハーフタイム前から、体を温めておきたい。」と思い、前半の途中から、「自主的」にアップを開始しました。アップに集中していたので、詳しい試合経過、時間の流れは分かりませんでした。……そこでやってきた、前半終了間際の、突然の「出場」。ホンジュラスには、僕ほど入念にアップをする選手は、ほとんどいません。ましてやレンカには、そういう選手は皆無です。だからこそ、新監督は僕のそういう姿勢を見ていて、あえて予定を変更し、「前半終了間際。」からの出場を告げたと思います。
     
     僕は「後半の頭。」からの出場予定でした。試合前の発表と違う起用法だったので、正直、ビックリしましたが、「プロなら、与えられた情況の中で、結果を出さなくてはならない。」と考え、あえて、そのことに関しては監督に問いただしませんでした。ただ、試合に出場する者として、試合の状況、時間の流れ…という最低限の「情報収集」はしておかなければならない…と考え、得点経過を他の選手に確認し、試合時間を、監督に聞きました。…で、前々回の記事にも書いたように、この「試合時間を聞いたこと。」が監督の怒りを若干、買ってしまう…という状況になったんです。…しかし、監督が「いけない。」と言うのなら、僕はそれに従いますし、何より僕は監督を尊重しています。
     
     …で、試合の方は、自分のミスではないとは言え、1失点してしまいました。自分のプレー内容自体は悪くはなかったのですが、その後の公式戦メンバーからは、外されてしまいました。しかし、これも監督の決断です。僕はそれを尊重します。
     
     
     
     
     ……こうして迎えた、「1週間後の『今』。」……。
     
     
     昨日の練習試合。
     
     
     僕はまたしても「第2GK」に指名されました。そして今回は、1週間前とは違い、試合前のミーティングで監督が「3人のGKが、90分間の中で、30分ずつ出場する。」と明言していたので、自分が出場の際、「試合時間を聞く。」という状況にならなくて済みました。1週間前、この「試合時間」のことに関して、新監督とはいろいろ話をし、僕は僕の考えの「試合時間を把握することは、重要。」という主張を一応、新監督にはしておいたのですが、まあ、だからというわけではないでしょうが、今回はちゃんと、試合時間を、監督の方から伝えてくれたので、良かったです。ただ、もし「試合時間」を告げられていなくても、それならそれで、やる覚悟は持っていました。
     
     
     …今回も1週間前と同様、監督に指示される前から、「自主的」にアップを開始しました。しかし、困るのが、誰も僕のアップを手伝ってくれないことです(笑)。新監督になってから、再び「GKコーチ」に戻されてしまった人物に、アップの手伝いを頼むも、断られてしまいます。ならばと、他のGKに頼むも、これも断られてしまいます。そんな~…。そこで、何とかフィールド・プレーヤーの内、1人をつかまえ、シュートを打ってもらい、アップの手伝いをしてもらうことになりました。
     
     …しかし、僕がアップをしていると、「まだ出場までたっぷり時間があるのに、何で今からアップしてるの??」「何のためのアップだよ??」と、ベンチに居るレンカの選手たちから、バカにされます。…まあ、仕方がないです。これまでも書いたように、レンカはまだ、本当の意味での「レベルの高い集団。」ではないのですから…。
     
     
     …周りの声にも負けず(笑)、どうにかアップを全う…。そして、予定通り「前半30分」、監督から「出場」を告げられます。
     
     
     1週間前の「今」……僕は1失点してしまいました。その失点に関しては、監督は、GKの責任ではなく「DFのミス。」と言いました。しかし、失点する時には、つねにGKが当事者として、そこには存在します。
     
     「今日は、何が何でも、無失点に抑える。」
     
     いつも、この気持ちはもってますが、今日は特に、無失点に抑えたかった…。
     
     
     
     
     そして……。
     
     
     
     見事、無失点に抑え、自分の役割を全うしました!!!
     
     
     実は、2度ほど決定的なピンチを招いたのですが、僕がこれをファインセーブで阻止しました。運もあったと思います。しかし、「無失点」という「結果」を出せたことは、自分にとっても、チームにとっても大きかったです。
     
     
     「30分間出場」、そして「無失点」という自分の役割を終え、監督から「交代」が告げられます。
     
     
     その時………。
     
     
     
     ピッチ内で一緒に闘ったレンカのチームメイトたちが、途中交代してピッチを去る僕に対して「拍手」をしてくれたんです。その中には、僕がアップをしている時、バカにしたり、茶化したりしていた選手もいました。
     
     
     これは嬉しかったです。何よりも、「レベルの高い集団。」とは言えない面のあるレンカの選手たちが、ピッチの中で、味方に敬意を持ち、1つになっていたことが嬉しかったです。僕がアップをしている時にバカにしたり、茶化したりしていた選手たちにも、少しは自分の「姿勢」が、伝わったのかな??…と思いました。
     
     
     そして、途中交代してベンチに戻った時、監督、コーチとガッチリ握手を交わしました。この時、やっと肩の荷が下りた…というか、ホッとし、そして、「充実感」と、「達成感」を感じました。
     
     
     
     1週間後の「今」……。
     
     
     確かなる「変化」が見られました。「成長」も感じました。つねに「変化」の無い、「成長」の無い人生なんて、空し過ぎます。「結果」よりも、この「変化」と「成長」が重要なんです。僕は未熟ながらも、つねに、何とか自分を「変化させよう。」「成長させよう。」という姿勢で、毎日を過ごしてきました。その「成果」は、わずかながらにですが、少しずつ出てきてます。そして、この「わずかながらの積み重ね。」が大きな目標達成につながることを、僕は、「プロ」という「夢」を実現させたことで、学んでいます。
     
     
     確かに、たかが「練習試合」かもしれません。しかし選手はみんな、練習試合とは言え「プレーが悪ければ、いつクビになるか分からない。」という極限状態の中で闘っています。そして、その「プロの厳しさ。」というのを、選手はみんな、2週間前の「マチャド解任」という出来事を見て、再認識しているのです。ホンジュラス・サッカー界の英雄的存在マチャドでも、昨季、圧倒的強さで優勝を成し遂げたマチャドでも、ある日、突然、「クビ」になる…。
     
     
     そんな毎日だからこそ、僕は、「結果」よりも、「変化」と「成長」を重要視して生きていきます。「変化」と「成長」があれば、「結果」は自ずとついてくる…という発想です。
     
     
     1週間後の「今」……。僕は確かなる「変化」と「成長」を感じました。だからと言って、今週末のリーグ戦のメンバーに選ばれるかどうかは、分かりません。確率的には、低いでしょう。けど、僕はこれからも、自分の「信念」に従い、「変化」と「成長」を続けていくだけです。
     
     
     
     何だか真面目なことを書きましたが、それとは裏腹に、結構、毎日を楽しんで生きちゃってる自分もいます(笑)。やりたいことを、やれているのだから、深く考えず、楽しんでやれば良いんです!!
     
     
     今日の晩ご飯は、何じゃろう~~~♪♪  (←しかも、「タダ」。)
     
     
     
     ちゃんちゃん。
    18 oktober

    大爆発!!

     
     いや~…。これだからサッカーは本当に分からない…。
     
     おととい、日曜日。
     
     新監督になってから、最初のリーグ戦。今季、ここまで6試合勝ち星の無いレンカが、アウェーに乗り込み、何と何と、
     
      「5-1」で大勝しました!
     
     
     もともとレンカは、これだけの力を持ったチームです。しかし、アウェーで「5得点」なんて、強かった昨季でも無かったことです。前回の記事で「レンカはわがまま者の集まり」と書きましたが、新監督はこの「わがまま者」たちをことごとく試合メンバーから外し、結果的には、それが功を奏した感じです。まあ、僕も外されてしまったのですが(笑)。…ただ、外した「わがまま者」の代わりに、今季、初めて試合メンバーに入った選手を、スタメン出場させて、その選手が2得点するなど、今回の新監督の采配は、まさに「ドンピシャ」でした。…ちなみに僕は「わがまま者」じゃないですよ(笑)。
     
     監督が代われば、何から何まで変わります。
     
     まず、変わったこと…。「試合メンバー選考基準」
     
     マチャドが監督の時は、歳をとっていようが、腹が出ていようが、走れなかろうが、守備が全くできなかろうが、わがまま者であろうが、とにかく「技術」が高い選手が試合に出場していました(特にMFにおいて)。ちょっと違いますが、簡単に言うと「ジーコ・ジャパン」のような感じでしょうか。
     
     そして、新監督マカラ…。彼の選考基準は、まず、第一に「走れる」ことです(まるでオシム!?)。新監督合流初日に、いきなり「3000M走」のテストを行い、「誰が、どれだけ走れるか。」を徹底チェックしました。そして、第二の選考基準は「規律」です。いくら上手くても、練習試合で得点しても、「規律」が守れない選手はメンバーから外しました。これにより、マチャドの時は不動のスタメンだった選手までもが、ベンチにすら入れない…という異様な状態を招きました。……が、チームは見事に「5-1」と大爆発しました。
     
     前監督マチャド、新監督マカラ、芸能人まちゃみ(笑)……誰のやり方が正しいかという問題ではなく、監督それぞれ、いろんなやり方があるということです。今回は、新監督マカラになって勝ちましたが、前監督マチャドの時は、昨季、圧倒的強さで優勝していますからね。僕としては、監督が代わって、いろんなやり方を経験できるので、自分にとっては凄くプラスになってると思ってます。「シーズン途中に監督解任」なんて経験、めったにできないので、本当、貴重な経験をさせてもらっていると思います。(マチャドには申し訳ないですが…)
     
     練習のやり方も、全くもって変わりました。前監督マチャドは、どちらかと言うと大雑把で(笑)、選手の疲労をあまり考慮せず、1ヶ月OFF無しで練習したり、試合の翌日もOFFを取らず練習したり、月~金(土)までキツい練習をして、週末の試合の日には「すでに疲労困憊」って状況も多々ありました(笑)。しかし新監督マカラは、週末の試合後は必ずOFFを取り、そのOFF後の2、3日間はキツい練習をするけど、その後は週末の試合に向けて、練習の負荷を落とし、試合で「ベスト・コンディション」で戦える調整を行ってます。以前、何度かこのブログでも書いた「超回復の原理」を、新監督マカラはちゃんと理解し、実践しています。この点においては、僕的には、前監督マチャドより、新監督マカラの方が良いです。…ただ、2人とも「ジョークのセンス」では、「芸能人まちゃみ」には敵いません(笑)。この点では、まちゃみの方が遥かに上です(笑)。
     
     
     チームは良くなってるように見えますが、未だに「火種」を抱えてるのも事実です。どうしても、新監督のやり方が気に入らない選手がいるのです。新監督に向かって「マチャドの時は、こうだった。今はなぜ、こうするんだ?」って言ったり、明らかにヤル気の無い態度で練習したりする選手がたくさんいます。今日も、新監督が「今日、明日は、午前2時間、午後2時間の2部練習をする。」と発表すると、「遠くからここまで通って練習してるから、2部練習になると、バス賃を払うお金も無いし、キツい…。」とたくさんの選手が主張し始めて、「ならば…。」と、新監督は、
     
     「午前2時間、午後2時間を止めて、午前7時~11時まで、4時間ぶっ通しで練習する。」
     
     ことにしてしまいました。ウソんんんんんんん!!???新監督いわく、「これなら2部練習の合間に家に帰る…ってことをしなくて良いから、バス賃も浮くだろう。」とのことです。
     
     よって今日は、立ってるだけでも死ぬほどの炎天下の中、「4時間」ぶっ通しで練習しました。本当に、死ぬかと思いました(笑)。けど、明日も今日と同じく「4時間ぶっ通し。」で練習することになってます。死なないために、ちゃんと帽子をかぶって練習しています。
     
     …僕としては、監督が「2部練習」って言ってるのだから、いろいろ事情はあるかもしれませんが、選手は監督のやり方に従うべきだと思います。何か新監督が発言するたびに、いちいち、いちゃもんをつける選手がいる……。いけません!!!
     
     
     …とまあ、こんな感じです。僕としては、今期中はとりあえず、レンカに残ってプレーするつもりです。今期中と言っても、もしプレーオフに進めなければ、あと「3試合」で終わってしまうのですが…。ただ、契約が残ってるし、今季中は責任をもってレンカでの任務を全うしようと思います。「1年契約」なので、来季の契約も実は残っているのですが、そこはまだ分かりません。もともと「ありえない!」ことだらけで、予測不可能なことばかり起こるホンジュラスで、先のことを考えること自体、ナンセンスです(笑)。大事なのは「今」です。
     
     
     …というわけで、「変えるべきか?」「変えないべきか?」と前回の記事に書きましたが、リーグ戦残り3試合が終わるまでは、「変えない。」ことになりそうです。「…なりそうです。」とは、迷っているという意味ではなく、僕はいかんせん「思い立ったら即行動」タイプの人間で、強い直感が働いた場合、どこかに行ってしまう可能性があるからです(笑)。これまで行ってきた、中国、アメリカ、イングランド、ホンジュラス…も、全てそうでしたからね。それに、ホンジュラス自体が「何が起こるか分からない。」国なんですから、先のことは誰にも分かりません。
     
     ただ、「変えるべきか?」という点においては、「今を大事にする。」という観点から、「今の自分の状況・状態の中で変えれるところはないか?」と考えた時、最近の自分のプレーは、味方となかなか噛み合わないことから、やや意識的にも「消極的」になっていたので、ここを本来の「攻撃的」に「変える。」ことにしました。「思い立ったら即行動」で、この点に関しては、今日の練習から早速、実践しています。そして、久々、本来の自分らしさを取り戻しました。
     
     
     依然として「新しいチャレンジがしたい。」という気持ちももっていますし、僕は、人が思いもよらない行動をするのが得意中の得意なので(笑)、これからも何が起こるか分かりませんよ~(笑)。
     
     
     今回、チームは「大爆発」しましたが、僕はまだ「不発弾」です。しかし、僕自身が「大爆発」する日も、近いような気がします。
     
     
     では!!!
     
     
     
     
     
     久々、
     
     今日の「ありえない!」~~「その11」~~
     
     
     これは「ありえない!」というか、ずっと、ありえて欲しいと思っていたことなのですが…、
     
     実は、
     
     以前、「チームが契約解除した、『毎日、最低6食の中から選んで食事できる』、天国のようなレストラン。」が………。
     
     
     何と、昨日から復活しました!!!!!!!
     
     
    ※レンカのチームメイトたちと、久々、このレストランで食事を楽しむ、Yoji!!!
     
     
    ※チームメイトも嬉しそう!?
     
     
    ※これが、今日の食事!!!!!たまりまへん!!!!!!しかも、全部「タダ」です!!!!!
     
     
     
    ※あまりの嬉しさに、アゴが外れるほど口を大きく開いて、チキンに噛り付くYoji。フガフガー!!!!
     
     
     やっぱりホンジュラスは「ありえない!」がある国でした。選手の必死の抗議により、ケチで有名なレンカの会長が(笑)、再びこのレストランと契約してくれました。
     
     「サッカーしてメシを食う。」とは、まさに、このことです(笑)。
     
     これで、体調管理がし易くなったと同時に、経済的にも楽になりました。
     
     ただ、ホンジュラスなので、いつ、また、この食事を失うか分かりません(笑)。
     
     だからこそ、「今」を大事にし、この食事を、毎日、とことん「幸せ」を感じて、味わって食べます!!!!!
     
     
     フガフガー!!!!!
    14 oktober

    さー、どうするYoji??…「変えるべきか?」「変えないべきか?」

     
     衝撃的だった「監督交代」から、早くも1週間が過ぎようとしています。
     
     チームメイトの中には、ホンジュラス人なら誰もが知ってる「ビッグ・ネーム」マチャドから、無名の監督に代わったことで、新監督に対して「半信半疑」「不満」の態度をあからさまにする選手も出てきました。こんなことがありました。とある選手が、こんな失礼な質問を新監督にして、バカにしました。
     
     ☆とある選手「監督、現役時代はどこでプレーしていたの?」
     
     ★新監督「オリンピア(←ホンジュラス最強チーム)で3年間…。」
     
     ☆とある選手「たったの3年??(笑)それなら、俺の方が選手としての実績は上だし、そもそも、あんたがオリンピアでプレーしてたってこと、俺、知らないよ。本当なの?」
     
     …これには、隣で聞いてた僕も、不快な気持ちになりました。この選手は、その日の練習後、新監督に呼び出され、厳重注意をされました。「解雇」も辞さないと…。
     
     
     ……もともとレンカは、「わがまま者」の集まりです。それが以前までは、誰もよりも実績のある、ホンジュラス・サッカー界の英雄的存在、マチャドが監督を務めていたことで、どうにか選手達も言うことを聞いて、まとまっていたのです。それが、マチャドが去り、「無名」の新監督が就任したことで、「わがまま者」達の本性が、一気に噴出してしまった感じです。練習を無断で休んだり、ふざけた態度で練習したり、監督の指示を無視したり、その様子はまるで「新任教師をいじめる、中・高生。」って感じです。本当に勝つ気があるのか!?
     
     
     …もちろん、そんな選手ばかりじゃありません。新監督を信頼し、より一層、やる気を燃やしてる選手もいます。僕もその1人です。
     
     
     新監督になり、紅白戦でレギュラー組のゴールを守る機会が増えました。マチャドの時は、僕がいくら、どれだけ良いプレーをしても、全くチャンスはもらえなかったので(まあ、最近まで「書類問題」があったので、仕方ないっちゃ、仕方ないのですが…。ただ、それ以上にマチャドからは、自分に対する信頼が伝わってこなかった)、新監督になってからの方が、練習に刺激があります。
     
     僕を含めて4人居たGKは、新監督になってから、マチャドがレギュラーとして今シーズンから起用していた「選手に復帰させたGKコーチ」を、「もう、コーチに専念してくれ。(新監督談)」と選手としてプレーさせないことになったので、GKは現在、1人減って「3人体制」となりました。
     
     
     さらに昨日…。
     
     
     新監督になってから、初の対外戦(練習試合)で、僕は「第2GK」として起用されました。もちろん「第2GK」では納得できませんが、先週まで、大木のように固く、全く動く気配の無い「第4GK」という地位を押し付けられていた自分にとっては、「第2GK」でも、凄い進歩です。選手の入れ替わりが最も少ないとされるGKというポジションにおいて、「4」→「2」と2つも飛び越えて昇格することは、普通、めったにありません。…しかも、この日の試合でも良いプレーをしたし、さらには、この日の練習試合のメンバーが、今週末の公式戦のメンバーに選ばれることが濃厚でした。
     
     
     …そして今日…。迎えた、公式戦「メンバー発表」。
     
     
     さー、どうなるYoji!?初の「メンバー入り」か!!?
     
     
     
     ……しかし、発表された「公式戦メンバー」の中に、僕の名前はありませんでした。(GKは2人選ばれるのですが、そこに僕の名前は無かった。)
     
     
     
     ………………………………。
     
     
     
     中国人的に言えば、
     
     「アイヨ………………………。」
     
     
     川平じぇい的に言えば、
     
     「パイィ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン……………………。」
     
     
     って、心境です。
     
     このメンバー発表がされた時、「え!?」と驚きの顔をして僕の方を見たチームメイトがいました。中には、僕は試合メンバーに選ばれてないのに、「Yoji、明日は13時に試合出発だからな。」と言ってきて、僕が試合に行くものだとばかり思ってる選手もいました。
     
     
     まあ、今はこうしてジョークが言えるくらい落ち着きましたが(笑)、この発表を聞いた時は、さすがにちょっとガッカリでしたし、「なぜなんだ?」と思いました。だから、新監督に聞きました。
     
     ☆Yoji「俺には、何が足りないのか?試合に出るためには、何が必要なのか?」
     
     ★新監督「Yojiは昨日の試合がいけなかった。」
     
     ☆Yoji「何がいけなかったのか??」
     
     ★新監督「昨日、出場する前、俺に『今、何分ですか?』って聞いただろう。あれがいけなかった。」
     
     
     …………んんんん??????
     
     
     実は昨日の試合、前半終了間際からの出場を告げられ、何分からの出場か分からなかったので、新監督に「今、何分ですか?」と質問したんです。それに関して新監督いわく、
     
     「あと何分とか、今、何分とか関係無く、出場を告げられたら、選手はただプレーすればいいんだ。」
     
     とのことでした。
     
     ????????????????????????????
     
     
     ますます、分からなくなりました(笑)。「今、何分か」、「あと何分か」は、選手にとっては重要なことなんです。例えば、あと5分って告げられたのなら、GKとしてDF陣に「あと5分だから、集中切らさず、守り抜こう。」と声をかけることもできます。「今、何分か」、「あと何分か」によって、チームとしての闘い方も変わってくるんです。しかし、それが「いけなかった。」と言われては……。それでも、新監督がそれを気に入らないとしたら、今後は気をつけるしかないです。…ただ、その説明をうけても今一、自分に何が足りないのか理解できなかったので、再度、質問しました。
     
     ☆Yoji「…ええと、だから、自分には何が足らないのでしょうか?」
     
     ★新監督「昔、コロンビアにはイギータというGKが居て、彼は………で、………だから、………で…………。」
     
     
     ??????????????????????????????
     
     
     いや、「イギータ」がどうか聞いとるんじゃなくて、「Yoji」はどうか聞いとるんじゃけど!!!????(笑)
     
     
     …よって、再度、こりずに(笑)質問しました。
     
     
     ☆Yoji「だから、俺が試合に出場するためには、何が必要で、何が足りないのか?それが分かれば、練習中からでも、そこに重点を置いて練習し、改善できるから…。」
     
     ★新監督「Yojiは良いGKだ。とにかく、練習を続けていくこと……。」
     
     
     ???????????????????????????????????
     
     
     それで終わりかい!!????(笑) 
     
     
     選手としては、これが一番、困るんです。「何が足りないのか?」「何が必要なのか?」…これが分からなければ、次につなげていくことができないし、より確実な成長ができません。
     
     
     
     ……そんなこんなで、今日は真剣に「変えるべきか?」「変えないべきか?」考えました。
     
     
     「自分が日本代表を目指す上で、本当にレンカに居て良いのだろうか???チームを変えるべきなんじゃないか???いや、変えないべきか????」
     
     
     先ほど、「今日は…」と書きましたが、実はチームを「変えるべきか?」「変えないべきか?」と考えたのは、「今日」に始まったことではありません。ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと前から、考えていたんです。
     
     
     
     昨年11月28日の記事「レベルの高い集団とは?」でも書きましたが、ここで言う「レベルの高い」とは、技術のみならず、人間性なども含めた、「全てのレベルが高い」ことを意味します。そして、この記事の最後に僕は、「レベルの高い集団と、そうでない集団の、一体、何が違うのか?」について、ホンジュラス最強チームの一つ、「マラトン」で過ごした経験をもとに、自分なりに考えて出したその答えを、
     
     「レベルの高い集団は、自分達の集団に『誇り』と『自信』を持っている。」
     
     「自分達の集団に『誇り』を持ってるからこそ、そこに居る仲間も『信頼』できる。」
     
     と書きました。これが、レベルの高い集団と、そうでない集団の、大きな違いだと……。
     
     
     こうして見た時、はたして「レンカ」は、「レベルの高い集団」と言えるのでしょうか???
     
     
     『誇り』を持っていれば、そして、良い人間性を持っていれば、上記したような、「まるで新任教師をいじめる、中・高生。」みたいな行動はとらないでしょう?レンカの中には、味方に敬意を持つとか、ジョークを言うにしても最低限の礼儀は踏まえるとか、試合中、味方同士で助け合ってプレーするとか、そういったものが、全て欠けています。つまり「レベルの高い集団」とは、とても言えないチームなのです。ちなみにマラトンは、この全てを兼ね備えていました。
     
     もちろん、「無いものねだり」はいけないし、今ある環境の中で、ベストを尽くしていかなければならないのも事実です。しかし、僕は「環境が人を変える。」というのを、身をもって経験してきた人間です。例えば、2004年に日本でサッカー環境を失い、「負のオーラ」に満ちたバイト先でバイトして過ごす生活を送っていた自分や、過去最高の「負のオーラ」に満ちたアメリカで、不条理なことだらけで苦しまされた自分が、「無いものねだりはいけない。今ある環境の中でベストを尽くす…。」と、そこ(「負のオーラ」に満ちた場所)にこだわって、そこから離れていなければ、間違いなく、今、プロになった自分は存在しません。
     
     
     今、レンカは「負のオーラ」に満ちています。「負のオーラ」に満ちた場所に居たら、絶対、「成功」はありません。いや、もし、ただ単に「どこでも良いからプロになってサッカーする。」のが目的なら、レンカで良いんですよ。しかし、自分の目標は「日本代表」になること。年齢も年齢だし、もはや、1分1秒とて、無駄にはしたくない……。それを考えた時、「はたして、このままレンカに居て良いのか???」と、どうしても考えてしまいます。
     
     
     
     …また、こんな話もあります。それは、自分の中の「ものさし」です。
     
     ホンジュラス最強チームの一つ、マラトンでプレーしていた時は、その「レベルの高い集団」において、自分は存在感を発揮できていました。錯覚だったのかもしれませんが、ホンジュラス代表選手達や、その他の国の代表選手達とも「差」を感じなかったし、堂々と自信をもってプレーし、120%の力が出せていました。自分の中の「ものさし」では、「日本代表との距離も、そう遠くない。」と感じていました。確かに、最終的にはいろいろあってマラトンとは契約できませんでしたが、あの時、自分の中の「ものさし」の基準が高かったのは事実です。
     
     
     それが、レンカに入団してからはどうでしょう?初めてレンカに合流した時、まだマラトンでのイメージが残っていて、正直「レベルは高くない。」と感じました。この時はまだ「ものさし」の基準が高かったんです。それが昨季、プレ・シーズンマッチで「15試合連続無失点」を達成してもチャンスは与えてもらえず、「書類問題」でリーグ戦出場の資格すらもらえなくなって、レンカの中に染まっていくと、それまで「レベルは高くない。」と思っていたものが、「いやいや、なかなかレベルが高い。」と思うようになり、しまいには、ちょっとした「脅威」すら感じるようにもなってしまいました。レンカのレベルが、急にずば抜けて上がった……ってことは無いはずです。知らぬ間にその中に染まり、自分の中の「ものさし」の基準が、じょじょに下がっていってるような気がして仕方ないのです。こういう経験は、サッカーの世界のみならず、おそらく、たくさんの人があると思います。
     
     
     2リットルの水を持っていても、1リットルの容器しかなければ、1リットルの水しか入りません。自分の可能性を否定したら終わりです。僕はマラトンに居た時、自分は2リットルの水を持っていると感じました。それがレンカという1リットルの容器の中で、1リットル、もしくは1リットル未満の水しか使えなくなっているような感じがするんです。もちろん、どんな環境に居ても「2リットル」の水を発揮するのが一流ですが、環境によって発揮できる力が変わってくるのも、これまた事実です。
     
     
     もちろん、レンカに居て良いこともたくさんあって、技術的には、マラトンに居た時より、成長してるでしょう。しかし、技術の成長とは対照的に、自分の心の中の「ものさし」で計ると、もはやマラトンは、遠い彼方の異世界くらいの距離を感じてしまいます。
     
     
     環境を「変えるべきか?」「変えないべきか?」
     
     
     今までの自分は、そこが「負のオーラに溢れた場所。」だと判断した場合、即座に行動を起こし、そこを離れ、理想の場所を追い求めてチャレンジしてきました。とことん攻撃的に……。そして、その精神こそが、「プロサッカー選手」という人生最大の「夢」の実現に導いたと思ってます。
     
     
     しかし、今の僕が難しいのは、「プロサッカー選手」という「夢」は、手に入れていることです(もちろん、明日の保障は無い世界ですが)。プロになる前は、プロになってないのだから、なりふり構わず行動して、何とかしてプロになる必要がありました。だからこそ、「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス」と渡り歩き、そのチャンスを追い求めてきました。しかし、今の僕はプロです。レンカを離れるとなると、今ある「プロサッカー選手」という状況まで、失いかねません。そして、「プロになること。」「プロチームと契約すること。」の難しさは、26歳にして初めてプロになった自分が、一番よく分かってます。「チームを変える。」と一言で言っても、とてもとても簡単なもんじゃない…。クイズ番組で例えると、
     
     「ここまでで止めたら、100万円、手に入るが、これ以上、続けると、1000万円、手に入る可能性がある。けど、もし続けて失敗した場合は、今ある100万円も失う。さあ、どうする!?」
     
     って状況です。ちょっと違うか?(笑)
     
     
     レンカから「1000万円(日本代表)」につながる可能性も、無くは無いし(ここで言う「つながる」とは、レンカに居て日本代表に選ばれる…という意味ではなく、レンカに「今」残留することで、その中から自然とまた良い縁に巡り合い、違うチャンスが来て、最終的に日本代表につながっていく…という意味です)、「幸せ」も感じてる。しかし逆に、今は「何かを変えなければいけない時期にきている。」ような気がして仕方がない……。
     
     
     よく言う、「サラリーマンが安定した仕事を捨てて、転職・起業する」時の心境が、何だか分かったような気がしました(笑)。まあ、僕の場合は、もともと「安定」はしてないのですが(笑)。けど、生活自体は、やっと最近になって、軌道に乗り始めてきてはいます。しかし…。
     
     
     「変えるべきか?」「変えないべきか?」
     
     
     さー、どうする!?
     
     
    ※マラトン時代の写真(昨年)。
     
     
    ※レンカでの写真(昨年)。
     
     
     
     
     何か思ったことがあれば、気軽にコメント下さい!!
    10 oktober

    激震。

     
     チーム(レンカ)内に激震が走りました。
     
     
     「監督マチャド、解任。」
     
     
     今日、ミーティングにて、チーム会長より全選手に報告されました。
     
     
     昨日のリーグ戦…。首位チーム相手にホームで1-2と逆転負けを喫し、これで、「開幕5試合連続引き分け」を含む、「6試合連続勝ち星無し」という状況に陥り、チームは「監督解任」という、荒療治に出ることを決断しました。
     
     レンカは「勝利」を義務付けられたチームです。ホンジュラス・プロサッカー2部リーグは、合計3つのグループに分かれてリーグ戦が行われるため、1つのグループで行われる試合数が少ない、いわゆる「短期決戦」の仕組みになってます。レンカが所属するグループには、合計6チーム所属しており、試合数は全部でわずかに10試合です。この10試合の中で、6チーム中2位以内に入らなければ「プレーオフ」に進めないのですが、レンカは「残り4試合」という状況で、2位との差が「勝ち点7」という、厳しい状況を迎えています。もう「自力」でのプレーオフ進出は無い状況です。
     
     
     この状況を変えるため、チームは「監督解任」という決断を下しました。
     
     
     正直、言って、メチャクチャ衝撃的でした。僕のみならず、チームメイト全員が、かなりの衝撃を受けてます。
     
     
     監督だけではなく、アシスタント・コーチも解任になったし、噂では、選手も大量に解雇になるようです。
     
     
     どういう理由があれ、僕はここまで1試合も出場できておらず、考えたくはないですが、そういう心配もせざるを得ない状況と言えるでしょう。プレッシャーはかなり増しています。
     
     
     …しかし……。
     
     
     
     僕はこの状況を、あえて、
     
     「チャンス」
     
     と捉えました。
     
     
     もし、このままチームに残ることができるなら、これは、今の僕の状況を変える大きな「チャンス」になります。前監督マチャドは、確かに素晴らしい人間性と、監督としての能力を持っていましたが、僕のことをなかなか評価してはくれませんでした。今シーズン開幕当初は、確かに書類問題があったので出場の機会はありませんでしたが、昨日の試合などは、先週、チーム関係者から「Yojiの書類作業は終わった。」と報告を受けていたのにも関わらず、マチャドは練習中から僕にチャンスを与えてくれず、自分に対する「信頼」が伝わってきませんでした。
     
     サッカーの日本代表を見ても、監督が変われば、選ばれる選手も大きく変わります。だから、今回の「監督交代」は、自分にとって、今の状況を変える絶好の「チャンス」だと捉えました。
     
     
     それに、こういうことはあまり言いたくはないですが、もしレンカでプレーできないことになっても、以前からいろいろ考えてる「作戦」が実行できるので、それはそれで、やはり、自分がステップ・アップし、成長する絶好の「チャンス」なんです。
     
     
     こういう状況の時こそ、一番、「成長」できます。その「チャンス」を与えてくれた神様に、感謝します。……本音を言うと、不安も少しありますが(笑)。
     
     
     そして、お世話になった前監督マチャドと、アシスタント・コーチのためにも、僕はこれからも精進していきます。それしかないです!!
     
     
    ※昨季は、圧倒的強さで優勝したレンカ。祝勝会で、優勝トロフィーを掲げる、前監督レオネル・マチャド。大型補強をした今季、「ドリーム・チーム」とも言える戦力を揃えたのに、まさかこんなことになるとは……。
     
     
    ※昨年の僕の誕生日。左がアシスタント・コーチ、右はマチャド。レンカの中ではこれで「お別れ」ですが、人生の中では、まだまだ関係は続いていきます。またいつか「縁」があって、一緒のチームでプレーしたいです。
     
     
    ※昨年のクリスマスに、マチャドの家に招待された時の写真。マチャドは現役時代、「ナショナル・リーグ(1部)・シーズン最多得点記録」を樹立しており(今もその記録は破られていない)、マラトンやホンジュラス代表でもキャプテンを務め、引退後は、2000年シドニーオリンピックに出場したホンジュラス・オリンピックチームのコーチを務めるなど、ホンジュラス国内では、知らない人がいないくらいの「ビッグ・ネーム」です。そんな人物が、全くおごらず、謙虚に生きるさまに、僕はたくさんのことを学びました。この恩は、自分が成長して返したいと思います。
     
     
     
     
     
    05 oktober

    忘れられない「時の流れ」と、「空間」~~(後編)~~「日本人が失いかけている『何か』がある場所。」

     
     どうも!お元気ですか?僕は元気123.45%です!!
     
     まず、先日、僕が出演した、広島「RCCラジオ」さんの番組が、無事、放送されたようです。
     
    ※10月2日(月)=「おじいちゃんの誕生日!!」の中国新聞・ラジオ番組欄。
     
     
     とりあえず、無事、放送され、ホッとしましたし、嬉しかったです。親はもちろん、知り合いや、現在、入院しているおじいちゃんもしっかり聞いてくれたようで、もう、こんなに嬉しいことはありません。まだまだ未熟ですが、今まで26年間、お世話になった家族や知り合いに、少しでも「恩返し」ができたかと思うと、
     
     「あ~…。『夢』を諦めず、サッカー続けてきて、本当に良かったなぁ…。」
     
     と、しみじみ感じました。
     
     これからも、お世話になった人々に喜んでもらえる「恩返し」が少しでもできるよう、日々、精進していきます!!!!
     
     
     
     
     …さて、久々に、我らがチーム「Lenca(レンカ)」の話をさせていただきます。現在、リーグ戦は5試合を消化し、我らがレンカは、何と「5試合連続引き分け」という、「珍成績」をあげております。昨シーズンは「開幕4試合連続無失点で4連勝」などで、一気に首位の座を勝ち取り、それ以降、最後まで首位の座を他チームに明け渡すことなく優勝しましたが、今季は、ここまで5試合、勝ち星が無く、「首位を追いかける。」という状況を迎えています。コーチは、「チームの規律が取れていない。」と、他チームが羨むほどの豊富な戦力が噛み合ってないことを、嘆いています。
     
     しかし、プラスに考えると、「5試合連続引き分け」は、「5試合、負け無し」でもあるのです。レンカはまだ、ただの1度も負けてません。これから勝っていけば、充分、プレーオフ圏内の「2位以内」に入れます。僕は全く悲観しておりません。
     
     一方、僕の「書類問題(就労ビザ手続き)」ですが、チーム関係者の話によると、
     
     「Yojiの書類作業は、全て完了した。」
     
     とのことです。
     
     しかし、もし就労ビザ手続きが完了したのなら、僕の手元に何かしらの書類なり何なりが届いてないといけないのですが、まだ、僕には何も届いていません。僕が持ってるのは、約3ヶ月前に会長から手渡された「これから就労ビザを間違いなく発行しますよ。」と、就労ビザの発行を証明する、イミグレーションからの手紙のみです。話によると、イミグレーションは僕への就労ビザ発行を容認していながら、未だに、就労ビザを作成してないようです。これが僕の手元に届かないことには、本当に、心の底から安心することができない…というのが、本音です。ホンジュラスなので、何がどうなってるのかよく分かりませんが(笑)、早く全てがスッキリして欲しいと、心から願ってます!!!
     
     
     
     さて、今日の記事は、前々々回(9月18日)の記事、「忘れられない『時の流れ』と、『空間』…。~~(前編)~~『冒険にいざ出発!!』」の続きです。今回は、過去最高「45枚」(!!)の写真と共に、僕がサン・アントニオで体験した特別な経験を書いていきたいと思います。
     
     
     
     山あり、谷あり、崖あり(!)…の道のりの末、ようやく辿り着いた、フラッコ(←レンカのチームメイト)の故郷、サン・アントニオ……。そこには、今まで僕が体験したことの無かった「時の流れ」と「空間」が存在していました。
     
     
     サン・アントニオは、小さな小さな村です。しかも、平地にある村ではなく、山奥の傾斜にできた村です。
     
     まず、空気が美味しい…。
     
     そして、早くも第一村人と遭遇しました(←某TV番組みたいですね((笑)))。
     
     「Hola(オラ)!!」※スペイン語で「やあ」の意味。
     
     挨拶すると、向こうも満面の笑顔で挨拶を返してくれました。
     
     フラッコによると、
     
     「サン・アントニオの村では、みんな、知らない人でもとにかく、合ったら誰とでも挨拶を交わすのが習慣なんだ。」
     
     とのことです。「いつでもどこでも挨拶」は僕の習慣でもあり、日本に居た時、東京のど真ん中で、見ず知らずの人に「おはようございます!」と満面の笑顔で挨拶したら、白い目で見られたことがある僕にとってみれば(笑)、このサン・アントニオの習慣は、最高です。
     
      
     ところが、またすれ違いざまに小さな子供に挨拶してみると、今度は、まるで「宇宙人」でも見るかのような驚きの顔をして、口を開けたまま、ボー…とされてしまいました。この時の子供の驚きの顔を僕が再現してみますと……
     
     ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓
     
     
     こんな感じです。どうも、この子供のみならず、ここサン・アントニオの人々は、「日本人」を見るのが初めてらしく、このように、驚きの表情を浮かべる人も居ました。
     
     
     フラッコの家に着くと、玄関前に、フラッコの奥さんのお母さんのおばあさんが座っていました。年齢は何と、98歳!!!元気にしゃべっていました。僕を見て、開口一番「Chino(「チノ」…スペイン語で「中国人」の意味。)!!」と言いました。ホンジュラス人はアジア人を見たら、まず「中国人」だと思う……の歴史は、これで、少なくとも98年間はあることが判明いたしました(笑)。
     
     
    ※フラッコの奥さんのお母さんのおばあさん。実は先日、残念ながら、他界してしまいました…。98年間の人生の中で、日本人を見たのは、僕が最初で最後だったようです。不思議な運命を感じました。
     
     
     この村の老人は、とにかく元気!!!キツい傾斜の山道を元気に歩くおじいさんに年齢を聞いてみると、「89歳!」と答えました。元気過ぎるぞ!!!僕でも歩くと疲れるような山道を、老人が平気で歩いている…。しかも、この村には病院のようなものは見当たりません。その中で、この元気さ!!大自然のパワーは凄いです!!
     
    ※これは、この村、唯一のタクシーです。バイク・タクシー!?運転手は昔アメリカに居たことがあるらしく、英語も話せます。
     
    ※フラッコの家の犬を洗ってあげるYoji。もう何年も洗ってなかったようですが、招待してくれたお礼に洗ってあげました。ゴシゴシ!!
     
     
    ※昼寝する、フラッコの犬。
     
     
    ※フラッコの家で洗ってもらい、干されたYojiのTシャツ。そして、その奥で昼寝するフラッコの犬。
     
     
     
    ※「馬車」ならぬ「牛車」!?牛の圧巻の大きさに、言葉を失いました。
     
     
     
    ※とある民家の前。子供が、さらに小さな子供の面倒を見ていました。ここの子供は本当にたくましい!!
     
     
     
    ※フラッコの家のハンモックで昼寝するYoji。ハンモックは日本では珍しいですが、ホンジュラスではごく一般的で、たくさんの人が持ってます。気持ちエエ!!一家に一台、ハンモック!!みなさんも、いかが??
     
     
     
    ※フラッコの家のトイレ。ドアがブチ壊れています。
     
     
     ここで、久々に「今日の『ありえない!!』~~(その10)~~」
     
     この「フラッコの家のトイレ」の中を覗くと……
     
       
     ↓  ↓   ↓    ↓    ↓     ↓    ↓
     
     便座が無い!!?
     
     これでは、「大」の方をする時は、どうすれば良いのでしょうか?また、女性はどうすれば良いのでしょうか???
     
     「空気椅子」のようにして、するしかないのでしょうか??
     
     実は、「便座の無いトイレ」は、ホンジュラスではよく見かけます。こうして、トイレの中で「空気椅子」をすることにより、ホンジュラス人の人間離れした身体能力は鍛えられていくのか……と、にわかに推理してみる今日、この頃でした…(笑)。
     
     
     
     
     ※とある民家にて。豚の子供が、とにかく可愛かったです!!しかし、豚は犬以上に、警戒心が強く、すぐに逃げて行ってしまいます。この写真を撮ってる時も、母豚が「ブヒヒー!!」と、僕を威嚇してきました。
     
     
     ※村にあるサッカー場。ホンジュラスでは、こんな山奥でも、サッカーは愛されています。とにかく、ホンジュラス人は、サッカーが大好きです。
     
     
     
    ※サッカー場でプレーする、サン・アントニオの村人達。観客も居ます。ホンジュラス人はとにかく、サッカーをプレーするのも、見るのも、大好きなんです!!
     
     
    ※サッカー場の横のコンクリートの上で、はだしでサッカーする少年たち。ゴールはホンジュラスではお決まりの「石」です。
     
     
    ※コンクリートの上の「はだしのサッカー少年」たち。みんな、明るくて元気です。赤いTシャツの少年が右サイドで鋭いプレーをしていたので、僕が「ベッカム!!」と呼んであげると、この少年は「いや、俺はクリスティアーノ・ロナウドだ。」と言い返しました。ベッカムを否定(?)するとは…。末恐ろしい少年です(笑)。
     
     
     
     
    ※とある民家にて。母犬の乳にしがみ付く子犬たち。母犬は、かなり辛そうです(笑)。
     
     
    ※必死に母犬の乳にしがみ付く、子犬たち!!!!
     
     
    ※犬、横に豚、ニワトリ、奥にロバ……。動物だらけの、サン・アントニオ。可愛い動物たちを見ていると、本当に心が癒されます。
     
     
     
    ※子犬と少年。ちなみに子犬を捕まえてる手は、僕の手です。
     
     
    ※フラッコと、フラッコの息子と。
     
     
    ※最初はフラッコと2人で村を歩いていたのですが、村の子供たちがたくさん付いて来て、いつの間にやら、こんなことになってしまいました…。ここの子供たちは本当に可愛いです。
     
     
    ※疲れて眠る豚。「ブヒヒ……。」
     
     
     
    ※「疲れて眠る豚」の横を歩く、子犬。豚を起こすなよー!
     
     
    ※とある民家にて。凄く、のどかです。
     
     
     
    ※フラッコの家のシャワー。屋外にあり、夜にシャワーを浴びると、むちゃくちゃキレイな星空が一望できます!!!この星空の美しさを、言葉で表現することはできません。「シャワーを浴びながら一望できる、百万ドルの星空」……最高の体験でした!!!(感動)
     
     
     
    ※フラッコの家で、子供たちと…。
     
     
    ※フラッコ・ファミリーと…。
     
     
    ※アメリカからのボランティアの人々。ここで薬を支給したり、病気の人を診てあげたりしているようです。全員、アメリカ人です(通訳を除く)。僕がここサン・アントニオに辿り着くまでの道のりのことを考えると、よくアメリカから、はるばるここまでやって来て、ボランティア活動しているな~…と感心いたしました。アメリカ人を、少し見直しました。写真を見ても分かりますが、ここに居るアメリカ人は、みんな良い顔をしています。やはり、このサン・アントニオの素晴らしい「空間」「雰囲気」の中で生活することによって、心がキレイにされていったのだと思います。
     
     
    ※アメリカのボランティアの人に診てもらうため、あるいは薬をもらうため、並ぶ、村人たち。朝から長蛇の列です。
     
     
    ※「この~木、何の木」!? 本当に美しかったです!!(感激)
     
     
     
    ※「この~木、何の木」の下で、楽しそうに話す村人たち。何だか、本当にのどかでエエ感じです。
     
     
    ※山を流れる川。
     
     
    ※「山を流れる川」の横で写真を撮るYoji。
     
     
    ※「山を流れる川」に飛び込む、村人…。 ウソんん!!!!??? 「あんたもやってみろ!」と言われましたが、僕にはできませんでした。(実は高所恐怖症です。)
     
     
    ※お気に入りの写真!!!「Yojiとロバ」!!!ロバは本当に本当に可愛いです!!!!見よ、この顔の長さ!!(←僕じゃないですよ((笑))
     
     
    ※ロバに乗っかるYojiと、集まった村の子供たち。とにかく、僕の一番のお気に入りは「ロバ」です。ロバは、馬と似てますが、性格が全然、違います。馬はわりと気性が激しいですが、ロバは基本的におとなしいです。だから、こうやって乗っかっても大丈夫なんです。僕は、「将来、絶対、ロバを飼うぞ!!」と心に決めました。ロバ最高!!!!
     
     
     
     
     
     そして、今回の一番のハイライト……。
     
     
     ここ、サン・アントニオには「天然温水」が湧き出てるらしい……。
     
     
     プログレッソに住み始めてから、「温水」に触れる機会が無かった僕…。普通のホンジュラスの家では、お湯は出ません。だからシャワーも、毎日「水シャワー」です。
     
     
     
     …なので、フラッコに「天然温水」の話を聞き、早速、行ってみることに!!いやー、楽しみじゃ!!!!!
     
     
     
     
     そして、辿り着いたのがここ…。川の奥に、何やら怪しげな洞窟が……。「天然温水」は、この洞窟の中にあるようです。一体、どんなのなのか!!??ドキドキ、ワクワクです!!!!
     
     
    ※洞窟の前で遊ぶ子供たち…。
     
     
     
     
     さあ、いざ洞窟に突入!!!!!
     
     
     
     
     そして!!!!!!
     
     
     ありました、「天然温水」!!!!!
     
     
    ※この、洞窟の天井から湧き出てくる水が、「天然温水」です!!たくさんの子供たちが…。「天然温水」大人気です!!!!しかし、ここまで来たからには、僕も負けてられません!!「天然温水」に突撃します!!!!ダー!!!!!
     
     
     
    ※フォーーーーーーー!!気持ちエエーーーーー!!!(左の上半身裸なのが僕です。)
     
     
    ※シャンプー片手に「天然温水」で髪を洗うYoji。「お湯」で髪を洗うのなんて、およそ半年ぶりでした(当時)!!!!「天然温水」万歳!!!!!
     
     
     なぜ、「洞窟の天井」から、「天然温水」が湧き出てくるのか???全くもって「謎」です。神秘的です。素晴らしいです!!(←「素晴らしい」以外に、この感動を表現する言葉が見つかりません。)
     
     
    ※ここからも、「天然温水」が湧き出ていました!!!そこに、こうして入らせてもらいました!!!(周りは、全然、知らない人達です。) 当時、すでに約1年半、日本に帰国しておらず、こうして「温泉(?)」に入るのは、それこそ「1年半ぶり」でした!!!気持ちエエエエ!!!!!!!
     
     
    ※こんな所からも、「天然温水」が!!!!!!ここにも入らせてもらいました。フォーーーーーー!!!!!もちろん、周りは全く知らない人達ですが、ホンジュラスではこのように、すぐに、誰とでも「アミーゴ(アミーガ)」になれます。……ところで、よく見ると、岩の上に人が…。そこからは飛び込むなよー!!(笑)。
     
     
     こうして、サン・アントニオでの、短い休日は終わりました。
     
     当時はシーズン中で、偶然にも3連休が取れ、こうしてサン・アントニオに来ることができました。そのシーズン中、僕は「書類問題」や、1年半も日本に帰ってなかったこと、厳しい練習などで、心身共に疲れきっていたのですが、ここサン・アントニオに来てみると、全ての心のモヤモヤは晴れ、身体の疲れも取れ、すがすがしい気持ちになりました。
     
     
     ここ、サン・アントニオの人々の生活は、とにかく「シンプル」です。「シンプル」だからこそ、「人と人との交流」が大事にされているようにも、僕には感じられました。「人と人との交流」というのは、当たり前のようで、実は、近代化してしまった日本では、その「大切さ」が忘れ去られようとしている傾向があるような気がします。いや、日本の慌しく時が流れる社会の中では、「人と人との交流」が仕事のための形式的なものだけになったり、「人と人との交流」がわずらわしいものになってしまうことさえあります。しかし、僕はここサン・アントニオに来て、「人と人との交流」の大切さはもちろん、「人と動物」「人と自然」の交流の大切さをも学びました。ロバと遊んでいる時の楽しさ、そして、天然温水に触れた時の感動は、おそらく、一生、忘れることができないでしょう。
     
     
     サン・アントニオの時の流れは、とにかく不思議でした。
     
     朝、まず、ニワトリの鳴き声、犬の鳴き声、ロバの鳴き声で目が覚めます。かなり眠ったと思っていたら、時計を見ると、まだ朝の4時!!そこで、上の写真の「ドアがブッ壊れて、便座の無いトイレ」に行って用をたし、再び寝ます。…で、目が覚め、かなり眠ったと思っていたら、まだ朝の7時!!そこで、近くの民家に行って、ロバを中心に、動物たちと遊びます。かなり遊んだと思っていたら、まだ朝の9時!!!そこでフラッコの家に帰り、サン・アントニオでしか獲れないという非売品の貴重なコーヒーを飲み、朝ごはんをご馳走になり、ハンモックで一休み……。結構、休んだと思ったら、まだ朝の10時!!!そこでまた外に繰り出して、大自然や、動物、そして村人と遊ぶ…。同じ24時間でも、日本の時の流れより、明らかに遅かったです。とても同じ24時間とは思えませんでした。本当に不思議な体験でした。
     
     
     同じ24時間なのに、日本とは全く違う「時の流れ」……。
     
     そして、大自然に囲まれ、動物いっぱい、元気でスレてない人々が集まる、温かい「空間」……。
     
     
     漫画「ジャングルの王者ターちゃん。」の嫁、ヂェーンが、「ニューヨークのトップモデル」という肩書きを捨てて、アフリカのジャングルに住み着いている気持ちが、何だか分かるような気がしました。
     
     
     そこで感じたことを言葉にするのは、今の僕では表現力が無く、これ以上、不可能です。それが本当に残念です。
     
     
     家族や、僕の日本人の友達をサン・アントニオに連れて行って、そこで「何か」を感じて欲しいと心から思いました。それくらい、素晴らしい所でした。
     
     
     僕はこの体験を、一生、忘れることができないでしょう……。